見出し画像

好きなポケモンで勝てるようになる!最強パーティ構築と組み方徹底解説

どうも皆様おざゆうです!

はじめに
この記事はポケットモンスター スカーレット バイオレット用の解説になっています。

ポケモンバトルは、対戦要素が非常に奥深いゲームになっています。覚える知識も多く遊び方も多様化しているので、自分の好きなポケモンで勝ちたいランクバトルで上位を目指したいなど色んな目標を掲げている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はポケモンバトルの構築の組み方について、より詳しく解説していきます。

YouTubeの動画や配信では話せない
構築を考える中で僕なりのコツも細かく
語っていきますので皆様のポケモンライフに取り入れていただくと嬉しいです。


1.自分が活躍させたいポケモンを決める

まず構築を考える上で僕が大事にしていることは、目的のポケモンがどの対戦でも活躍出来るパーティを作るということを意識しています。
そのため、最初に活躍させたいポケモンを
選び、どんな使い方で戦うかを決めていきましょう。

ポケモン1匹の育成といっても
性能やコンセプトによって無限の戦い方が可能になります。

  • 攻撃力の高いアタッカー

  • 素早さの高いアタッカー

  • 耐久力の高いアタッカー

  • 攻撃力が高い受け

  • 素早さが高い受け

  • 耐久力が高い受け

  • 相手の動きを妨害するサポート

  • 後続のアタッカーを活躍させるためのサポート

このように僕は最初の1匹を育成する際、これらのどれに該当するのかを考えます。

もちろん好きなポケモンではなく
負けたくないから強いポケモンを使いたいという場合も同じです。

軸となるポケモンを選ぶ際のポイント

  • 自分の好きなポケモンを選ぶ: モチベーションを維持するために重要です。

  • 環境に流行しているポケモンを選ぶ: 強力なポケモンを選ぶことで、勝ちやすくなります。

  • パーティ全体のバランスを考えた上で選ぶ: 偏りのないパーティにすることが重要です。

皆さんも自身がどれに該当する
トレーナーなのか把握しておくと
今後の解説が理解しやすくなると思います。

今回は分かりやすく僕の大好きなポケモン
カメックスで考えてみましょう。

2.最初の1匹の育成を明確にする

ではカメックスを軸とした
パーティを実際に考えていきます。

カメックスの種族値を見てみると
防御100 特防100
耐久の数値が高いポケモンになっています。

特性はげきりゅうあめうけざら

  • げきりゅう: HPが1/3以下の時、みずタイプの技の威力が1.5倍になる。

  • あめうけざら: 天気が『あめ』の時毎ターン、HPが最大HPの1/16回復する。

これら特徴を理解して型を考えていきますが
初心者の方で明確なコンセプトがわからない方はもっと簡単に絞ってみましょう。

  • アタッカー

  • 受けポケモン

  • サポートポケモン

慣れない間はこのように
想像していただいて大丈夫です!

