言い訳タイム


はじめまして。大学生、女です。

小学生の頃からずっと、自分の意見・感想を言葉にするってことがとてつもなく苦手で、大人になればできるようになるかな~とか考えてたけど、一応年齢的には成人して大人になったはずなのに全然苦手。というかむしろ、そういうのって子どもの方が得意なのでは。なんでもいいから日頃から書いてみたらちょっとは上達するかもって思って始めてみた。




いきなりめちゃめちゃ自慢にもならないような自慢するけど、幼稚園の年中さんの頃に縄跳びで二重跳びができて、鉄棒で連続逆上がりができて、かけっこはいつも一番で、まわりの子は言えないのに50音順番通りにすらすら言えて、○○ちゃんはすごいね!って何においても褒められて、私まわりのお友達よりいろんなことができちゃうなって思ってた。



小学生に入学してからも勉強はすごく得意で、テストは100点じゃないことの方が珍しくて、頭良いって皆から言われてた。学級委員なんかもやって先生から頼りになるねって言われてた。でも夏休みの読書感想文の宿題とか国語の授業中にあなたはどう思いますか?って言われたとき、私の答えが変だと思われたら、的を得ていなかったらどうしようってな感じで自信を持って答えられることが何も思い浮かばなくていつも書けなかったし答えられなかった。



テストでいつもひどい点数とって笑ってる友だちとか、宿題提出しなくて毎日先生に怒られてる男子とかはスラスラ答えてるのに、どうしよう。ここで私が先生に指名されて答えることになったらわかりませんって言うしかなくて、頭良いのにこんなのもわからないんだってなるかなって不安になって、前の席の人の背中に隠れて絶対に指されませんようにって祈ってた。



中学に入学してからはテストのたびに順位が出るから、頭良いキャラは小学生の頃よりも確立して、不安がもっと大きくなってた。



これは余談だけど、点数高い人って点数教えて!って言われたとき躊躇せずに見せると、うわ!高いからって自慢かよ!って言われるし、渋ると、高いくせになんで見せないんだよ!って言われがちだよね。理不尽だなあ



全部全部考えすぎだよ、誰もそんなこと気にしてないよ、で流せることなんだけど当時の私にとっては涙が出るほど深刻な問題だったな。



第一志望の高校に合格したら、クラスの人全員が勉強できて、頭良いよね!って言われることもなくなって、すごく居心地がよかった。テストで間違えても、先生に聞かれたことにうまく答えられなくても、私バカなのよねって顔してればいいんだ、なんて快適なんだ、高校最高!バカポジション最高!!!



で、こっからはもう自分でもアホだなって思うからあんまり書きたくないんだけど、バカだから…に甘えて勉強もしなくなったら、何もかもまわりより劣ってるじゃんって気づいちゃって、自己肯定感とか自分じゃ取り戻せないところまで飛んでってた。



ああ、本当のバカだ。授業中にわからなかったこと明日までにわかるようにしとかなきゃ!って家で必死に勉強できるところが、理由はなんであれ、私の良いところだったのに。



大学では、自分の意見とか感想とかが1番必要なさそうな学部に入ろうって思って法学部を選んだ。六法とか判例に答えがあって自分の感情はむしろ持ち込まない方がいいんだから最高。履修登録するときにはレポートが重要視される授業はなるべく避けて、試験で単位がもらえる授業ばっかり選んだ。でも結局高校でサボってたまま、大学でも頑張れなくて単位たくさん落とした。無気力すぎる生活やめたい~とか友だちといるときに言ってみるけど思ってない。最近得たものといったら、「卵を片手で割れます」はたいしてすごいことではないって気づいたことくらい。初めて挑んでみたらめちゃめちゃ簡単だったし両手で割るより片手しか汚れないから良い。



この前テレビ見てたら偉い人が成功したかったら弱いところを強くしようとするんじゃなくて、強いところを誰よりも強くなれるように伸ばせって言ってた。弱いところを隠すために強いところを弱くしてる自分、笑っちゃう。




私の強みってなんなんだろう。自分的にはこの文章で書いてるようなこと考えちゃうあたりからして真面目なところかなって思う。でも「ストロングポイント:真面目」ってあまりにも弱すぎる。しかも真面目って長所でもあるけど短所でもある。でも今のところ自分ではそれ以外の強みが思い当たらない。神様もっと強い強みをくれてもよくないですか?社交性があるとか行動力があるとか発想力が豊かとかとか。嗚呼、誰か私の強みを教えてくれ。




居酒屋っぽいところのホールでバイトしてるけど、忙しい時間帯になる度にキッチンが良かったな~って思う。お客さんと話したくない。1人で淡々と作業してたい。機械的に言われたことだけやってたい。



酔っ払ったおじさんに名札見ながら名字珍しいねなんて読むの?って聞かれるたびに、名札がついてる時点で手遅れなのに個人情報教えたくないな~とか思ってご想像にお任せします(笑)とか答えてる。社交性具現化したみたいなギャルっぽい先輩(以下、ギャル先輩)がいるんだけど、ギャル先輩目当てで来る常連客とかいて、ギャル先輩のこと下の名前で○○ちゃんって呼んでる。ギャル先輩が常連客に○○さん今日はこの日本酒とかどうですか~?って聞いたら本当にそれ頼む。ここ何屋だっけ?ってたまに思うけどそれでギャル先輩の給料が上がってるわけでも、(多分)おじさんから個人的にお小遣いもらってるわけでもないし、本当にすごい。





私は暇な時間はなるべく何もしたくないし、希少なやる気ない仲間の33歳フリーターのお兄さんと一生雑談してる。暇な時間に仕事探して一生懸命働いても時給は上がらないけど、フリーターさんはシフト被ると毎回、突然今何時何分でしょうって問題出してきて、ピタリ賞だったら1000円あげるよって言ってくれる。けどそのゲーム終わっちゃったらさみしいから私が数分前に時計見ちゃってて当てれそうだなって時はわざと外したりしてる。あれ、「ストロングポイント:真面目」はどこにいったんだろう。




私が一人暮らしになってから、お母さんは最近どう?頑張ってる?みたいなLINEをたまにくれて、私は授業も頑張ってるしバイトも頑張ってる、けど少しだけ単位は落としちゃいそう。みたいな大嘘ではないけど事実でもないような返事をしてる。コロナ禍で色々思い通りにいかなくて大変だろうけど頑張ってて偉いねってお母さんは毎回言ってくれるけどそれも大嘘でもなければ本音でもないことはわかってる。ごめんねお母さん。いつまでお母さんはそう言ってくれるんだろう、もうしばらく偉大なる優しさに甘えていたい。




自分のことつらつら書いてたら何をそんなに深く考えてるんだろうって思えてくる。そんなん気にしなければいいじゃん自分、って思うのこれで通算867回目くらい。どうせすぐまた気にするってわかってる。結局何が言いたいんだろう、誰が読んでおもしろいんだろう。読み返してみても私すら何も面白くないし隙あらば自語りどころの騒ぎではない。ボツにして下書き保存もしないで閉じようとも思うけど、noteくらいは自分全開、私の脳内大公開スペシャルでやってみようかな。次回があるのかはわからないけど。


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