オファーがきたそうです。
やるんだな。
そういう気持ちです、僕は。
やるんなら、応援します。
勝手にね。
『青木真也』が大好きなんだから。
感情移入以上に冷静な僕がいます。

昨日は勤務明けで、朝から機種変更した古いスマホを買い取っていただきました。
そこの店主さんと奥様仲の良い関係が微笑ましかったです。
迅速・丁寧な素早い対応で安心して取引ができました。
思った以上の価格で買い取っていただきました。
妻は、3年前にガラケーからスマホに変えました。
電話できればそれで良いってタイプだったんですが、もうガラケーもなくなっていくと知ってスマホ変えたんです。
スマホにしてから、妻の親・姉妹とLINEで連絡したり、一日中ゲームしたりで重宝しているようです。
良かったなぁ思っていたら、数日前に「電池の持ちが悪い」と。
見たらもうバッテリーが寿命なんですね。
スマホの機種変更時期かもしれない。
「機種変更するか？」
「もったいないわ、どうしたらまだ使えるの？」
「バッテリー交換したら良いと思うよ」
それで、先程スマホを買い取っていただいたお店に改めて行く事に。
妻は勝手がわからず、僕に頼りっぱなし。
興味ないもんなぁ。
店主さんにお願いして、30分ほどお時間いただくとのことなので、店を探索。
外は大雨。
寒い。
二人して店から外を見る。
「洗濯しなくて良かったね」
お店には可愛いスマホケースが並んでいた。
それを二人で見る。
妻は「可愛い」とあるスマホケースを取った。
キャメル色のスマホケース。
妻の以前のスマホケースは一番安い透明のラバーケースだった。
透明だったが三年経てば汚れてくる。
タバコも吸わないが、ヤニのように黄色くなっていた。
妻はキャメル色のスマホケースを気に入ったようだ。
名前が呼ばれた。
バッテリー交換ができたようだ。
店の奥様が妻に説明してる間に、店主さんとお会計。
バッテリー交換とスマホケースを同時にお支払い。
妻は喜んでくれた。
店主さんと奥様が、購入したスマホケースを付けてくれた。
うん、良い感じだ。
お礼を言って、僕達は店を後にした。
雨は少しの間 止んでいた。

家に帰って、妻はずっとスマホケースを眺めていた。
「アンタに買って貰ったのって久しぶりやから」
そうだよなぁ。
もう50過ぎたらプレゼントとかお互いに買わない。
結婚記念日やお互いの誕生日に小さなケーキ買って食べるだけだもんなぁ。
妻は大事そうにしながらも、スマホケース持ってゲームをしている。
妻の性格だ。
ずっとキャメル色のスマホケースを使うだろう。
ボロボロになるまで。

青木選手の試合がどうなるのかわからない。
もう『勝ち負け』の問題でもないと思う。
思いっきり『青木真也』を魅せて欲しいと思っています。

妻がずっと使っていたスマホのラバーケースは捨てる事なく貰って帰ってきた。
そういう性格だ妻は。
使ってきた・やってきた事を意味なくしたくないのだろう。
ラバーケースは、そっと妻のカバンに納められている。
新しいスマホケースは、これからもお世話なっていくのだろう。
その妻のスマホケースの取扱い方見ながら、僕は青木真也選手の想いを重ね合わせていた。
古いものから新しいものへ。
やはり歴史は大事なのだ。
古い世界も大事だが、これからの世界も大切になる。
この先なんか見えないからこそ。
わからないからこそ。

今日も妻はスマホを触っている。
日常の生活。
当たり前だからこそ、大切にしていきたい。
そして普段通りに。
青木選手にとっての『格闘技』もそうなのかもしれない。
そして『プロレス』もだ。