【このアカウントが怖い!】Twitterにおける危ない人の話(あるいはTwitterへの愛憎録)


はじめに 

はじめまして。新大学生のOwlCatと申します。
突然ですが皆様、Twitterを愛していますか?
私はTwitterが好きすぎるあまり、華の高校生活3年間の"全て"をTwitterに溶かし、その利用時間は推定3000時間以上に達しています。
このnoteは、そんなTwitter大好き人間が思う「Twitterで個人的に怖いなと思う存在」を数千字にわたってぶちまけるという内容です。
Twitter初心者の方がトラブルを避けられるように知見を広める目的で書き始めたのですが、結果的に私のTwitterへの偏見が混じりまくってしまったため、その点はご了承ください。(関わっちゃダメなアカウントなんて公式では何も言われてないですし、実際には自由です)
その上、投稿前に結構文章を削ったので読みにくくなっちゃいました。普通にこれは僕の文章力不足です。すみません。










Twitterにおけるヴォルデモートについて

まず最初に、Twitterの中でも特に危険だと感じる、ヴォルデモート級のアカウントについてです。
ここでは「人の信頼を致命的に失うもの」「あなたの人生に致命的なダメージを与えるもの」をそれぞれ紹介します。

暴露系

暴露系とは、Twitterで起きた炎上をまとめて発信するタイプのアカウントで、いわばネット界の週刊誌のような存在です。
暴露系はひたすら炎上を盛り立てて自己承認欲求を満たそうとする傾向があり、通常のメディアとは全く異なる性質を持っています
情報を広めている自分を正義の執行者のように見立てることがあるものの、他者を煽るような書き方が多いためトラブルも多く、そもそも情報がデマの事例もいくつか発生しているため全体的に信頼性は低いです。
もしデマだった場合、デマを拡散したという印象はTwitterを続ける上でかなりマイナスですし、そもそも暴露系の存在自体をこころよく思わない人が多いです。(私も正直かなり苦手です。)
暴露系をリツイートしただけでミュート・ブロックされる人もチラチラ聞きますので、暴露系だけは本当に、本当にフォローもリツイートもいいねもしないでください。後生なので。

これは暴露系に限らずですが、「誰が正しいのか」という判断をTwitter上でするのは実はかなり難しいことなので、どんなにいいねのついた情報でも真実だと思い込まないようにする必要があります。

お金配り

言うまでもなく最悪です。
どんなに意識がもうろうとしていてもお金配り企画への参加は厳禁です。
この世に何のメリットもなくお金を配る人なんてほぼいません。
実際に配っている人(前沢氏など)は確かにいますが、お金配り企画に参加したという事実だけで周囲の信用を失うには十分すぎるため、どちらにせよ参加厳禁となります。
ただ騙されるだけならまだマシで、嘘のお金配り企画に参加したことで、振り込め詐欺の片棒を担がされる事例もあります。
それだけでなく、詐欺の片棒を担ぐことで口座が凍結されるリスクもあります。
口座が凍結された場合、預金はもちろん引き出せなくなりますし、その口座を使って給料などを受け取ることもできなくなります。
凍結を解除し、銀行からの信頼を回復することにはかなりの困難が伴います。
お金配りは絶対に信用しないでください。


NOもふもふ

Twitterはかわいい動物の写真・動画がたくさん見られる良いツールですが、その中にはアフィリエイト目的の無断転載アカウントも多く混じっています。
アフィリエイト(以下アフィ)とはSNSの閲覧数に応じて企業からお金を貰う副業のことです。
Twitterでアフィをする場合、まずバズるようなツイートを行い、そのリプ欄に商品の広告ツイートを並べて、商品を販売する企業からお金を受け取る、という仕組みになります。
オリジナルのネタでバズってアフィをするならいいのですが、多くの場合、パクツイでバズってアフィをしているのが実情です。
(パクツイ=パクリツイート。人のツイートを無断でパクること)

アフィもふもふアカウントの代表例が「もふもふ動画」です。
色々なかわいい動物動画を毎日投稿しては大量のいいねを貰っていますが、全てパクツイ。金のために生き物を利用しているだけです。
このようなアフィを共有してしまった場合、周囲からの目線は結構冷たくなると個人的には感じています。
ネットリテラシーの試される場面と言えそうです。

