Axe FX2での音作り

今日は作業と書類を作成できませんでした。うだつが上がらず、起きたのは夜の10時。明日は書類だけでも作成しようと思う。

久しぶりにまじめにAxe FXで音作りを行った。ずっとスッキリできなかったAlexi Laihoの音作りだ。いろいろ試行錯誤したが、なかなか完成度を高めることができた。肝はやはりキャビネットにある。そのギタリストが使用しているキャビネットを使用すれば自ずと音色は近づいてくる。

ということで私がAxeでパッチを組む時にはよくギタリストの使用機材を調べている。割と最短距離でいい音作りができるので非常に有効な方法であると考えている。つまみの設定までは公開されていないことが多いので、そこは自力で調整するが、だいたいぐるぐるといじっておけば正解に近づく。特にアンプ設定はEQよりもゲインの調整が大事だ。

問題は空間系の処理だ。これはギタリストというよりも、ミックスエンジニアの問題となるので一朝一夕にはいかない。なので私はあまりAxeで空間系エフェクトを使わないようにしている。そもそもあまりディレイやリバーブをかけたサウンドが好みでないことも起因している。

ところで、ギタリストの機材を検索すると最近はKemperの使用がかなり著しい。ライブでの使用率は圧倒的であるし、アルバム制作にもKemperが使われるといった次第だ。
実際Kemperの能力は非常にすさまじいようだ。聞き手でなく、弾き手でさえもリアルアンプとの差を見出すのに難しいというのだから驚異的としか言いようがない。
もともとKemperはプロファイリングアンプであり、自分のアンプをどこへでも持ち歩けるという意味で画期的だった。今ではその意義はやや薄れ、公開されているプロファイリングデータを取捨選択し、なんでもできるアンプ代わりになった。
ここでKemperがえらいな~と思うのが、いまだにプロファイリング機能を切ったモデルを出していないところだ。これだけプロファイリングデータが揃っていれば、本機能を削除したモデルが出てもおかしくないと思うのだが、そこはコンセプトを貫き通しており、強い信頼を感じる。

そんなこんなで久しぶりにAxeをいじくり倒した日だった。やっと動画でも撮ろうかなという気持ちになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?