蒲田にて。ラーメン2.0を見た。

「かけラーメン まさ屋」蒲田

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本拠地蒲田をパトロールしていた時のことだ。
蒲田でラーメンでも食べようと、行きつけである「宮郎」さんへ伺おうと思ったが、残念ながら定休日。人気店の「飛粋」へ行こうと思ったが、そっちらも定休日。ラーメンをやめてカレーでも食べるかと思いながら歩いていると、目を引く看板が。。

「かけラーメン 380円。うちはかけラーメンしかやっておりません。
電子マネーのみ。現金不可」(380円は夜料金だったらしい)

聞き覚えのない単語、「かけラーメン」。この言葉に興味を示さないはずはない。入ってみると、立ち食い形式になっており、7人くらいは入れるくらいの広さだ。
店長の方が気さくに話しかけてくださった。


「初めての方ですが?うちは、かけラーメンしかありませんが、麵の種類が二種類ありまして、初めての方には太い方のA麺をおススメしております。」


初めて入った店では必ずおススメを頼むポリシーに従い、A麺を注文した。
ここで店長が衝撃の言葉が発せられた。
「うちは、現金での支払いができないんですよー。交通電子マネーか、クレジットカードでの支払いになります。」
耳を疑った。なぜなら、現金が使えないラーメン屋なんて見たことがない。
私「新しいですねー笑」
店長「生意気ですみません。笑」

最高だ。このラーメン屋は確実に新しい風をふかしてくれる。

そうこうしている間に、ラーメンが着丼した。

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いわゆる二郎系というやつだ。好みである。
「ニンニク入れますか」という答えに、即座にお願いしたため、ニンニクの香りが鼻に心地いい。
よく混ぜた後、口に含んでみると。うまい。小麦の香りが口に広がる。
二郎系では鉄板の野菜の山がないため、野菜の水分が出ることがないため、味が濃くてうまいのだ。欲を言えば、チャーシューは欲しかった。

麺を食べ終わった後に、ごはんがひとかきサービスだったため、おじやにして最後までおいしくいただけた。
「ごちそうさまでした。」

食後に店長と話してみると、10月に頭にオープンしたばかりで、まだ蒲田の客足の流れを調査しているようだ。そのため、10月は不定休であり、たまたま入れてラッキーだったのだ。
また、「今後は、麺を通販でも売っていきたい。」と言っており、確かにかけラーメンならではの販路だなーと関心した。

とにかく、
・かけラーメンしかやっていない。しかも安い。
・現金での支払いができない。

という点には驚かされた。
うまくいけば、人気店になるのではないかと思う。
飲み終わりには最高の条件なので、再訪は確実であろう。


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