技術同人誌パトロン計画

親方です。
本を生やすお兄さんとして活動中。
先にTwitterで流しちゃったんですが、本を書く人を応援するため、技術書のパトロン的なことができないだろうか、ということで少し整理してみました。

そもそもの発端

大学等のサークル、あるいは学生さんの任意団体などで、本を作りたいと思ったときに立ちはだかる大きなハードルが二つあると思ってます。
ひとつは、先払いの印刷費。
もう一つは、在庫リスク。

印刷費は、50P100部で4万円~5万円くらいかかります。しかも先払いなので、いったんそれを準備する必要があります。それって結構大変ですよね?

もう一つは、売れ残ったときのリスク。在庫どこに置くねん。という話。
割と大きい段ボールが1箱ないしは2箱あるので、万一売れ残ったときに、それを誰かが保管、あるいは廃棄する必要があるという、これまた大きなリスクが発生します

一方で、技術同人誌を書くというのは、大きなメリットがあります。テーマの選定やターゲッティング、あるいは執筆そのもので自分の持つ知識が整理されること。あるいはサークルとしての非常に大きな活動実績となること。メリットを上げればきりはありません。

とはいえ、先に挙げた印刷費と在庫のリスクは大きな心理的負担となるでしょう。では、その二つを回避できれば、技術同人誌を書くというメリットを最大限容易に享受できるのでは?と考えます。

実際どんな援助があるの?

補助の基本としては、印刷費の先払い、もしくは、原稿ファイルを送ってもらえれば、こちらで印刷手配をかけて、指定のイベント・指定のブースに直送してもらいます。

先払いの場合、代表口座または代表の個人口座でもOKです。

後日、売り上げを教えてもらい、印刷費×1.25をいただきます。残りの売り上げはサークルさんのものです。

逆に、売り上げが芳しくなかった場合、売り上げが印刷費を下回った場合でも、差額を請求することはしません。

前提費用 印刷費5万円 (x1.25=62500円)
例:売り上げ10万→62500は親方回収、37500はサークル。
例:売り上げ6万 →6万円回収。終了。
例:売り上げ2万円 →2万円回収。終了。

在庫については、サークルにて必要な分を確保いただき、あとはこちらでもらい受けます。基本的に、私の任意で配布等可能であるとしてください。例えば、当サークルのおまけなどとして配ることもあり得ます。保管費用などの請求はありません。

なお、あとがきなどで、この打ち上げプログラムについて軽く触れてもらえると幸いです。

それ以外にも、印刷、入稿の方法や当日のオペレーションなど疑問があれば分かる範囲で教えます。

興味ある方は?

TwitterDMなどで連絡ください。

5万ないしは10万程度の補助になる予定です。基本的に印刷費実費です。

応募にあたっては、
・当該イベントに当選した旨
 (サークルカット等、あるいは公式サイトマイページのスクショ等)
・予定している本のタイトル、できれば原稿。目次とかあればベター。
・サークル名、大学名等(あるいはコミュニティの)活動実績等

これらの情報をください。執筆途中でも添付いただければ参考になるでしょう。

イベントあたり1-2サークルになると思います。基本早いものがちです。多少の選考はあるかもしれません。

最後に

本を書くのは楽しいですし、良い経験ができるチャンスで。それを何となくな「やらない・やれない」理由で二の足を踏むのはもったいないわけです。いくつもある中で大きいけど比較的簡単に取り除けるハードルを取り除く寄与ができればよいと思い、このプログラムを開始します。

まだあまり考えられてない部分もたくさんありますが、皆さんのご意見をいただきつつ、やっていきたいと思います。希望などあれば教えてください。反映できるかも。

ご連絡お待ちしております。

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