ではカメックスをどの戦い方で
育成するか考えますが今回はアタッカー
で採用してみましょう。

カメックスをアタッカーで採用する場合
有名な技としてからをやぶるというものがあります。

  • からをやぶる: 自分の『ぼうぎょ』『とくぼう』ランクが1段階ずつ下がり、『こうげき』『とくこう』『すばやさ』ランクが2段階ずつ上がる。

からをやぶるは限られたポケモンしか
習得することが出来ない技のため、
そこに注目して採用すると他のポケモンとの差別化がとれるようになります。

からをやぶるを軸とした育成で進めていくと
次は攻撃技を選んでいきますが、
ここがタイプ相性を理解しているかどうかで
使いやすさが変わってきます。

カメックスは水タイプなので
水技を使うことでタイプ一致により火力が上がる仕様になっています。

  • タイプ一致: ポケモンと技のタイプが一致しており、技の威力が1.5倍になること

そのため攻撃技の1つはタイプ一致の技を採用することをオススメします。
今回の場合はハイドロポンプを入れてみましょう。

いい感じになってきましたね〜
では次はもう二つの枠を決めていきます。

ここで日頃僕が皆様から相談をいただく中で
「何を意識して技を選べばいいかわからない」
という方が多くいらっしゃいます。

ポイントは、

最初に選んだ攻撃技が通りづらいタイプ

を意識すると必要な技が
分かってくるはずです。

今回の場合、水技であるハイドロポンプが
通りづらいタイプを考えてみると、

  • 水タイプ、草タイプ、ドラゴンタイプ

などが挙げられます。
これらのタイプに対しては水技を
半減で受けられてしまうため、
逆にこれらのタイプに対して抜群を突けるタイプを考えます。

例えば草タイプドラゴンタイプに
一貫して強いのは氷技です。
水タイプに抜群を突けるのは
でんき技草技です。

氷技でカメックスが習得するのは
れいとうビーム
でんき技と草技をカメックスは
習得しないためテラスタルでんき
利用したテラバースト

といった感じでタイプ一致の技を半減に抑えられるタイプに抜群が突ける技を採用していくと、どのポケモンに対しても一定の仕事が出来るようになります。

他にもテラスタル水でさらに火力を上げたり
水・地面タイプ対策で草テラバースト
採用したりと仮想敵によって変化しますが
今回は解説ということでこの型で進めていきましょう。

次に持ち物ですが、このカメックスは
からをやぶるを使う前提の型なので1ターン積める展開がないと活躍が厳しくなります。

持ち物はこういった技と特性では補うことが出来ない弱みを埋めてあげる物だと認識してあげるといいでしょう。

この場合、からをやぶると相性が
良い持ち物を考えると、

  • 攻撃を一度耐えれるきあいのタスキ

  • あくびなど変化技対策でラムの実

  • ちょうはつをされて積めない状況を無くすためにメンタルハーブ

  • からをやぶる使用後もカメックスの耐久力を活かしたい場合は白いハーブ

このようにからをやぶるを使う前提で
どの対策をするかで持ち物枠は
絞れてきます。
個人的にオススメなのは状態異常を防げるラムの実なので今回はラムの実を持たせてみます。

さあこれで育成は決まった!

ってのは冗談で最後に重要なのが
努力値性格です。

  • 努力値とは、ポケモンの強さにかかわる数値のひとつ。 ステータス画面では確認できない隠しステータスの一つ。

  • 性格とは、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをあげたり、下げたりするものです。

順番としては努力値から考えていきますが
僕がここで大事にしていることは、

素早さに振る努力値を先に決めてしまうこと

アタッカーとして採用する中で相手より先に攻撃出来るかどうかの基準である素早さ調整は一番重要ともいえます。

しかし、今回のカメックスはからをやぶるをすることで素早さが二段階上がって攻撃することを考えると、二段階上がったら大体のポケモンの上から行動できるラインまで努力値を振ることが大事になります。

しかし実際に計算してみると、

最速カメックスがからをやぶるを使用しても
ブーストエナジーが発動したハバタクカミは抜けないようになっています。

こういった最速でも抜けない相手はキッパリ
割り切って最低限の素早さラインが確保出来るところを調べましょう。

素早さ100族以下のポケモンの場合、
こだわりスカーフを持たせることで足りない素早さを補う型が多いため、
今回はスカーフ最速100族を抜けるラインまで調整してみましょう。(素早さ+132)

素早さが決まれば残りの努力値を
火力に振る耐久に振るかですがラムの実を持たせたアタッカーということで今回は火力に振りましょう。

そして残った努力値を耐久に振り、
最速カメックスということで性格をおくびょうにするとこんな感じになります。

からをやぶるをすることで
最速スカーフ100族抜き
あくびやでんじはをされても
ラムの実で安全に積める
水技、氷技、でんき技と
半減&無効にされない範囲で攻撃できる

このようにそれぞれ決めた理由を明確にしながら作っていくことで思い通りの活躍が期待できるでしょう。

3. 軸のポケモンの弱点を補うポケモンを選ぶ

一匹目のカメックスが決まったということで次は二匹目を決めていきます。
二匹目を選ぶ上で重要なことは、

主役の弱点を補うポケモンを選ぶこと


今回のパーティの主役はカメックスなので
カメックスの弱点を補って上げることが大事になります。
つまり、カメックスは水タイプなので
草タイプでんきタイプが弱点になります。

