今週のライター募集 2018/01/12

●日本最初の女性週刊誌『週刊女性』「週刊女性PRIME」

主婦と生活社が発行する女性週刊誌『週刊女性』でライターを募集中。昭和32年創刊という日本最初の女性週刊誌。ライバルの『女性自身』はジャニーズタレントをオフィシャルで取り扱うが、『週刊女性』のジャニーズはアンオフィシャル(スクープ中心)という違いがある。

業務内容は、『週刊女性』本誌の芸能・社会ニュースの取材と記事執筆。場合によってはアンカーマンが記事の執筆をするケースもあるので、その際は取材のみとなる。芸能記事ではスクープを目指して、カメラマンとの張り込み(!)も行う。社会ニュースでは事件現場での聞き込みや政治・医療問題の取材などを行うことになる。

応募資格は「満35歳未満の方」。それだけ馬力のいる仕事ということだろう。経験の有無については書かれていない。待遇は業務委託だが、中央区京橋にある本社に勤務することになる。

報酬は、固定月額で「28万円以上」。

ここで数年鍛えられたら、そのへんのウェブメディアの芸能記事なんて見ていられないと思う。逆に、ここでモノになれば、かなりツブシが効くと思う。我と思わん35歳未満の芸能好き、社会ニュース好きはぜひ応募を。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://en-gage.net/shujoprime/work_44018/

●デジタルマーケティング戦略情報メディア「DIGIDAY[日本版]」

インフォバーンが運営する「DIGIDAY[日本版]」でライターを募集中。ITを活用したマーケティングの最新動向を伝えつつ、ブランド企業のデジタルマーケティングを支援していくサイト。たとえば1月10日に配信された記事のタイトルは「2018年、 デジタル広告 に求められる3つの『質』:コンテキスト、コンテンツ、そしてコミュニケーション」。このタイトルを見て「オッ」と思った人は、このサイトに向いていると思う。

業務内容は、同サイトの記事執筆。「国内独自記事」と「スポンサードポスト」がある。明記されていないが、ギャラは当然後者が良いはず。応募資格は、「デジタルメディア・紙媒体で、デジタルマーケティング分野のコンテンツ制作経験者」。

報酬は、「業界水準レベル」と来た。これはある意味、「俺たちが業界水準」と言っているようなもの。「俺たちより低いギャラしか出してないの? それ、業界水準以下だよ?」的な他メディアに対する挑発にも見える(うがちすぎ)。

ライターのほか、編集スタッフ、編集プロダクションも募集中。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://digiday.jp/career/digiday-wanted-2017-winter/

●女性向けライフスタイル&エンタメサイト「モデルプレス」

ネットネイティブが運営する女性向けライフスタイル&エンタメニュースサイト「モデルプレス」でライターを募集中。月間PV1.3億を誇る巨大サイトで、キャッチフレーズは「ファッション、雑誌、エンタメ好きな女子たちへ」。今回、募集しているのは「芸能ライター(経験者)」「コラムライター(アシスタント)」「美容ライター(未経験可)」という3つのカテゴリ。

まず、「芸能ライター」の業務内容は、同サイトの記事執筆。執筆のほか、取材、撮影、リライト、校正などの業務も含まれる。

必須の経験・スキルとして「芸能の記者会見で速報取材を経験したことのある方」「人物、店舗、記者会見などの取材経験がある方」「タレントのインタビュー取材を経験したことのある方」などが挙げられている。

報酬は「実力に応じて応相談」。選考プロセスは、書類選考、課題提出、さらに複数回の面接がある。ハードなことが書かれているわりに、「お気軽にお話しだけでも聞きに来てください」と大きく書かれているのがおかしい。

次に「美容ライター」の業務内容は、「モデルプレス」が運営するコスメサイト「MAKE IT」の記事執筆と編集業務全般。必須の経験・スキルは「文章を書くことが好きな方」で、契約形態はアルバイト。時給は「970円~」。業務時間は、月曜から金曜までの週4~5日で、午前10時から午後7時まで。

「コラムライター(アシスタント)」の業務内容は、「モデルプレス」の記事の編集サポート。こちらも契約形態はアルバイトで、時給も同じく「970円~」。業務時間は、月曜から金曜までの週4~5日で、午前10時から午後7時まで。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://net-native.net/career/

●ネットの動画・画像を中心とするサイト「grape(グレイプ)」

グレイプが運営するネットの動画・画像を中心にするサイト「grape(グレイプ)」で編集者・ライターを募集中。キャッチフレーズは「『心』に響く動画メディア」。今回の募集はライターではなく編集者だが、記事執筆が主業務となる。

業務内容は、同サイトの記事執筆。企画、取材から、ワードプレスによる記事ページ作成、SNSへの投稿なども含まれる。応募資格は「ライティング実務経験者もしくは、編集実務経験者」。

待遇は正社員、または契約社員。ただし、試用期間が6ヵ月もある。勤務時間は午前9時半から午後6時半まで。JR新横浜駅より徒歩1分の場所にある本社に勤務することになる。

報酬は、「月給24万円以上」。昇給年1回、残業手当あり、各種社会保険完備など。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://grapee.co.jp/recruit_publish.html

●シニア向けウェブマガジン「キネヅカ」

ブドリが運営するシニア向けウェブマガジン「キネヅカ」でライターを募集中。ブドリはウェブのグラフィックデザインを中心に、アートディレクションやブランディングを手がける企画・制作会社。江ノ電のコーポレートサイトなども制作している。「キネヅカ」のキャッチコピーは「かっこよく年を重ねたい人におくるWEBマガジン」。なぎら健壱インタビューや出口治明トークイベントレポートなどが人気記事として並ぶ。

業務内容は、同サイトの記事執筆。応募資格は「これまで紙媒体やネット媒体で執筆経験のある方」など。目を惹くのが「60歳以上のシニアの方も大歓迎!」という文面。シニア向けのメディアだから当然だが、60歳以上のライターはチャンスだ。

インタビューや取材記事などの「読みもの(3000~4000字)」と「シニアニュース」「お役立ち情報」に仕事が分かれており、前者の報酬は「5000円~5万円」、後者の報酬は「2000円〜10000円」。あら、悪くないじゃないの。何より、こうして文字数や原稿料の基準を明記してあるだけで大変好感が持てる。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://www.kinezuka.jp/info/info-807/

●地域プロモーションを行う会社、ココロマチ

エリアガイド「itot(あいとっと)」、都市と地方をつなぐメディア「ココロココ」、その他さまざまなローカルメディアの企画・運営を行うココロマチでライターを募集中。

業務内容は、ココロマチが運営する各メディアへの記事執筆。「各エリアごとに、街の特徴に合わせたコンテンツ企画を基にした情報収集をおこない、執筆をします」とのこと。首都圏・関西圏を中心に全国的に展開しているが、現在の急募エリアは「宮城県在住の方、関西在住の方」。その他の地域も募集している。

歓迎する条件として、「地方出張が可能な方」「広角レンズで撮影ができる方」などが挙げられている。

報酬は、「応相談」。条件を細かく書いているのだから、報酬についても少しぐらい書けばいいのにね。同時にカメラマンも募集中。

詳しい応募方法などはウェブサイトを参照のこと。
https://www.cocolomachi.co.jp/recruit/partner-writer

●今週の「応募してはいけない」

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