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戦闘用ドローン

アメリカ空軍研究所(AFRL)は、開発中の戦闘用ドローン「XQ-58Aヴァルキリー」が、2021年3月26日に行われた飛行試験で、機体内部のウェポンベイ(爆弾やミサイルなどの収納スペース)からArea-I社製の小型無人航空機「ALTIUS-600」の射出に成功したと発表した。XQ-58Aは、クラトス・ディフェンス&セキュリティ・ソリューションズ(NASDAQ:KTOS)が開発した高亜音速(音速に近い速度)での飛行が可能な無人航空機。AFRLのLCAAT(Low Cost Attritable Aircraft Technology)portfolioに分類される最小限のコストで最大限の実用性を提供するように設計されたドローンで、2019年3月5日にアリゾナ州のユマ性能試験場で初飛行した。アメリカ空軍は、XQ-58Aような無人機を、編隊を組んで飛行し有人機をサポートする、AIによる自律無人航空機と位置づけている。

ノースロップ・グラマン(NYSE:NOC)が開発し、2011年に初飛行した自律無人航空機X-47Bは、2013年に空母からの発着艦を、2015年4月にはOmega Aerial Refueling Services社が運用する航空機からの空中給油に成功している。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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