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2022年6月 たまには海を摂取

オープン準備中の観光案内所でパンフレットをもらい、和歌山駅近のカフェでバスの路線図と観光マップを突き合わせて5箇所の神社仏閣を巡る計画を立てた。2022年初めての遠出だった。歩きまわると汗ばむような日で、バス停を探せるか間に合うか、そこそこ歩いたけど本当にこの道で合っているのかと少し気を揉みつつ到着した先に、またも高い石段が待っていたりした。しかし、どこからも海が見えた。この日は淡く静かな内海の様子だった。和歌浦天満宮の牡蠣殻を思わせるような石段を登ると海からの風が吹いていた。木のベンチに座って涼みながら、たまには海を摂取した方がいいのかもと思った。いくつもの風鈴がうるさいぐらいに鳴っていた。
この日はじめて、貴志川線が「たま駅長」の電車だと知ったので、午後は可愛らしい電車に揺られて休息しつつ、終点の駅で昼寝中の三代目たま駅長を見て戻ってきた。さっぱり系の和歌山ラーメンを食べて、海のない旧都に戻った。

紀三井寺
紀州東照宮
和歌浦天満宮



和歌山電鐵貴志川線


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