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膵臓にあった石が自然消滅した!


今回は私の膵臓にあった石が、消えたこと
についてお話ししたいと思っています。

5年ほど前、突然の左脇腹の激痛によって
病院へ行った私は、初めて膵炎という病気で
入院することになりました。
原因は膵臓に出来た石でした。
それから3年間は膵炎と石を砕く為の
入退院を繰り返していました。

病気にはなりたくないものの、
病気になることで私は日常の嫌なことから
離れることが出来るという安堵感も得ていました。
嫌なこと、自分にとって辛いことをどうやって
解決して良いのか全く解りませんでした。
とにかく頑張る、それが私にとっての
唯一のやり方だったと思います。

でも、「親の時間」の仲間と
話を聞きあってゆくうちに、
膵臓に石は残っていましたが、
膵炎にはなるまで悪化することなく、
普通に日常生活を送れるようになりました。

そしてある日、ついに石は
自然消滅したのでした。

日常生活では食事に気をつけたり、
カイロやお灸も試していました。
でも、大きかったのは聞き合うことで
自分を大事にしていいのだということに
気が付いたからだと思います。
『自分を責めない、嫌なことはしない、
やりたいことをやる、自分のことを第一に考える』

私が子供の時から信じていたのは、
出来ないのは自分の努力不足、
嫌なことを乗り越えていくのが人として素晴らしい、
自分よりも他人の為に生きることが価値がある、
好きなことばかりやって嫌いなことを
避けていたらロクな大人にならない。
このような間違った情報に基づいた
考えこそが、私を苦しめていたのだと気付きました。

聞きあってゆく中で、自分にとって
何が本当で大切なことなのかに気が付いたのです。
少しずつですが、生きてゆくことが
楽しくなり、心地いい毎日が増えていきました。
人生を自分の為に生きるんだという、
新しい感覚と感動、希望みたいなものも
感じるようになりました。

病気の原因は人によって違います。
辛いと思う理由も人それぞれ。
だから解決方法はみんな同じじゃないと思います。
その人自身だけが知っているのです。

「親の時間」は自分の為の時間です。
だから、聞きあっている中では
アドバイスも否定もありません。
アドバイスはする側にとっての
ベストであって他の人には
その人なりのベストがあるのです。

こうして私は5年という時間と
自分なりの方法で病気を乗り越えました。
乗り越えた喜びは大きいですが、
病気になる前よりも、今が楽しいと思うことが
多くなったことが嬉しくて仕方ありません。

としみ

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