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価格設定で迷っている。

7月はまだ空きがありますが、8月は大分予約でいっぱいになってきました。
このまま大きなキャンセルがなければ、昨年越えを無事達成できそうです。

ありがとうございます。(鼻高々)

それで、本題なのですが、泊まったお客さんに「安いですよね」って10組に1組みくらいのペースで言われます。
同じように竹野で民宿や旅館をされている人に、「夏はがっつり儲けようで」と結構な頻度で言われます。

実は今年、繁忙期料金たるものを設定したり、微妙に値上げをしました。
他の人が見たら微々たるものかもしれませんが、私にしては結構思い切った価格変更です。決める時は、妻とも何度も相談し、満を持して決定した記憶があります。それでも、もっと上げてもよかったかなと早速気持ちが揺らいでいます。

というのも、先ほど書いたように8月は盆まで連日ほぼ満室なんです。
これが空室がまだあったり、昨年に比べて少なかったら気持ちが揺らぐことはなかったと思います。しかし、価格変更をしてもお客さんは減らずにむしろ増えているのです。

さて、どうしようとまだ夏が終わっていないのに、来年の夏のことを考えているのです。困った人間です。

じゃあどう変えるのか。

今回の価格変更は繁忙期料金の設定が主なもので、部屋の価格自体は大していじっていません。つい今さっきまでは繁忙期1000円プラスとしていたものをプラス1500円にするとか、繁忙期料金の期間をもっと長く設定するとか、そういうものを考えていました。でも書いていて気付きました。
夏季限定の宿泊プランを考えるのもありかもしれないと思うようになりました。単純な値上げではなく、付加価値をつけて全体の価格を上げる。

「ゲストハウス」という枠で考えると、宿泊プランの設定をするのは邪道のような気がします。むしろプランを作ることで民宿化していくこともあります。そのあたりの線引きがまだできていませんが、そもそもひととまるはゲストハウス的なだけであって、今の名前は「本と寝床、ひととまる」です。

客層に合わせて宿の仕組みも変化させる。
もちろん核となる部分は変えないようにしたいですが、かと言って固定観念でガチガチに固めてしまうのは違うような気がしています。

そう考えると、もう動かしようのなかった価格が、まだまだ一考の余地ありって思えて、わくわくしてきます。

そうだよなぁ、こうあるべきなんてものはないよなぁ。

自己完結。それではまた明日。

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