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国語教育関係の疑問をChatGPTに投げかけてみた結果①

先日、巷で話題のChatGPTを使い、国語教育に関わって疑問に思っていたことのいくつかをぶつけてみた。思いのほか興味深い内容が多かったので、抜粋してここにまとめる。AIの出力サンプルとして、あるいは国語関係の疑問への無難な解答例として参考にしていただければ幸いである。

※ChatGPTについてはこちらを参考に。
https://aismiley.co.jp/ai_news/chatgpt-tsukattemita/

但し当然ながら、下記の掲載内容はAIによる出力結果であり、信頼性を担保するものではない。また、このAIは前後の質問内容をも学習した上で解答している可能性が高く、同様の質問を投げかけて同じ結果が出力される保証がないこともあらかじめ断っておく。


1. 国語教師の文学好きは本当?

学校の国語の先生には文学好き、文学的な専門知識に長けた方が多いと聞きます。その認識はどこまで正しいのでしょうか?

一般論としては、文学教育に携わる教師の中には、文学に深い関心を持ち、豊富な専門知識を持つ方が多い傾向があると言えます。しかし、必ずしも全ての国語の先生が文学好きであるわけではなく、また、文学的な専門知識に長けているからといって必ずしも優れた教育を行えるわけでもありません。国語の授業は、文学教育だけでなく、コミュニケーション能力や情報リテラシーの向上にも繋がるものであり、教師はそれらの観点からも幅広い教養と教育方法を持ち合わせる必要があると言えます。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

2. 読書感想文が苦手な生徒は多い?

小中学校の長期休みには読書感想文という課題が出されることがあります。個人差はあれど一般的には不評な意見が多く、その原因は多くの場合、生徒側から「書き方がわからない」の声に教員側が答えられていないことにあると考えています。この認識はどこまで実態に合っているのか、なぜこうした実態が起きてしまうのか教えてください。

確かに、小中学校の長期休みには読書感想文の課題が出されることがありますが、その課題に不評な意見が多いのは、「書き方がわからない」という理由が一つの要因となっています。
このような実態が起こる原因の一つには、教師側が十分な指導を行っていないことが挙げられます。教師側が、どのようなポイントに注意しながら感想文を書けばよいのか、どのような構成や表現方法が適切であるのか、具体的な指導やフィードバックを行わなければ、生徒たちは書き方がわからずに困惑してしまいます。
また、生徒側も、自分で考えた感想をどのようにまとめて書けばよいのか、どのような言葉を使えばいいのか、といったことについての自信やスキルが不足している場合があります。これは、あまり読書に親しまない生徒にとっては、特に問題となるかもしれません。
以上のような理由から、教師側は指導やフィードバックを充実させることで、生徒側は自分なりの感想をまとめる力を身に付けることが必要です。また、生徒側は、日頃から多様なジャンルの本を読み、感想をまとめる練習をすることで、感想文に必要な力を養うことができます。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

3. 低学力の生徒は契約書を読める?

いわゆる底辺校の、全般的な学力の低い生徒にとって、市場に流通している契約書、行政サービスの案内文などを正しく(誤解なく)読み解けるのでしょうか?契約書や行政の案内文には時々、読み手の読解意欲をそぐような細かい文字列・文章が目立つように見受けられるのですが。

底辺校の学力が低い生徒が、契約書や行政の案内文を正しく読み解くことができるかどうかは、その生徒の能力や状況によります。しかし、一般的には、契約書や行政の案内文には、専門用語や複雑な文法などが含まれていることが多く、読み手に高度な読解力を要求することがあります。また、底辺校の生徒は、一般的に読解力や文法力に課題を抱えていることが多いため、そのような文書を理解することが困難である可能性があります。
ただし、教育現場では、生徒が現実の社会で必要とされる読解力や文法力を身につけるために、そのような文書を取り上げて学習することが求められることがあります。その際には、生徒の能力や状況に応じて、適切なアプローチや支援が必要となります。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

4. 定期考査の読解問題の傾向は?

高校の国語授業でも他教科同様の定期考査(筆記試験)が行われています。定期考査で出題される読解問題は既習のものと未習のもの、どちらが多いと考えられますか?またその定期考査のありかたは現代社会が求める国語の資質能力(リテラシー)育成にどこまで有効と言えますか?