これらタイプを半減or無効に抑えれるポケモンを選ぶことでカメックスをカバーしていきましょう。

分かりやすくどちらも半減に抑えれるタイプとしてドラゴンタイプであるドラパルトを採用してみましょう。

ドラパルトは素早さ142とアタッカーとして優秀な性能を持っています。
しかし、ここで僕なりのパーティを作る前に考えているコツを話していきます。

これは受けループ構築やサイクルをあまりしない対面構築の場合は当てはまりませんが、
僕のようにサイクル構築が好きであったり、
どういったコンセプトにしたらいいか分からない方などは参考にしていただきたいです。

パーティに入れるポケモンは全部で6匹ですがその6匹を僕はこのように分けています。

  • 二匹:アタッカー

  • 二匹:サポート&クッション(受け)

  • 二匹:受け&攻撃ができる

これを意識して作ることである程度どのパーティにも通用する万能型構築が出来ると思います。
つまり最初に採用したカメックスは
アタッカーの為、二匹中の一匹は
決まっています。

そのため残りの枠を決めていくんですが、
二体目のドラパルトはアタッカーである
カメックスの弱点を補うポケモン。
ここでアタッカードラパルトとして採用してしまうとカメックスの補完とはいえ、
受けが弱い組み合わせになります。

また、カメックスを活躍させたくて作った
パーティなのにアタッカードラパルトの方が
活躍してしまい思った通りの選出が出来なくなってしまうという可能性があります。

そのため僕の場合はこの枠に入れる
ドラパルトはアタッカーカメックスを活躍させるサポート受けとして育成します。

努力値などははぶきますが型としては
こんな感じ

おにび&でんじは起点型にすることで

  • おにび:相手の物理火力を落とすことでカメックスが積みやすい状況をつくる。

  • でんじは:相手を麻痺らせることで普通は抜けることが出来ない素早さラインをカメックスが突破できる

こうすることで、カメックスの弱点を補いながらサポートする役割を持つことが出来ます。たたりめでダメージが稼げることも考えるとこのドラパルトは受け&攻撃ができる
の枠に入ると思います。

弱点を補うポケモンを選ぶ際のポイントは

  • タイプ相性や特性を考慮する: 相性の良いポケモンを選ぶことで、有利に立ち回ることができます。

  • 物理攻撃と特殊攻撃の両方に対応できるポケモンを選ぶ: 両方の攻撃に対応できるポケモンを選ぶことで、安定した戦いができます。

  • 積み技対策ができるポケモンを選ぶ: 積み技を使うポケモン対策ができるポケモンを選ぶことで、不利な状況を打開することができます。

タイプだけでなく特性や習得する技でも
弱点を補うことが出来ることも覚えておきましょう。

4.二匹の弱点を埋めるポケモンを選ぶ

続いて三匹目を選んでいきますが
三匹目を選ぶ際に重要なことは、

二匹でも補うことが出来ない部分を埋めるポケモンを選ぶこと

例えば、タイプで見てみると
カメックスとドラパルトの並びでも
悪技、ゴースト技、ドラゴン技、
フェアリー技、ひこう技など

等倍以上で受けてしまうタイプが存在します

これらのタイプに強いポケモンを三匹目に
入れるということになります。

今回はフェアリータイプに打点を持ち、
多くのタイプを半減で受けれるドドゲザン
入れてみようと思います。

ドドゲザンは物理耐久も高く
攻撃性能も優秀な為、完全なサポート&クッションとして使うのは勿体ないので、
突撃チョッキを持たせて受け&攻撃ができる
の枠に入れたいと思います。

型としてはこんな感じ

突撃チョッキで耐久を上げ、
先制技のふいうち、壁構築対策でかわらわり
といった受けも攻撃も出来る役割としては
ピッタリですね。

5.技の一貫と不足している枠を理解しながら埋めていく

続いて四匹目ですが、
この四匹目からはそれぞれの構築内容で変わってきます。今の段階では、

  • アタッカーが1匹、受け&攻撃が二匹

これらが決まっているので残りの

  • アタッカーの1匹、サポート&クッションの二匹

という考えがこの四匹目を決める基準になってきます。なので皆さんのパーティでも先に埋まるものは違っているはずなので、どの枠が不足しているのか理解しておきましょう。

ということで今のところまだ埋まっていない
サポート&クッションを選びたいと思います。
いわゆる受け専門ということですが
もう一つ重要なのが、

一貫をとられているタイプがまだ存在しているということ

決定している三匹の並びには無効で対策できるはずの地面技の一貫が出来ています。
これが分かるだけで相手側は迷いなく
地面技を打つことが出来るため、
サイクル構築にとっては相手に後続の圧力もかけていきたいところ。

