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【音楽・MV布教部屋②】大好きなセブチ曲 11選

こんにちは、mnです。
ようやく冬らしい冷え込みが訪れている今日この頃ですが、皆様の地域はいかがでしょうか?

起床後の白湯、いいですよ。

今回は、私が丸5年以上応援しているセブチことSEVENTEENの楽曲の中から、個人的に「これ大好き!」且つ「世間的には知られていないであろう隠れた名曲」をご紹介したいと思います。
まあ、私の好きな曲の傾向が「世間一般の知名度としては低いかも?」と思う曲揃いだったということもありますが…前提として、今回はタイトル曲を1曲も含んでおりませんのでご了承ください。

今回は全11曲と、それなりなボリューム感でお届けします。末尾にApple Musicのプレイリストを貼りつけていますので、ご興味ある方は是非ライブラリに加えてやってください。

それでは行きましょ~!




大好きなセブチ曲 11選

私の好みの傾向を予想しながらご覧いただくと面白いかもしれません、なんてね。

Drift Away (떠내려가)

CARATの皆様は一斉にユンジョンハンのトネリョガ詐欺を思い出したのではないでしょうか。これぞまさにファンしか知らないであろう名曲 of 名曲。相手の素性がわからなくても、「好きな曲は?」「トネリョガ」って言われたら全力ハイタッチ案件です(は?)。
なんだかんだでこういう素朴で穏やかでアコースティック調な曲が一番落ち着くんですよね。こうしてぼーっと聴いていられるからこそ、この瞬間の心地よさのようなものも時間と共に流れていくんだなぁって思わされる曲です。ひと息つく際は、温かいコーヒーやお茶のお供に是非トネリョガを。

[MelOn Premiere Showcase] SEVENTEEN(세븐틴) _ Drift Away(떠내려가)

本当に各々の歌声の個性がバランスよく配置されてますよね。ボカチ(ボーカルチーム)でもなくヒポチ(ヒップホップチーム)でもなく、ライン(同い年)でもなく…てかハオ(THE8)がいる?!となったのを今でも鮮明に憶えています。こういう「ユニットでもラインでもない謎メンツ選抜」大好物なので、またいつかステージを見せてほしいなぁと心の底から願っています。伏線回収に関しては、イスルライブの尺ではまだまだ満足してないのでね。


Still Lonely (이놈의 인기)

ポップな曲調とは裏腹に空虚さやどことなき物悲しさを歌った歌詞にグッときた曲。元々「キャッチーで聴きやすい曲だな~」としか思っていませんでしたが、歌詞を調べてびっくり。「今のこの人気は無くなる気配がないのに、人気が高まるほど僕の胸は空っぽになって虚しさばかりが募っていく」(ざっくり要約)という文脈に共感出来なさそうで理解できるのが不思議な魅力です。半現実であり半幻想な、少女漫画のイケメンのような立ち位置(?)が妙でありつつもこのバランス感が癖になるんですよね。歌っているのがアイドルだから言葉の重みも尚更。
絶対世間が疎いだけで、いざ聴いたら結構ウケ良いと思うんですがいかがでしょう?こんな名曲、隠しておく方が勿体無いからね。

[MelOn Premiere Showcase] SEVENTEEN(세븐틴) _ Still Lonely(이놈의 인기)

シノ(ホシとディノ)がシンメなのも、サビがウジさんで爽やかなのも、各パート(歌・ラップ)をメインメンバーでしっかり固めてきているのも、親しみやすい顔ズ(命名:私)なのも本当に最適解すぎて好き。
個人的にはクユズ(96年組)が全員集合しているのが超嬉しい。あとボノニの表情演技が本当に大好き。表現したいことが全部伝わってくるので。


Habit (입버릇)