普通の動物好きとアフィを見分けるにはどうすればよいのか?
Twitterに慣れてくるとツイートを見た瞬間にわかるのですが、具体的に特徴を挙げるとなると難しい。
とりあえず、私の偏見と経験に基づいていくつか考えてみます。

プロフィールに飛ぶ

「削除依頼はDMで」というような文言があったりする。
本人の投稿であれば削除依頼が来るはずがないので、一発でアフィだとわかる。ちなみに依頼しても削除されることはないらしい。

ツイートを見る

下の方に「投稿者:」という表示があったりする。
これは、別の人の動画を引用しているという意味。
本人の投稿であれば引用するわけがないので、アフィだと推定できる。
(ちなみにこれは「盗用ではなく引用」という主張をするためのセコい技である)
そもそも、常に違う地域・違う生き物の面白写真・動画を用意して投稿している時点で常習的なパクツイアフィであると考えられる。

ざっくりこんな感じでしょうか。
今回は特に問題視する人が多い「もふもふ系のパクツイアフィ」に絞って書きましたが、オールジャンルのパクツイアフィもたくさんいます。
それはもう、無数に。
そのようなアカウントの話は次の「闇のアカウントに対する防衛術」で。

闇のアカウントに対する防衛術

先ほど紹介したもふもふ系アフィは、Twitterにいるこわい存在の氷山の一角にすぎません。
Twitterに巣食う「闇のアカウント」たちは数えきれない規模で存在しています。
そんな「闇」たちをできる限り回避するための実践的知識(関わってはいけないアカウントの具体例)を書いていきたいと思います。

アフィリエイト目的のパクツイマシーン

もふもふ系アフィがオールジャンル型になった感じです。
「面白動画」「バズ動画」をメインに上げていることが多いです。

せっかくなので主要なパクツイ・アフィ系をガッと並べます。
ざっとアカウントのツイートを眺めていたら共通点が見えてきます。

「最多情報局」「進撃のJapan」「イエス・キリスト」「平成を忘れないbot」「世界バズリズム」「ヒロクライム」「風化させないbot」「ロアネア@最多情報源バズニュース」「お侍さん」「迷状況集」「迷状況bot」「会話」

なんとなく空気感はつかめたと思います。
毎日様々な「面白画像・面白動画」を投稿しまくっているため怪しさ満点です。

ネット上で擦られつくしたネタをひたすら再生産しているbot

たとえアフィをしていなくても、Twitter上では反応してはいけないアカウントなので注意が必要な存在。(ほぼパクツイというか、単純に皆見飽きているので嫌われがちな気がします)
中には(さんざん擦られた)2chのコピペをひたすらつぶやいているパターンなどもあります。
主要な例をあげます。

「なんJ・おんJ名言集」「2ch迷スレ集」「何やってんだお前ェっ‼︎‼︎」「危険予知bot」「新視点bot」

大喜利アカウント

大喜利アカウントはその名の通り、お題をツイートして大喜利を募集し、その中から秀逸な投稿を選ぶという活動をしています。
が、今や大喜利アカウントは「つまらない人間がつまらない囲いとつまらないネタで盛り上がる」ことの代名詞となっており、幅広いTwitterユーザーから顰蹙を買ってしまっている模様……。
主な大喜利アカウントは以下の通りです。

「坊主」「大喜利侍」「【大喜利】スマイルちゃんねる」「大喜利マイク」

坊主はこの中でも特に有名なアカウントであり、米津玄師にブロックされるなどの輝かしい経歴を持っています。(だいぶ昔から擦られている話なので、今もブロックされているかは不明)
スマイルちゃんねるは元々IPPONグランプリのファンアカウントのような名前だったのですが、まるで番組公式かのような振る舞いをしていたため坊主とは別の意味で危険視されていました。
名前もアカウント名も変えてますが、偽IPPONグランプリというと結構伝わる人が多そう。

