2020年も終わりそうなので、これまでの個人開発について振り返ります
はじめに
私はRinkerというWordPressのプラグインとTHE SONICというWordPressのテーマを開発しています。
Rinkerとは各ショッピングモールのリンクを簡単に作ることができるプラグインです。基本私が一人で開発しています。2018年5月13日にリリースしました。>> Rinkerについて詳しく知る
THE SONICというテーマは2020年3月29日に発売しました。独自のデザインはもちろん、Gutenbergという新しいエディタ用の機能、SEOの最適化、ABテスト、サイトの高速化などなど、これ一つで完結できるテーマを目指して開発しています。
こちらは私を含め5人(くまさん、はるしかさん、ノビタさん、まっさーさん あいうえお順)で開発しています。>>THE SONICについてくわしく知る
個人開発のRinkerについて
2018年5月13日にリリースしました。開発、リリース作業、ドキュメント作成、サポートまで一人でやっています。バナーはゆこさん。デザインははじめは自分のみで作っていましたが、2020年8月にくまさんに追加でデザインを作っていただきました。
実際にやってみて
2018年5月スタートなので、リリースよりかれこれ2年半たちました。2020年9月29日時点で総ダウンロード数は44,000回を超えています。
個人開発なので機能の追加やバグの修正など、自分で決めたタイミングで開発& 修正、リリースができます。この点はこれまでやっていた受託開発とは違い自由を感じた部分でした。
現状Rinkerは無料のプラグインですが、いくつかの方法で収益をいただいています。
(1)開発スポンサー(クロネさん)
(2)Fanboxからのご支援(月399円以上ご支援くださっている方 ※月199円の方はここで紹介する方法がなくすみません)
(3)カスタマイズ方法を記載したnoteの収益
(4)ASP入会アフィリエイト(Rinkerを紹介してくださっている方、ぜひご自身のサイトにも貼ってみてくださいね)
(5)アドセンス(しばらく外していたので今また貼った)
(6)キャンペーン記事執筆(単発)
(7)個別のカスタマイズ開発(単発)
上記をみるとわかる通りほぼほぼみなさまの善意で運営している状態です。この場を借りて再度お礼を言わせてください「みなさま今年もありがとうございました!!!」
たくさんの人に使ってもらえたことももちろんですが、Rinker繋がりでたくさんの方とも知り合えました。これは開発する前にはあまり想像していなかったことでした。
個人サービスを開発するかどうか迷っている方がいたら言いたい「知り合いが増えて楽しくなるよーーー!!」
グループ開発のTHE SONICについて
メンバーはくまさん、はるしかさん、ノビタさん、まっさーさん(あいうえお順)と私の5人です。それぞれ独自のプロダクトを持っています。
Rinkerのリリースを通じて出会った5人と一緒に開発をして私が感じたことを書きます。
安心感
Rinkerは一人で対応しているので、急な対応が必要な時に困る場合がありました。でもTHE SONICではチームのチャットワークに連絡すればだれかかれか対応してくれます。誰かがいる安心感...!
得意分野で分担できる
ここで私が他メンバーにやってもらって助かっている業務を紹介します。
1、ドキュメント作り
何を隠そう、私はドキュメント作りがあまり好きではないのです。THE SONICではドキュメント作成は他のメンバーがやってくれるので、大変助かります。リリース時に私がすることはZIPファイルを作ってアップしておくだけです。そうするとリリース履歴とドキュメント修正がされるのです。すごE
余談ですがRinkerのドキュメントも割と放置していて、見かねたSONICメンバーに直してもらいました。
2、質問箱および顧客対応
THE SONICでは数ヶ月に一度ファンミーティングというイベントをしています。その際に質問箱で質問を募集していますが、悪意のある質問を目視でフィルタリングをしてくれるメンバーがいます。実際ユーザーさんに恵まれているので、そんな質問はないのですが(あってもフィルタリングがあるので気が付かないのですが)、あったとしても目にすることが無いようにしてくれるのはありがたいですね。(ここで言う悪意のある質問とはご意見とは別です。念のため。)
3、デザインとフロントコーディング
フロントエンジニアってやってみるとすごく大変ですよね。ブラウザやディスプレイサイズなど考えうることが無数にあります。私はデザインできないので、デザインをしてくれる人がいないとテーマを一人で出すことはできないので、必要不可欠。
4、Gutenbergのブロック開発
新しいエディタGutenberg。クラシックエディタと呼ばれるHTMLまたは
WYSIWYGエディタで書く従来のWordPressエディタから一新された、Reactベースのエディタです。まだまだ発展途上でリリース毎に仕様がかわるので、それを追っていくだけでも苦労します。このあたりの情報を収集してくれたりするメンバーがいるのもありがたいです。
5、キャンペーンデータ作り
SONICにはヘッダの部分とRinkerで作ったボタンにマイクロコピーをつける機能があります。また、各ショッピングモールのキャンペーン情報を独自に集めて配信しています。
↓ここの「ポイント最大44倍!お買い物マラソン開催中!」など
このデータをメンバーに作ってもらってます。
ほかにも助けられていること、まだまだありますが紹介はこのくらいにします。
開発してよかった点
実際グループで開発してみて一番よかった点は、自分一人では開発できなかったこと、継続して提供するのが難しかっただろうサービスを提供できた点です。
実はTHE SONICはサブスクというWordPressのテーマではあまり採用されてこなかった料金形態をとっています。買い切り型が多い中テーマの中で、ユーザの方に納得して選んでいただくには、サブスクに見合う何かしらの継続サービスが必要です。たとえばキャンペーン配信などは、毎月手作業が必要ですが、継続していただくメリットになります。来年以降もなにかしら、ユーザの方に継続して提供できるサービスを考えて発表したいですね。(2021年の意気込み)
また、ご利用いただいている方どなたも開発陣に丁寧に接してくださり、とても助けられました。
THE SONICの機能を切り出したCOPIAというプラグインもリリースしましたが、「クリック率があがった」などユーザさんの収益に直結する報告もあり、とてもうれしかったです。
THE SONICのMTGでする雑談も楽しいです。読みたい漫画が増えます。昨日はまっさーさんが紹介してくれた「さよなら身体」という漫画を読みました。興味のある方はぜひ読んでみてください(大人向き)。
最後に
2020年は人と会うことも、どこかに出かけることもままならない方も多かったですよね。2021年は2020年にできなかったこと、やり残してしまったことができ、とてもステキな一年になりますように。
RinkerとTHE SONICのユーザのみなさん、1年ありがとうございました。とても素敵なユーザ様ばかりで、たくさんの励ましや応援の言葉をくださる方も多く、そんな皆様に使っていただけてとてもうれしい一年でした。
2021年も新しい機能や企画を考えていますので、是非ともご利用&ご参加いただけるとうれしいです。
>> Rinkerについて詳しく知る
>>THE SONICについてくわしく知る
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