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矜持。

24時間勤務中です。
昨日の夜から交通外傷の緊急オペが始まって、大暴れしていました。
何度も搬送の繰り返し。
何度も電話が鳴る。
やっと落ち着いてきたところです。

昨日、読ませていただきました。
素晴らしいと思いました。
是非、読んでほしいです。
今、バランスが本当に狂っていると思いますから。
所詮『客』なんですよ。
客って言えるのは演者であって、僕達が言うもんじゃないんです。
鈴木秀樹選手の話題になっていました。
嬉しかったですね。
あの時、会場にいました。
鈴木秀樹選手が両国のメインをしたいという事で、デスマッチ主体の大日本プロレスさんに一鉄を打ったんですよ。
問題を作った。
じゃあ、デスマッチのメイン選手とストロングのメイン選手の鈴木秀樹選手とタッグながら試合して勝った方がメインってなったんですよ。
その両国も行く予定していたんですが、その試合が決まったら急遽 淡路島から東京まで行きましたから。
観たくって。

後楽園ホール

おもしろかったんですよ。
そしたら両軍がエキサイトして、無効試合になるんです。
大ブーイング。
鈴木秀樹選手にです。
デスマッチの大日本プロレスですから。
そしたら鈴木秀樹選手が本部席に来てマイク取るんです。
それでも大ブーイング。
「しょっぱい!」って声が飛びます。
「黙れ!今、しょっぱいって言った奴は俺の目の前で言ってみろ!殺してやるから!」って。
もう大興奮ですよ。
イノキ・イズム。
謝っちゃダメなんですよ。
客に媚びるなです。
殺すぞ!ですからね。
その試合後、すぐに売店行って鈴木秀樹選手に「良かったです!」って言ったら「そうですか」って大笑いしていましたから。
かっこ良かった。
昔、新日本プロレスも大暴動があって、客が帰らないんですよ。
納得いかなくて。
最後には猪木さんも出てきたら、謝るどころか「ありがとう!」って言うんです。
それでまた客は激怒ですよ。
猪木さんは、いつも「謝ったら終わりだぞ」って言ってた。
そのまた昔、WINGって団体があって、選手の大勢がリングで土下座したんですよ。
それを知った長州力さんが激怒して。
「何やってるんだ!」って。
そういう事です。

鈴木秀樹選手のエピソードで笑ったって書いてる人がいて、ガックリきたのです。
バカにしたのではないのでしょうが、こちとら本気で鈴木秀樹選手の応援してるんだから。
僕まで、いや 鈴木秀樹選手までバカにされたような感じがしたんです。
よく考えたら、そこまで思っていないんでしょうね。
理解もしていないんでしょう。

これまた激怒でしたね。
宮田さんに。
って、いっても謝るな!と思って。
マスコミに謝るな!ですよ。
誰に飯食わしてもらってるんだって。
マスコミ先導なんて、糞くらえだ。
今の選手は勘違いしていますよ。
取材してもらうのが嬉しいなんて、ダメ。
記者がえらいんじゃないんですから。
また昔、前田日明兄さんがパンクラスを批判したんですよ。
「潰す!」って。
そしたら当時、週刊プロレスでライターやってたヤスカクさんがパンクラスを応援していたんです。
ヤスカクさんは「前田日明さんの発言は許さない・これからリングス・前田日明の取材は拒否させていただきます」って。
マスコミが・記者がですよ。
何 勘違いしてるんだ!ってもう僕は大激怒ですよ。
そんな事もあった。
コタツ記事が優先となったSNS時代のマスコミなんかに謝っちゃダメだ。
選手が堂々としてなきゃダメでしょう。
矜持がないとダメです。
今は、当時の記者や関係者が何でもゲロする時代です。
悲しい。
猪木さんは何も言わなかった。
長州さんも今じゃ優しいおじいさんって感じですけど、プロレスの事は殆ど言わない。
語らない。
素晴らしいと思います。
自身が歩んできた・やってきた事に誇りを持ってるからだと思います。
それは『仕事』だったから。
その仕事に、僕達は虜にされたんですよ。
一生懸命に闘われたから。
それに嘘はないはずだから。
今の選手にも、それぐらいの誇りを持ってほしい。
567過で「ギャラは要らない!」って言った某RIZIN選手もいたけど、そんなの美談でも何でもないですから。
『プロ』じゃない。
勘違いするなって事です。

僕も今から、勤務経過をPCに打ち込んで仕事に励みます。
これが僕の『仕事』だから。
矜持を持って。
だからこそ僕は、試合を観戦するんですよ。
プロレスを。
だってリングは『非日常』『非常識』なんだから。



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