ビジネスアカウント
投資、副業、SNSマーケティングなどのビジネス情報を発信しているアカウントです。
やたらプロフ・固定ツイートに誘導するようなツイートをするのが特徴で、固定ツイートにはオンラインサロン・オンラインセミナー・LINEなどへのリンクが貼られがちです。
プロフには
「〇ヵ月で○○円達成」「フォロワー○○万人達成」「フォローすると○○」
ツイート内容は
「何度も言いますが」「厳しいこと言うけど」「炎上覚悟で言います」「これはガチなんですが」「Twitter伸ばしたい人」「僕をフォローするメリットは~」「自分の力で稼ぐのが大事」「~を知らない人が多すぎる」「意外と知られてないですが」「詳しくはプロフ/固ツイ」「リプ欄に並べました」
etc…

実際にLINEを追加したりオンラインサロンに参加したりすると、当然実用性皆無の薄っぺらい情報を売りつけられ、ろくな目に遭いません。
正直、怪しすぎてそんなに反応する人はいない気がします。(そう信じたいです)

その他、ヤバい人~危険なプロフィール~

ここからは個人利用の闇アカウントの特徴について述べていきます。
今まで紹介した「アフィ」「大喜利」などのアカウントには、共有することで周りから人望を失うというリスクがありましたが、個人利用の闇アカウントは直接的に害を及ぼされるリスクがあります。
そんな闇アカウントを判別するにはある程度「勘」が必要なのですが、実はプロフを見ただけで即判別できる場合があります。
ここでは、ヤバいプロフに含まれがちな特徴・ワードをガンガン並べていきます。
もちろん偏見のオンパレードにはなってしまいますし、「このプロフだから絶対ヤバいやつ」ということはありません。
が、Twitterに詳しくない方にも向けて、昔からヤバいと言われがちなプロフを紹介したいと思います。

・意味不明な文章
単純に、プロフの日本語が意味不明で支離滅裂なケース。
これは一目でヤバい人だとわかるのでむしろ優しいかもしれないですね。

・政治家の名言、聖書の引用
プロフに名言や聖書の一節を引用しているケース。
過激な政治思想や、宗教思想を持っている人がよくしている印象です。

・「言いたいことを言う」
Twitterにおいて「言いたいことを好きに言います」は、「人前で言えないようなことを言っています」に変換できます。

・「普通の日本人」
普通の日本人は、わざわざ普通の日本人であることを表明しません。
なにかしら偏った思想に染まり、常に誰かしらを攻撃しがちです。

・自分の経歴(長文)
「○○高校から○○大学に行き、○○系の会社で○○年働き、○○という考えを持った。(以下自分の年齢や趣味、持病などの列挙)」という感じで、自分のたどってきた人生を事細かに書いているケース。
なんというか……こわい人が多いです。

・「六四天安門」
一時期Twitterで、天安門事件のことをプロフに載せると中国人が寄ってこないのではないかというようなツイートがバズりました。
この説の真偽は不明なため、プロフに天安門事件を掲げている人のことを「ツイートに踊らされている」「情報リテラシーが低い」と考える人が一定数いるようです。

・「~がきっかけで目が覚めた」
陰謀論者にありがちなプロフですね……。

・「最近は~に関心がある」
「最近は○○などに関心あり」「~に関心がある」という文をプロフに入れている人。
こういうプロフはご年配の方が使いがちなのですが、Twitterというバトルフィールドに触れておかしくなってしまっている事例が後を絶たないようです。

・「最近の社会に危機感を持ってTwitterを開始」
高齢になってから「思想」に目覚めてしまったパターンです。
……陰謀論を色々かかえがちです。

・「右でも左でもない」
確実にどちらかに偏ってレスバに励んでいます。

その他、ヤバい人~危険な文体~

引き続き個人利用の闇アカウントの特徴についてです。
ここではツイートの文体でヤバい人を見分けるコツを書いていきます。
先程と同様偏見の塊にはなってしまいますが、できるだけ一般的に言われがちな特徴をピックアップしていきます。

・古語、旧かなづかい、旧字体
全てのつぶやきを古語風に書いているケース。
復古主義者がよくやる印象。

・不自然な改行数
こんな感じで
めちゃくちゃ
改行しまくる
人、だいたい
ヤバいケースが多いです。

・不自然な句読点
Twitterには意外とおじさん構文のようなものは少ないのですが、句読点が異常に多いツイートはそこかしこで見ます。
個人的には一番苦手です。(ひたすら読みにくいため)