ボカチの歌声の良さを堪能するならこれでしょう。こちらは何かにもがき、噛みしめ、踏みしめるような力強さが魅力のサビが醍醐味です。別れた相手に対して焦がれに焦がれ、相手の名前を呼ぶ癖が抜けず苦しみ、いっそ自分より苦しんでくれたらいいのに…と歌う歌詞に、相手への恐ろしいほどの執着が窺えます。
一定的で大きな差異のない伴奏が「相手または世間の日常性」を表現し、そこに「口癖が抜けない自分の中の葛藤」が歌声とサビのティンパニ(?)で表現されているように聴こえて強く印象に残ります。ハマる人はハマる曲。歌詞はとりあえず和訳にひと通り目を通すことをおすすめします。


Say Yes (SAY YES)

メインボーカルのドギョムとスングァンによる珠玉のデュエット曲。2人の声の良さを堪能するならこれで決まり。ピアノのシンプルで繊細な伴奏が、曲の主題である未練や後悔、愛情、儚さをより一層引き立てます。2番になり楽器の数が増えると、底から湧き上がる感情が溢れそうな様子が窺えてこれまたエモい。日常曲ではない分、ふとした時に聴きたくなるんですよね。
あるはずのない記憶が掘り起こされ、彼らからの恋しさを浴びて胸いっぱいになる幻覚曲でもありますので、服用は量と回数を守ってご利用ください(何言ってんだ)。


Fast Pace (빠른 걸음)

このシックで異国の風が香るような芳醇な曲調が好きで好きでたまらないんですよ…。そこに乗っかる低音の深みから感情の翳りを感じられるボーカル、サビで奔放に奏でられるフルートの音色まで、クラシカルでありながらもまるで民族音楽のような独特な雰囲気と気合を感じられてとても染みます。辺りが黄金色に染まる秋、牛が放牧されている草原の一角で演奏してほしい。衣装は白シャツにサスペンダー付きのスラックスと革靴、カウボーイハットで(妄想癖甚だしいな)。
この曲に限らずセブチの曲って歌声の配置が本当に完璧で、クセがクセに聴こえないんですよね。可愛らしい風貌でこういう曲をそつなく消化するカリスマ性にも心底脱帽です。

[SHOWCHAMPION] 세븐틴 - 빠른 걸음 (SEVENTEEN - Fast Pace) l EP.209

このステージ映像が本当に好き。ずーっと真顔なのと、スロー(ゆっくり動く優雅さ的な)の動きが多いのでひたすらに目を奪われる感じがします。パッと止まる動きとの緩急もすごく正確で美しいし、メロディーラインに合わせた音ハメっぽくなっていて洗練されている印象です。本当に本当に大好きな曲なので、またパフォーマンスしてくれと切に願っている曲のひとつです。


Don't listen in secret (몰래 듣지 마요)

ボカチの曲でお気に入り暫定一位がこの曲。不安げで頼りない弱々しい入りから始まり、2番でもがくような推進力が加わり、最後にはメボの2人のハーモニーと共に心底から力強く歌い上げるという構造にストーリー性を感じるところが特に好きなポイント。
イントロからピアノが切なくも美しくて、そこに息多めの震えた歌声が加わることで歌詞の感情がダイレクトに入ってくるところが本当に大好きです。
衰弱したような1番を経て2番以降に力強い歌声が入ってくるところからは、それまでの「こんなに弱った自分が情けないし、君に知られたくない だからこっそりとでも聴かないでほしい」という気持ちから、「本当は今の僕の気持ちを君に知ってほしいし、また一緒にいたいと思ってる だから本心では、君がどこかでこっそり聴いてくれてることを願ってる」っていう意味に変化したんじゃないかと想像して切なさ加減を愉しんでいます。ゆったりした曲調にだんだん楽器が増えて壮大になっていくところもまさに感情の昂ぶりって感じがしませんか?
今のところこれが一番好きっていう同士に会ったことがないので、是非一度貴方にもジャッジしていただきたく存じます。(歌詞動画で意味を見ながら聴くと尚良いかと)(熱入りすぎ)


I Don't Know (글쎄)

