12/22 すこし穏やかな冬の日

午後からmonroe!さんのフレグランスワークショップ、
夕方には西荻窪でsionさんという造形作家の方の展示会に。

sionさんという方は、ふわふわと話す
体が細くて
声もさらさらとしていて
子供みたいな妖精みたいな
小さな女の子のような
話していると不思議な感覚になる女性。

そんな彼女が作ったランプに囲まれ
西荻窪の中、森に迷い込むような個人住宅の一階がギャラリーになっている空間。

あちこちにおいてある椅子に座ってぼんやりしていたら
ねえねえ
その椅子にね
座って、私の作った灯りの中で
ぼんやりしてもらえて

とってもうれしい、

って
少女のような女性が

はにかみながら笑いかけてくる、なんて。

詩の世界のようで、ついまたぼんやりしてしまった。

私の作る空間は、こんなに優しくない。

私が作る世界は、もっと完璧で親切で、
何もかも理由があって、テクノロジーもある
端正な場所。

自分のやっていることが正しいのかどうか
分からずまた考え込んでしまった。

どんな世界にしたい?

monroe!さんに教わった、
たくさんのフレグランスが
私の周りをふわふわと漂う
帰りの電車に揺られながら

何が幸せなのかな。

幸福難民、再び現る。

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