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歌川たいじさんについて

いつも見に行くブログがあります
歌川たいじさんの「ゲイです。ほぼ夫婦です」
というブログです。
相方つれちゃんとの面白エピソード満載の
日常をいつも楽しく見ています。

彼を最初に知ったのは、
彼の書いた漫画です。
「おつきあい」の壁を乗り越え
48キロやせましたという本なのですが、
そのなかで彼が作り出したであろう
「デブハラ」という用語に
目からうろこがぽろっと落ちました。

人に会ったときに「しわが増えたわね~」
「年とったんじゃない?」
などとは言わないのに
「太ったね~」は平気で言う人がいるけど
あれはデブハラスメントです。
ということを書いていました。

ただのダイエット本として
手にとったのですが、
太っていることについて
すごく考えさせられた漫画でした。

彼はゲイで、幼少時に壮絶な
虐待を受けて育った人のなので
マイノリティの人への差別や
弱い人へ向かう、いじめや虐待について
沢山の考察をされてきたのだと思います。

先日彼の札幌での講演会があり、
涙あり、大笑いありの楽しい時間をすごしました。
5年ほど前に書かれた
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」
という本が11月に映画化になり
上映されるので映画の裏話しなども
色々聞かせてくれました。

この本は彼の厳しい人生について
書かれたものなので辛くて読めない、
見れないという人が多いそうです。
でもなぜこういうことがおこるのか、
それをどうしたら減らせるのか
考えるきっかけにしてもらえたら
嬉しいと言っていました。

私も今から上映を楽しみにしています。

あやちゃん

※この文章は2018年10月に書かれたものです。

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