見出し画像

ツイッターから引越し?

イーロン・マスク氏は2022年10月27日、ツイッターの買収手続きを完了。ツイッターが買収された後、多くのユーザーが代わりとなるSNSを探している。マストドン(Mastodon)の利用者が爆発的に増加したことで、写真や動画のアップロードができないなどサーバーの不具合が報告されている。マストドンは、ドイツ人プログラマーのEugen Rochko氏が2016年に立ち上げたソーシャルメディア。イメージキャラクターにも使われているマストドンは、約4000万年から1万1000年前に生息していたといわれるゾウやマンモスに似た大型哺乳類。マストドンの仕様はツイッターに似ているが、サーバーは複数存在する。オープンソースのソフトウェアなので、誰でも自由に「インスタンス」と呼ばれるサーバーを立ち上げることができる。職業や趣味、地理など様々なテーマをベースにした膨大な数のインスタンスが存在し、管理者は独自のルールを設定している。申請するだけで参加できるインスタンスもあれば、管理者の承認が必要なものもある。投稿できる文字数は500文字で、広告は表示されない。マストドンでは、投稿は「トゥート(スラングではオナラを意味する)」、再投稿は「ブースト」と呼ばれる。タイムラインには「ローカル」と「連合」があり、ローカルは自分が所属しているインスタンス、連合には連合関係にあるインスタンスの投稿が表示される。

ツイッターの創業者であるジャック・ドーシー氏は、2019年に分散型SNSプロトコル「Authenticated Data eXperiment(ADX)」を開発する「Bluesky」を立ち上げた。2022年10月18日には、ADXの「AT Protocol」への改名とSNSアプリ「Bluesky」の開発を発表している。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?