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矢後直規展トークセッションにて。

本日、矢後直規(アートディレクター)の方の展示にいって参りました。そのなも、婆娑羅。なんと強そうな。

クリエイティブが、どれも本当に素敵でした。
ラフ画と出来上がったものを比べることができて、
矢後さんの頭にあるイメージを、カメラマンとか衣装さんとか、いろんな人が全力で形にして、やっとあの素敵な広告が出来上がる。
普段は、「かっこいい!!」だけで終わってしまう私ですが、今回の展示で、制作者の話を聞くと、やはり見るところが変わります。

制作者の話を聞く、、?
そうなんです、本日はゲストの瀧本幹也さん(写真家)と伊藤佐智子さん(ファッションクリエイター)を交えたトークイベントなのでした。

一番印象に残っているのが、このお三方の仲のよさでした。
皆さん年代は違うのですが、同じチームで仕事をすることが多いらしく、トークセッションも、和やかな雰囲気のなか行われていました。

一番年長の伊藤さんが、仰っていたことです。
『こうやってキャリアを重ねると、周りが大御所扱いしてきたりする。本当にやりにくい。イェスマンが増えてきたりする。「伊藤さんにはこんな小さな(企業)仕事は申し訳ない、、、」と言われたりする。でもそういうところの方が自由が効くし、コストを押さえなきゃとかはあるかもだけど、私のように経験を積んでいる人の方がそこを上手く対処できる。』
(私の記憶なので、言っていたことが間違っていたらすみません)

このようなことを仰っていました。

このチームでは、お互いがお互いを信頼しきっていて、プロとして本気でぶつかっているから対等な関係で、いいものが生み出せるのだな、と思いました。
本気になっている人同士は、年齢なんて関係ない、と。なんてかっこいい。

私は、よく自分の意見を言わずにいることがあります。
相手の意見に対して、意見できないときがあります。
でもそれは、自分しか見えてなくて目標に対して本気になってない、ということなのかなと感じました。
こういうことがあったら、「良いものにしたい!という気持ちはあるか?」と自分に問いかけられればと思います。

あと、皆さん、趣味仕事であるということ、仕事だけの関係ではなく一緒にご飯を食べたり雑談をすることにより、仕事のコミュニケーションの質も上がる、ということも、印象に残っています。

かっこよく働く大人。
本日は、かっこいいクリエイティブもそうだし、そんな真似したい大人の話も聞けて、大収穫の日でした。
(当たり前だけど伊藤さんの服装髪型雰囲気なにからなにまでかっこよかった、、、、!)

ありがとうございました!!!!

以上

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