もし私の恋人が福山雅治だったら
【○月×日(日)】
今日は雅治と初めてのデート。すっごく楽しみ☆
【10:00】
待ち合わせ。
場所は桜坂。
時間ぴったりにやってきた雅治の第一声は
「HELLO!」
何故か白衣の雅治はでかいカメラを持っていた。
カッコイイ。
【10:30】
雅治の運転するSUZUKI SX4に乗って移動。
「どこへ行くの?」
と聞いたら、一言
「約束の丘」
と言われた。
いちいちカッコイイ。
【11:00】
ドライブしながら面白い話を聞かせてくれる雅治。
ワタシを呼んでくれる時は元気よく
「HEY!」
と言ってくれる。
途中、まだ自然の残っている道にさしかかった。
雅治は
「こんな美しき花、 東京にもあったんだ・・・」
とポツリ。
すこぶるカッコイイ。
【12:00】
長崎県長崎市着。
「俺の恋人には、地元を案内しようって決めていたんだ。
ところで、ペプシ飲む?」
めがっさカッコイイ。
【13:00】
雅治とランチ。地元特産のちゃんぽんを食べる。
「おっと、これを忘れてた!」
雅治のズボンのポケットから出てきたのはキューピーマヨネーズ。
「カロリーハーフだからダイエット中でも安心さ。」
ワタシのことを気遣ってくれる雅治。
嬉しいよ、と言ったら
「いつだって君のことを考えてるよ。
それがすべてさ。」
だって。
「デザートも用意してるんだぜ。
ほら。Peach!!」
ごっさカッコイイ。
【14:00】
車で移動。
「なんで雅治の息はそんなにいい香りなの?」
と聞いたら
「食べなよ。」
と言ってキシリッシュをくれた。
---
雅治の吐息に酔ってしまいそうだったので、車の窓を開けたら心地よい風が流れ込んできた。
いい風だね!気持ちいい!と言うと
「僕は常に、風をさがしてる」
と物憂げな表情。
カッコイイ。
【15:00】
急に雲行きが怪しくなってきたと思ったら、突然の雨。
「Squallか・・・」
いやだなぁ、って呟いたら
「でも、雨のあとにはアレが見られるかもよ。」
「えっ?」
「虹。だから、泣いたりしないで?」
全然泣いてなんか無かったけど、あまりのかっこよさに別の口が泣いちゃった。
カッコイイ。
【17:00】
「着いたよ、東京。」
雅治の一言で目を覚ます。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
初めてのデートで昨日は緊張して眠れなかったからなぁ・・・ やっちゃった・・・
眠ってしまったことを謝ると、
「いいんだよ。眠ってしまったんだね、
追憶の雨の中で。」
って言われた。
なんなんだろうこの人。
でも、カッコイイ。
【18:00】
二人でお台場の浜辺を散歩。
途中、砂に足を取られたのか、つまずいちゃった雅治。
とっさの身のこなしで転びはしなかったけれど、
「WOH WOW!」
って言ってた。
「何そのリアクションw」
って笑うと、彼は頭をポリポリかきながら
「僕の足がダンロップ製だったらつまずかなかったのにね」
だって。
不意に出てくる一言がワタシの心をくすぐる。
隣の家に塀ができたんだってへぇカッコイイ。
【19:00】
ディナー。
乾杯はアサヒビール。
「milk teaの方が、良かったかい?」
って顔をのぞき込んできた雅治。
「ワタシはあなたとなら何でもいいよ。」
「そうかい・・・? じゃぁ、僕といるときは、 無敵のキミだね。」
よくわかんないけどカッコイイ。
【21:00】
雅治の家に到着。
飲酒運転になっちゃうからって、お台場から歩いてきたんだけど、すごく近くてびっくり。
「アクセス、いいだろ?」
家に入るとすごく大きな液晶テレビ、
東芝REGZAがお出迎え。
酔い覚ましにくれたポカリスエットを飲み干すと、
いきなり雅治が後ろから抱きついてきた!
「きゃっ・・・!」
「今日は・・・ HEAVENを見せてあげるよ」
突然だったけど、雅治になら何をされてもいい、って思っちゃった。
幸せって、こういうことナノカナ?
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