地面の一貫を防ぎつつフェアリー技も半減で受けれるポケモンが欲しいため、
ここではアーマーガアを採用したいと思います。
受け専門で考えるとこんな感じ

受け専門なのではねやすめなど回復技を習得できるポケモンを選ぶのもポイントですね
火力によるゴリ押しを防ぐ為に
鉄壁を採用しつつ攻撃技を採用しない分、ゴツゴツメットで負荷をかけていく戦い方になります。

ではこの調子で残りのアタッカー枠
受け&クッションも決めていきましょう。

6.それでもキツい時の切り札を用意しよう

五匹目は今段階で決まっている四匹でもキツいポケモンにだけ選出する枠ということを意識しよう。

この場合、能力を上げても無効にされてしまう特性てんねんポケモンや、
みがわりを誰も技構成に無いため相手の変化技キョジオーンのしおづけなどを防ぐことが出来ない。

そのため、五匹目はみがわりを採用特性てんねんにも強いポケモンを選んでいきます。

今回は変化技を豊富に覚え、受け&クッションとしても使えるエルフーンを入れたいと思います。
型としてはこんな感じ

みがわりを採用することで変化技しおづけを無効にし、特性いたずらごころアンコールで相手の受けポケモンを対策しながら、
特性てんねんでも関係なくやどりぎのタネ
ダメージを稼ぐ。

他とのタイプ補完も出来ていて良いですね

7.最後は自由かつ最適なポケモンを見つけること

最後の六匹目ですが、
正直この枠は自由枠になります。

だからといってなんでも入れていいという
訳ではありません。
例えばまだこのパーティの弱点を考えると、

  • でんき技の一貫がある

  • どくびしを撒かれた場合の対処法がない

  • 炎技が弱点のポケモンが多い

など補うべき点は色々あります。
ですが全部を対策できる構築というのも
中々存在しないため、自分にとって苦手なものに目を向けると解決するかもしれません。

例えばサイクルや読み合いに自信がある方なら炎技の弱点が多い構築でも交換しながら受けていくことが可能です。
ダメージ感覚に慣れているのならどくびしを巻かれたとしても倒されずに立ち回ることも可能です。

これらはトレーナーそれぞれの強みであり
個性でもあります。

ですがそんなトレーナーにも苦手なことは存在するはずです。

相手の持ち物や素早さ関係を
忘れやすかったり、ステルスロックやどくびしを撒かれても対処法が分からなかったり。

こういったその人それぞれの弱みを埋めれそうなポケモンを最後に選べると戦いやすくなります。

ということで僕の場合は炎技をうまく受けていける自信が無いので、ヒスイウインディを採用したいと思います。
型はこんな感じ、

炎技に強くタイプ一致もろはのずつきで抜群も狙うことが出来る。残りの枠であるアタッカーのため、こだわりスカーフを持たせることで崩し性能を上げた。

これでパーティが決まりましたが最後の重要ポイントとして、

物理と特殊をバランスよく組み合わせているか確認すること

物理に偏りすぎると鉄壁で積まれることで厳しくなる。特殊に偏りすぎるとハバタクカミやハピナスなど尖った特殊受けの突破が難しくなる。

そのため物理と特殊の割合は半々でバランスよく組むように気をつけましょう。

お疲れ様です。
これでパーティは完成しました。

少し複雑な部分もあったと思いますが、
是非新しく構築を組む際に困った時はこの記事を何回も読んで参考にしていただけると嬉しいです。

そして皆さんのパーティが出来上がったら
僕にもお話を聞かせてください。

主にYouTubeの配信で皆様の育成や構築の質問回答をやっていますので、
ぜひおざゆうに会いに来てください。

皆様とお話できるのを楽しみにしています。

長くなりましたが、この記事を最後まで見ていただき本当にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?