その他、ヤバい人~危険なアイコン~

引き続き個人利用の闇アカウントの特徴についてです。
もはやアイコンの時点で見分けられる場合があります。
繰り返しになりますが、偏見が多いので完全に鵜呑みにする必要はありません。

・猫アイコン
危険なアイコンの代名詞。
筆者も半分猫アイコンなので非常につらいのですが、Twitterで猫アイコンを見かけたらとりあえず要注意です。
全ての猫アイコンがヤバいわけではもちろんないですが、バズツイのリプ欄にいる猫アイコンはどこか常識から外れた言動をしがちです。

・自撮り写真
中年のおじさん/おばさんがやりがちなアイコン。
政治系、陰謀論系の話題でよく見ます。
有名人でもないのに自撮りをしている人は危険がち。

・名前アイコン
自分の名前をアイコンにしている人。Googleの初期アイコンみたいな感じです。
ザ・クソリプみたいな印象がちょっとあります。

・旭日旗
日本国旗、もしくは旭日旗をそのままアイコンにしている人。
日本への愛が暴走して、怖い口調でケンカふっかけてきがち。

・トランプ大統領
トランプさんの米大統領選挙の時に、支持者が一斉にアイコンをこれにしてTwitter上に溢れかえっていました。
あちこちでトランプ支持を熱く語り、その一部は過激化して危険なアイコンのイメージが広がりました。

・新条アカネ
SSSS.GRIDMANというアニメに登場するキャラクター。
冷笑的な言動を繰り返し、それが定期的にバズったことで追随する者が現れ、結果的に新条アカネアイコンは冷笑主義の代名詞になり、Twitter上でうっすらと嫌悪感が広がっていきました。
グリッドマン自体はマジの神作品ですので是非見てみてください。筆者は新条アカネが一番好きなので今血涙を流しながらこの項目を書いています。

・デフォルトアイコン
アカウントをつくったばかりの時の、人型のアイコン。
スパムアカウントやクソリプ専用アカウントでよく用いられます。
(ちなみにTwitterでは、デフォルトアイコンからのリプ&フォローを通知しないように設定可能です。最近は最初から設定済みになっているのかも)

良いTwitterの例

最後の項目になります。
最後は、良いツイートとは何かについてです。
これに関しては最初の項目で既に言及しています。

「ねこがかわいい」「仕事きつい」

以上です。
「外がぽかぽか」「変わった夢を見た」とかでもいいです。
重要なのは人を非難しないこと、脚色をしないこと、個人情報を出しすぎないこと、自分の身の回りの範囲であることです。
これは一見簡単そうに見えて、Twitterをやればやるほど難しくなっていくことです。
積極的に誰かとつながれるツイートをしたくなりますし、反応がほしくなりますし、自分のことを開示したくなりますし、何かに文句を言いたくなったりもします。Twitterは人の欲求にガンガン干渉してくるため、「ただ自分のことをつぶやく」という姿勢を保つのは難易度が高いのです。
実際、恥ずかしながら筆者はこれを守ることが到底できていません。
度々道を踏み外しては反省とツイ消しを重ねる日々です。
ただ、「良いTwitter」が何かを知り、それを目指していれば少なくとも昨日よりは良い振る舞い、良いネチケットを持ってTwitterができる……はずです。
(ちなみに、イライラするような話題にはミュートワードという機能で対処するのがおすすめです。

おわりに

これで個人的に思うTwitterの危ない人の見分け方noteは終了です。
なんだかんだ言いつつ、Twitterにはそれでも利用するだけの価値がある様々な情報が(それなりには)あります。
こんなnoteを書いている人が、人生の大切な瞬間をTwitterに溶かしまくっていることがその証左です。
このnoteを読んでくださった方が、Twitterでなんのトラブルにも遭わずに、いつまでも楽しいインターネットライフを送れることを切に願っています。
それではまた、TLのどこかで。



おまけ: おすすめのアカウント

個人的に好きなTwitterアカウントを勝手に紹介します。
気が向いたら追記するかも。

なんかいい路地bot
いい雰囲気の道の写真をひたすら投稿しているbot
雰囲気が、いい。

ハムスター短歌
ハムスターの回転によって短歌が生成されるという異色のbot
既に停止してしまって悲しい。

偶然短歌bot
Wikipediaの文から、偶然短歌になっている部分を抜粋するbot


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