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4月のできごと

久しぶりのnoteです。

この前、大勧誘会があった。
サークル員が減少の一途を辿る、閑古鳥が鳴く寂しさのwpsにとって新メンバーを増やすとても重要なイベントである。

4月は「勝負の月」ということで、僕らは様々な準備をしてきた。

主にsns。

twitterは代表が更新を頑張った。

(質問に答えるので是非。)

このnoteもそのうちの一つだ。
instagram、youtubeなども始めた。

そうして迎えた大勧誘会だったので気合い十分であった。

大勧誘会はそれぞれのサークルがブースを出し、
新入生が気になるサークルのブースに立ち寄るという形。

どれだけの人にブースに来てもらえるかが勝負なのだ。

↑こだわりの装飾。

また、wpsはステージ発表も行う。
サークル紹介動画を流すのとすっぽんぽん、笹ビーフ33のネタをやることにした。
この二組は、現在のサークルのクリーンナップだ。
ステージ発表はかなりの宣伝になるため、本気のネタ作りをし、練習した、いわいる仕上げたネタをやることにした。
 
 
 

①ステージで大盛り上がり

②絶大な宣伝効果

③ブースにたくさんの新入生

④たくさん入ってくれる

⑤サークルに活気が戻る
 
 

これが僕らの作戦だった。

当日、朝からブースの準備のため集まる。

ネタが心配な僕は練習をしたかったが、
みんな忙しく、朝はすっぽんぽんの3人しかいなかったため、準備で手一杯で練習できなかった。

準備が一段落した時、ある二人組が声をかけてきた。

 
 
「今、暇なんですけどー、なんか面白いことやってくださいよー」 
 
 

3人に緊張が走った。
パッと顔を上げると、赤いジャンパーを着た二人がニヤニヤしながらこちらを見ていた。

よくいるお笑いサークルを小馬鹿にしてダル絡みしてくるタイプの人間だ。

そういうときはたいてい鋼鉄のハートを持つ笹さんのギャグでなんとか助けてもらうのだが、このときは3人しかいなかった。

無視をすると自分たちのほうが面白いと思い込み調子に乗る、それは避けたかった。

しかし、3人には笹さんのようなギャグも、そういう人間に刺さるような滑らない話もない。

いや、待てよ。
あることを思いついた僕はこう言った。

 
 
「じゃあ、ネタを見てくれませんか?」
 
 

ステージでやる予定だったネタを見せることにしたのだ。
これでウケれば舐められないし、ちょうど練習もしたかった。
一石二鳥だ! 
 

 
「ネタ?????」
彼らは、困惑していた。
それもそうだろう、逆に僕がその立場で急に漫才をやられたら困る。
ただその時は、とりあえず練習したかった。
 

そんな僕の提案に小寺は嫌がっていたが、市川は乗り気だった。
小寺には無理矢理やってもらった。

そうして始まった、謎の時間。

すっぽんぽんの3人にお客が2人のミニライブだ。 
 
 
 

 
「どーもー、すっぽんぽんです。よろしくお願いします。」

……

「いい加減にしろ!どうもありがとうございました。」
 

 
 
 
仕上げてきた漫才で2人からしっかりと笑いを取った。
自分で言うのも何だがだいぶウケたと思う。

ネタを見終わった彼らは
「お、覚えてろよ!」
そう言い残し、その場を去っていった。

 
 
 
 
笑いは最後に勝つ!
 
 
 
 
 

内村「それではスイッチを押してください!どうぞ!」 
 
 
 

 
 
 
 
内村「全員スカッとー!」

一同「いやー、スカッとしたなー」

内村「それでは、ゲストの小寺さんからお知らせです」

 
 
 
 
小寺「はい、今週木曜4月25日の17:45から総合教育棟203で、お笑いサークルwpsの新歓ライブをやります!おもしろ荘に出たあの芸人さんがスペシャルゲストとして来るかもしれません!是非おこしください!」 
 
 

 
 
内村「スカッとジャパン、来週もみてねー」 

 
 
 
 
 
 
 
 
おわり。

(※このnoteは脚色してます。あしからず。)

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