【まとめ】
日本語入力（全角入力）している最中に、半角スペースを入れたいときは、Shift + Space（スペースバー）を使う（半角に切りかえない）。

【説明】
名簿作成など、全角で入力していても、「姓と名」の間は、半角スペースを入れたい場合があります。
（全角スペースだと、間が空きすぎるので。）

そんな時、半角スペースを入れるために、いちいち全角から半角に切り替えていませんか？

上のショートカット（というほどのものではありませんが）を使えば、その手間が不要になります。

例　上は、姓と名の間が全角スペース、下は半角スペース

入力工数の違いは？

スペースの入れ方は、複数あります。
１ 全角スペースを入れる場合
２ 全角から半角に切り替えて半角スペースを入れる場合
３ ショートカットを使って半角スペースを入れる場合
＊上の数字の後ろも半角スペースです。全角だと広すぎますので。

それぞれの工数を見てみます。

１ 全角スペースを入れる場合
東京　太郎
　① 全角で「東京」
　② そのままスペースバー（全角スペースが入る）
　③ そのまま「太郎」
＊上の丸数字の後ろにも半角スペースを入れています。

２ 全角から半角に切り替えて半角スペースを入れる場合
東京 太郎
　① 全角で「東京」
　② 半角に切り替え（Alt + Tab）
　③ スペースバー（半角スペースが入る）
　④ 全角に切り替え（Alt + Tab 又は 変換キー）
      これ、忘れやすい。忘れると「taro」となって、やり直し。
　⑤ 全角で「太郎」

３ ショートカットを使って半角スペースを入れる場合
東京 太郎
　① 全角で「東京」
　② Shift + スペースバー（半角スペースが入る）
　③ そのまま「太郎」

Shift + Space（スペースバー） は工数が少ない

ご覧のとおり、２は５工程。おそらく１の２倍以上の時間が掛かります。
それに比べて、３は１と同じく３工程。
ただし、Shift + Space を押すのがちょっと苦手だと、１よりは時間が掛かります。
でも、２よりは断然早いし、半角スペースを入れてから全角に切り替え忘れて、やり直し、なんてこともありません。

ちょっとしたことですが、時間の節約とストレスの軽減になります。
よろしければどうぞ。

おまけ　全角スペースで入れてから、置換で直す手もある

名簿のように、何人もの名前を入力していく場合、とりあえず、姓と名の間は全角スペースを入れておき、
後で「置換」で全角スペースを半角スペースに直す、という方法もあります。
入力が一番早く済みますし、全角スペースが残ることもありません。

置換（ちかん）の方法

① 置換したい範囲を指定（名前が縦に並んでいれば列全部）　
② Ctrl ＋ H（同時押し）又は A → E → E（順番押し）で「検索と置換」ウインドウが開く
＊私は後者が馴染んでます（左手だけで操作でき、指運びも楽なので）。
③上の「検索する文字列」欄に全角スペース、下の「置換後の文字列欄に半角スペースを入れる（スペースなので何も出ません）　
④ Alt ＋ A または 「全てを置換」を押す

そもそも、姓と名を別セルにしておく、という手もあります。
姓と名が別セルであっても、くっつけるのは「＆」を使えば簡単です。
ここら辺は、いずれまた。

以上、お役に立てば幸いです。