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海に浮かぶピラミッド?

米海軍の最新鋭駆逐艦「USSズムウォルト」が、2022年9月26日に神奈川県の横須賀に入港。第7艦隊の第15駆逐戦隊が拠点とする横須賀基地に配属された。ズムウォルトは、49歳で史上最年少の将校・海軍作戦部長に任命されたエルモ・ズムウォルト・ジュニア大将にちなんだ艦名で、ゼネラル・ダイナミクスの子会社・バス鉄工所(Bath Iron Works)で建造され、2013年10月に進水、2016年10月に就役した。「ズムウォルト級」ミサイル駆逐艦の1番艦で、高度なステルス性能を持つ。全長183メートル、満載排水量(水上に浮かぶ船が押しのける水の量)は1万6000トンで、世界最大級の駆逐艦。ロールス・ロイス製のガスタービン発電機、MT30を2基とRR4500を2基搭載し、最大速力30ノット(約56キロ)で航行する。ズムウォルト級は、32隻の建造が計画されていたが、1隻あたりの建造費が約80億ドルに膨れ上がったため、開発の過程で3隻に減らされた。2023年には、ロッキード・マーチン製の極超音速ミサイルの搭載を可能にする改修が予定されている。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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