師匠と弟子

先日,北新地の寿司屋に行った。

北新地に行きつけの寿司屋があって,そこの大将のお弟子さんの店である。

大将のところで13年だったかな,修行したそうだ。大将が独立する前の店でも一緒に仕事をしてたらしいので,付き合いは20年だそうだ。

そのお弟子さんの店に行ってみた。師匠の店に出入りしている者である,とは言わなかった。言ったらつまんないものね。

完コピだった。

味ではない。スタイル。

店構え,店の運営方法,そういうもの。

あと,手製の生姜,いわゆるガリが全く一緒だった。

味は違う。どっちが美味いではない。私にそんな高尚なことは分からない。

しかし,味が違うのは分かる。

ただ,店の雰囲気的なものは完コピだった。

私は感心した。師匠と弟子とはこういうものか,と。

私にも師匠がいる。

師匠と私の事件処理の内容は全く別だろうが,事件処理の方法は同じだろうか。

自分では分からない。

他人から見たらどうなんだろう。

そういうことを思った1週間でした。

今週もお疲れ様でした。

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