定期考査で出題される読解問題については、高校や学校によって異なるため一概には言えませんが、多くの場合は既習のものが多いと考えられます。既習の内容を復習し、定着させることが目的であるため、未習の内容を出題することはあまりないかもしれません。
定期考査のあり方については、単に知識の暗記や理解度の確認にとどまらず、資質・能力の育成にも配慮する必要があります。現代社会が求める国語リテラシーとは、情報や文化を適切に扱い、自分の意見を的確かつ適切に伝えることができる力です。国語授業では、文章を読解する力だけでなく、情報や意見を整理し、自分なりの考えを文章化する力、相手を意識したコミュニケーション能力なども育成する必要があります。定期考査の問題設定や評価方法も、こうした資質・能力を育成する視点から検討されるべきでしょう。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

5. 大学入試の評論の定番テーマは?

日本の大学入試における評論読解の題材に選ばれやすいテーマ、選ばれにくいテーマはありますか?

日本の大学入試における評論読解の題材について一般論を述べることは難しいですが、一般的には社会的な関心事やニュースに関するテーマが選ばれやすい傾向があります。例えば、社会問題、国際情勢、科学技術、文化、教育、経済などです。また、近年では、多様な価値観が存在する現代社会において、ジェンダーやマイノリティーなど、社会的マイノリティーについてのテーマも選ばれることがあります。
一方、選ばれにくいテーマとしては、専門的な知識が必要な分野や、古い時代の文学作品などが挙げられます。ただし、これらのテーマが出題される場合もあるため、幅広い知識を持つことが求められます。また、評論読解においては、分析力や論理的思考力が重要となるため、その点も意識しておく必要があります。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

6. 大学入試に小説は出にくい?

日本の大学入試で現代文による小説を国語の二次試験として出題する大学は少なくなったと聞きます。それはなぜですか?

近年の大学入試では、現代文による小説を国語の二次試験として出題する大学は少なくなっています。その理由として、以下のような要因が挙げられます。
1. 高校の国語教育の変化:
高校の国語教育では、文学的な作品よりも論説文や説明文の扱いが増えてきており、小説を読む機会が減っていることが背景にあるとされています。
2. 学生の読書習慣の変化:
テレビやインターネットなど、情報源が多様化した現代において、学生たちの読書習慣が減少傾向にあるため、小説を読み解く力が十分に身についていない場合があることが問題視されています。
3. 出題難易度の問題:
小説を読み解く能力については、評価が難しいこともあり、入試においては出題難易度の問題が生じることがあります。

これらの要因から、小説を国語の二次試験として出題する大学は減少傾向にあるとされています。ただし、全ての大学でそうであるわけではなく、一部の大学では現代文による小説を出題している場合もあります。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

7. レポートは高校・大学どちらで?

昨今の大学では初年度からレポート作成技能が求められていると聞きます。そしてその改善を高校の国語教育に求める声が一定数あります。他方、高校の国語授業においてレポート作成技能の指導については後ろ向きで、「大学に行ってからで良い」という声も聞こえます。この両者の見解をどう受け止めればよいですか?

大学でのレポート作成技能が求められる現代社会において、高校の国語授業がその指導に後ろ向きであることは問題であると言えます。ただし、高校の国語授業においても、レポート作成技能を指導することが望ましいと思われます。
大学に入ってからでも良いという意見があるのは、大学でのレポート作成の方法やスタイルが、その大学によって異なることがあるためです。しかし、高校の国語授業では、一般的なレポート作成の基礎的なスキルや方法を身につけることができます。これによって、大学に入学してからのスムーズな学習や就職活動への準備ができると考えられます。
つまり、高校の国語授業においては、レポート作成技能の指導に後ろ向きではなく、積極的に取り組むべきであると言えます。一方で、大学に入学してからも改めて学習が必要になることもあるため、高校での指導はあくまで基礎的なスキルの習得に留め、その後の学習にも対応できる柔軟性が必要です。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

8. 小論文の体系的指導は少ない?

大学受験において小論文で合否が決まる事例が増えて久しいですが、高校国語においては体系的に指導するのではなく受験期に集中的に取り組む事例が多いと聞きます。高校の国語授業には「国語表現」という作文に特化した科目も設定されていますが有効活用されていないようです。これはなぜでしょうか?

高校の国語教育において、小論文や国語表現に特化した科目があるにも関わらず、その指導が不十分であるとの指摘があるのは、いくつかの要因が考えられます。
まず一つは、国語教員の指導力不足です。国語表現や小論文といった分野は、文体や論理展開、語彙力など、多岐にわたるスキルが必要となります。しかし、それらを十分に習得し、指導する能力を持った教員が不足している現状があります。また、指導に必要な時間や授業の枠組みにも限界があるため、十分な指導を行うことが難しいという問題もあります。
さらに、高校生が抱える様々な課題や問題により、小論文や国語表現に集中することが難しいという問題もあります。高校生は、学校生活や部活動、アルバイトなど、多忙なスケジュールを抱えていることが多いため、作文に取り組む時間や集中力に限界があることがあります。
以上のような問題があるため、高校の国語授業においては、小論文や国語表現に特化した科目が設定されているにもかかわらず、指導が不十分であるとの指摘があると考えられます。しかし、これらのスキルは大学受験だけでなく、社会人としても必要とされるため、教員や生徒、保護者など、関係者が協力し、より充実した指導ができるよう取り組んでいくことが望まれます。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

9. 国語教師は評論や小論文の技術をどう獲得する?

