「上手に伝えようとしなくても良いよ」って 君が何度言ったって、きっと私はいつまで経っても満足しないんだ
noteを読むとヘコむ時がある。
SNSの中でしか知らない誰かの素敵な文章に嫉妬(良い意味で)
してしまうことがある。
最近の通勤時間は何かを読むことに時間をあてていて
とにかく概念から、技術の紹介から、エッセイから
読み漁っている。
その度に自分の言葉に自信を失う。
勝手なヤツだな、私。
心にぐるぐる留まったので、思わず更新に精を出してしまった。
5月に更新されていた、サカエ コウ。さんのnote。
5月に出会いたかったよ、この記事と。なんて思いながら
ああ、そうだよねって思う。
励まされました。
noteを読み漁るようになってから、
いいね数が少なくても、人生がひっくりかえるような文章と
出会うことがある。
思わず「私は見ているよ」
って伝えたくて
1スキを押してみたりする。
逆にいいね数がたくさん着いているからと
思わず手を伸ばす記事もある。
結果どちらも自分の中での“良い文章”だったりして
私も頑張ろうだなんて
凹んだ心に細やかな喝を入れる。
でも、
出会えてないだけなのかもしれない。響く人に届いていないのだ。埋もれちゃってるのだ。昔(始めた頃)の自分のnoteもスキの数は少ないけど、そのnoteだって好きだもん。今でも好きだもん。
サカエ コウ。さんの言葉でハッとする。
誰かのために頑張ろうとしなくても、自分が好きだから
やってみるで良いじゃん。
自分のやりたいが、結果、皆んな求めていた。が一番幸せな気もするし。
目に見え過ぎる解り易い表現ばかりに、
慣れ過ぎないようにしよう。
漠然とした“皆んな”や“価値”とかじゃなくて
1人の誰かの為に走る小さな一つを
いつしか大きなものにする為に
そのいつかの為に頑張るのだ。
この場はフラットで心の底から伝えたいことが許されるような場で
あってほしい。
もちろん、あなたの言葉で、
もちろん、私も言葉でも。
「ごめん、上手に伝えられなかったね」と話すと
いつも決まって「上手に伝えようとしなくても良いよ」と
言ってくれる人が居る。
私は心のどこかでその言葉を聞いて安心したいのかも知れない。
脳裏に焼き付いた快楽のような常套句を言って欲しくて、
これからも「ごめん」と、言うのかも知れない。
嫉妬しちゃう文章は、世界に山ほどある。
「上手に伝えようとしなくても良いよ」って
君が何度も言ったって、きっと私は満足しない。
ちゃんと文字でも温度が心に響くようなそんな文字を
打てるように今日もちゃんと、努力するよ。
言葉にしなくちゃ伝わらないし
だってあなたに届いて欲しいじゃん。
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