ピッチバトル③

ビジコンに毎日魘されているKentaです!

深く掘れば掘るほど、“Z世代に健康を浸透させる”というお題に苦しめられております。

仮にZ世代にウケやすい案を入口、健康浸透策を出口とすると、どうしても入口と出口が繋がらないんですよね…

入口について

Z世代は生まれたときからIT製品に囲まれて生活してきた世代です。TV番組をリアルタイムで見なくなる代わりに、オンデマンドとしてスマホで好きなときに見るようになりました。決してTV番組の人気が落ちたわけではなくて、番組視聴スタイル/利用デバイスが変化したと言えます。

Youtuberの出現など、10年前までは予想もつかなかったインフルエンサーの台頭もZ世代の特徴ですね。お笑いやドラマで有名にならなくても多大な影響力を持つようになりました。InstagramやTwitterをはじめとしたSNSの拡散力もご存じの通りです。

ただむやみやたらにプロモーションを行ってもZ世代に響くとは限りません。Instagramのストーリー機能のように、広告はほぼ1秒以内にフリックされてしまうのが実情です。Z世代の心に訴えかける、魅力あるサービスを考えるとかなりセグメントする必要性を感じました。ある固定層の心を動かし、彼らのネットワークを通して拡散させるべきなんでしょうか?まだまだ悩みます。

特に「健康」=意識高いという観念が根付いている気がします。Z世代に健康意識を浸透させようとしても、試してみたくなる層は現在のFiNCユーザーと被るのではないでしょうか?一見関係なさそうに思えるパーツを用いて健康意識を間接的に向上させられれば良いかと今のところ考えています。

出口について

健康意識の浸透って何でしょう?何でしょうね笑

初回の投稿でも触れたとおり、健康を気にする人たちは高齢者や中高年のおじさまおばさまなイメージが強いんですよ。がんや重大疾患などのリスクを前にして脂っこい食べ物を控えたりするんじゃないんですか?若者はこのようなことは考える機会が無いと、自分の経験上考えています。大事なのは分かっているけど実際生活に反映できているかと尋ねられたら言葉に詰まるはずです。

身体的健康について悩んでいる若者は少数ですが、ストレスなどの精神的健康状態は安定的な人はどれほどいるでしょう?そこにフォーカスして当初は動いていましたが、やはり改善するためには食事・運動・睡眠などが全て適切でなければなりません。扱う範疇が広すぎるので、もう少し要素に特化したサービスが必要だと感じました。特にFiNCはヘルスケア全般を扱っているので。

いずれにせよ、〇〇したらここが改善して健康になるね!と知ったところで、入口の話に出た通りZ世代の若者に響くかどうかはたかが知れています。ゴール設定で健康全般に目を向けるよりかは、どこかのタイミングで健康のこと考えないと!と思わせられるサービスを提供する必要性を感じました。誰のどこを改善させたいかにもっともっと特化しても良いですかねー。

迫る中間発表

案が右往左往したり、アイデアが先行して論理が破綻するなど案が固まりきっておりません。危機感が重くのしかかっております(俺だけ?)。

僕たちが行った市場調査はあくまで大学生対象のアンケートです。サービスやモデルを作れたとしても、脅威となりうる存在は何か?既存のサービスで賄えないのか?などといった意味合いの市場調査はこれからになります。

入口から攻めても出口から攻めても行き違いになってしまっているので、一方向の芯のある案を発表出来れば良いかなーと思っております。

さーまた考え抜いて考え抜いて考え抜きます! 以上です!

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