学校の国語の先生は、評論系の文章読解や小論文指導についての専門的な知識やスキルをどのように獲得し研鑽しているのでしょうか?

学校の国語の先生が評論系の文章読解や小論文指導について専門的な知識やスキルを獲得し研鑽する方法は複数あります。例えば、大学で文学や言語学を専攻して修士号や博士号を取得することで、詳しい知識や研究能力を身に付けることができます。また、教員養成大学や教育セミナーなどで指導法や教材の使い方などを学ぶこともできます。
また、実際に小論文や評論を書いた経験がある先生もいるかもしれません。自身で執筆することで、学生の立場に立って指導する際に有用な知識やスキルを獲得することができます。さらに、継続的に勉強会や研究会に参加することで、最新の指導法や研究成果を学ぶこともできます。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

10. 「論理国語」で文学授業は減る?

高校の国語教育では新科目「論理国語」が選択される場合、高校国語で文学作品に親しむ機会が少なくなるという声があります。これは事実ですか?

「論理国語」という科目が導入される場合、高校国語の授業時間が確保できなくなることによって、文学作品に触れる時間が短くなることが指摘されています。ただし、これは全ての学校や地域で同じような状況になるわけではなく、学校や地域によって異なります。また、「論理国語」を導入することで、論理的思考力や説得力のある文章の書き方などが身につくことから、文学作品を理解する力を高めることにもつながると考えられています。したがって、「論理国語」と文学作品の授業の時間配分をうまく調整することで、両方の授業を充実させることができると考えられます。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。


11. 母国語と外国語、どっちを優先?

母国語の習得不足は外国語や他教科の学習に支障をきたす、だから母国語(日本人の場合は日本語)の習得を優先すべきという主張はどこまで実態を捉えていますか?外国語や他教科の学習を同時並行ないし優先したほうが良い場面はないのでしょうか?

母国語の習得不足が外国語や他教科の学習に支障をきたすという主張は、一般的には実態を捉えています。なぜなら、母国語は基本的な言語スキルやコミュニケーションの土台となるため、不十分な状態で外国語や他教科の学習を進めると、理解力や表現力の不足などによって学習が困難になることがあります。
ただし、外国語や他教科の学習を同時並行で行うことは、母国語の習得を優先することと相反するものではありません。実際には、母国語の習得と並行して、外国語や他教科の学習を進めることが望ましい場面もあります。例えば、外国人生徒が日本の学校に入学した場合、母国語の習得と並行して日本語の習得を進めることが必要です。また、科目によっては、母国語の習得と並行して学習することで、互いに補完しあう場合もあります。
総じて言えることは、母国語の習得は重要であり、その不足が学習に支障をきたす場合があることを認識する必要がありますが、外国語や他教科の学習も同時に進めていくことが大切であるということです。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

12. 外国籍生徒への日本語指導は?

近年では日本でもいわゆる移民が増えており、その子女が通常学級で授業を受けることも増えていると聞きます。多くの場合、その子女は日本語の基本的な語彙や日本語による読み書きスキルが不足していると考えられますが、その生徒に優先的に習得させるべき事項は何でしょうか?

移民の子女が日本の学校に通う場合、まずは日本語の基本的な語彙や文法を習得することが重要です。そのため、初めに日本語教育を中心に行うことが必要とされています。
具体的には、以下のような内容が重要とされます。
・日常会話で必要な基本的な単語や表現
・カタカナ語や外来語の意味や使い方
・日本語の基本的な文法
・漢字の読み書き
また、日本語を学ぶだけでなく、日本文化や社会についても学ぶことが大切です。これは、日本の学校で過ごす期間が長くなるにつれて、より重要になってきます。
移民の子女にとって学習がよりスムーズに進むよう、学校や教育機関では日本語教育に力を入れ、バイリンガル教育や日本文化についての理解を深める授業などを行うことが望ましいです。

ChatGPTによるAI出力のサンプル。2023年3月28日実施。

※追記

続編②はこちら。
https://note.com/ozeanschloss/n/n605c5cf7ce05

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