重たい雰囲気からの嘆きのようなサビパートに人間味を感じる曲です。これは曲が生かされている。底から湧き上がる精気を感じます。
これは本当にいつどこでも聴ける私の心のテーマソングです。普段あまり低音を聴くことのないメンバーの歌声や、パートごとの末尾の余韻を楽しめます。コーラスの声色もお洒落ですよね。無理にテンションを上げて聴く必要がないのも、疲れやすい私的には非常に重宝しています。
おすすめは夜の列車や車の後部座席から聴くこと。車窓から景色を眺めながら感傷に浸るもよし、ぼーっと何も考えずに聴くもよし、聴きながら寝落ちするもよし。この曲が、疲れたあなたを優しく包み込んでくれることでしょう。


Fronting (표정관리)

うわあああああああああ大好き。これは反則です。ヒポチとホシウジっていう組み合わせが既に大天才なのに、パートごとの棲み分けが上手すぎる。
キャッチ―なイントロから始まり親しみやすい歌声が聴こえ、ラップで畳みかけたと思ったらまた一緒に楽しめるパートが入ってきて、極めつきにはラスサビ前でウジさんのラップが聴けるというウジペンにとって最高のご褒美が…!
本当にこの曲は全てが万能すぎて最高。エキスパート揃い。とりあえず迷ったらこれ聴いて。セブチにハマりそうな人がいたら、タイトル曲の中にひっそりとこれを混ぜてあげて。嫌いな人いないに等しいでしょ、これ。
余談ですが、セブチにハマりたての頃の私はYouTubeに転がっているありとあらゆるセブチのプレイリストを聴きまくっていたんですね。その中で毎回「あ、やっぱこれ好き」と思っていたのがこの曲でした。これが運命ってやつ?もうこれは人生の相棒決定です。

【日本語字幕/和訳/歌詞】표정관리(Fronting/表情管理) - SEVENTEEN(세븐틴)

ホシくんの幼馴染感、ボノニのやんちゃ感、ミンギュの初心(ウブ)感、クプスの激重リア恋感、ウォヌのしたたか(?)感、ウジさんの友達以上恋人未満感、全てが最適解すぎてしんどい。そんでもってリア恋拗らせるような歌詞を平然と歌い上げる彼らに俺らCARATは勝ち目がございません。あざっした。
まだ一般にいそうな雰囲気且つインディーズっぽい舞台セットにもかかわらず、自分たちの魅せ方でこちらを魅了する技量がすごい。ただただ完敗。


Crazy in Love

曲調もさながら歌声まで、狙った様子もないのになぜこうも艶やかに聴こえるのでしょうか。脱力感と浮遊感がありつつもだんだんお互いに引き込まれていくような、まるで惑星と衛星のような引力関係を感じます。
個人的に好きなポイントは、声が全体的に穏やかでファルセットパートも多いところ。ふわっとフィルターをかけたような包囲感(?)でこちらを安心させて引きずり込もうっていう魂胆ですか?(一旦黙ろうか?)
「僕は君を信じてる 疑ったりしない 過去、今、未来も」なんて言われたら、そりゃあもう「じゃあ私も…」とならざるを得ませんよね?(何言ってんのこいつ)(一旦脳みそと声帯どこかに置いてきて?)幻覚を聴きたい人、全員集合。

[Show Champion] 세븐틴 - Crazy in Love (SEVENTEEN - Crazy in Love) l EP.230

ウォヌの羽ペン解釈一致すぎ~!!別のステージでは眼鏡をかけてるんですがそれもまたいいんですよ是非見てください(早口)。やっぱりストーリーテラーは際立たせてなんぼですよね。
あとセブチのダンスで特に好きなのが、塊(?)で動いてくるところ。一人で動いている部分ももちろん華があって好きですが、他のメンバーが一人を取り囲むように配置されているパートでは華やかさが増してお気に入りです。何故かと聞かれると…多分そのパートの世界観みたいなものに引き込まれやすくなるからかもしれません。これぞ大所帯だからこそできる技。セブチは本当に魅せ方の宝庫ですよね。


Space (끝이 안보여)

