真剣佑とかいう天に二物与えられた男

今週の水曜10時、「同期のサクラ」は見ましたか?

とにかく、新田真剣佑さんが名演でした。
そして、彼が演じる木島葵という役と、彼本人の境遇が少し重なった気がしたため、感動してしまいました。

正直、真剣佑さんは、顔とマッチするような爽やかなだったり、硬い役しかできないと思っていたので驚きました。(誰がいっとんじゃ)

・木島葵
高級官僚を父に持ち、コネ入社で会社に入社する。
官僚の兄に劣等感を抱き、家族以外には虚栄心を見せることで、周りからは少し痛がられている。

・新田真剣佑
父に、かの有名な俳優の千葉真一を持つ。
実際、二世俳優としての境遇に彼が生きずらさを感じているかは知らない。

真剣佑さん自体は、あんなに端正な顔なので、今回の役柄は少し向いていないのかなと感じていました。だってイケメンが家庭環境や才能にコンプレックスを抱いていても説得力がないじゃないですか笑

ですが、後半からは、彼の演技に見とれてしまいました。

なぜでしょうか。

そう、親の七光りと周りから言われている姿が妙に、真剣佑さんの姿に影を落としていたからです。顔が良いため、ヘラヘラしていても世の中を渡っていけると思っている姿とかも、妙にハマっていましたね。

こうなることを計算して、真剣佑さんにこの役柄を与えた監督はすごいですね。

誰がいっとんじゃという話ですが、彼が日本アカデミー賞新人俳優賞をとった「ちはやふる」よりも、名演だったと思います。

二世タレントも辛い状況ってあるよなーと思った水曜日でした。

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