ヒポチとドギョムのユニット曲。落ち着いたイントロかと思えばかなりアップテンポでドラムも強めで、どうにも「終わりが見えない」と歌っているようには思えない第一印象だと思います。しかしこのアンバランスさこそが浮遊感の正体ではないでしょうか(と私は感じております)。
練習生時代からデビューしてからもずっと休まず進んできたけれど、ふと我に返ると自分の本来の意思や目的、存在意義、将来への不安などで悩んでしまうという、キラキラアイドルから滲み出る人間らしさのようなものが込められた歌詞がまた良いんですよね。スター街道の入口を目指す中で、まだ齢20歳前後の彼らが経験した苦労を私たちは計り知れないでしょう。
あれから時を経て世界中にファンを抱えるスター集団へと成長した彼らは今、どんな感情を抱いているんだろうか。是非そんなことも想像しながらお聴きください。


NO F.U.N (NO F.U.N)

セブチでも類を見ないような怒りの曲。相手女性の素性を知ってしまい、突き放そうとあれこれ言い分をぶつける歌詞が新鮮でカッコいいです。この手の曲は本当にラップが映える。より男らしさが強調されるといいますか、マジで嫌なんだろうなっていう地声感(?)がとても良い。これはヒポチ優勝曲では?と思っているのですがいかがでしょう。そうしているとキャッチ―なサビになって「緩急~ッ!!(好)」となるので感情が忙しい。意地でも弱々しさを見せまいと声を張り上げているメボたちも好きです。
あとはパーカス(打楽器)の音程で曲全体の明暗が印象付けられているので、そちらも耳を澄まして聴いていただくと何度でも楽しめると思います。厳かな雰囲気、出てません?本当によくできてる曲ですよ、マジで(何様?)。あ、あとSVTの時の軍服パフォーマンスが最高なんd(以下略)。
この良さは言葉で説明しきれないので、是非次の動画をご試聴くださいませ。カムサムニダ。

MBC Starshow360 SEVENTEEN (세븐틴)- NO F.U.N (Kingsman version)

はぁ…もうダメです…俺がご臨終です。黒ジャケットを翻す姿があまりにも「ショー」すぎて好き…。きっと私はあどけない顔したアイドルの「ダンディ」や「シック」「クラシカル」コンセプトに弱いんだと思います…。
あと、サビのステップが本当に綺麗に揃ってて好きです。本当に音ハメの天才ですよね、彼ら。小道具である傘の使い方も本当に秀逸。セブチの魅せ方の良さはやっぱりミュージカル調なところだなって再認識しました。


こちらにプレイリストを貼っておきますので是非ご活用くださいませ~。


あとがき

11曲の紹介は以上になります。長らくお付き合いいただきありがとうございました。

キャプション長くてミアネヨ。

楽しんでいただけていたら幸いです。
CARATの皆様には、私の好みの傾向が大体ご理解いただけたかな~と思います。ご自身の好みと比較していかがでしたか?

一部解像度高めでお送りしましたが…演者の意図がこちらに伝わっているという証拠ですよね!素晴らしい!(ということにしておきましょう)

^_^ ← この絵文字好きです。

余談になりますが、友人にこの下書きを見てもらったところ、2017年までに発売したアルバムの曲しか含まれていないことが判明しました。しかも異常な「Love & Letter」と「Going Seventeen」率。私がセブチにハマったのは2018年の夏なので、如何に懐古厨かがお分かりいただけると思います。自分が一番びっくりしてます。でもやっぱりこの頃の哀愁めいたアコースティックな感じ大好きなんだもん…。

いつも心臓を捧げて聴いてます。進撃の巨人は全く知りませんが。

最後になりますが、この投稿を書く上で「あれも本当はおすすめしたいんだけどBPMがな…」「ちょっと流れ的にこれは飛びすぎてるかも…」と思って除外した曲がこれまた山ほどあるんですね。なのでそれらを供養する投稿をまた別で作成したいと思います。どんな曲が入るか、是非予想しながらお待ちいただけると嬉しいです。

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。最後までお付き合いいただきありがとうございました~♪

終。


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