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近未来ロボット Figure 01へのテスト

OpenAI と提携している Figure 社の ヒューマノイドロボットのデモ(サイトはこちら)。デモの中で、can I have something to eat ? という問いかけに対して、コップやリンゴの中からリンゴを選んで渡すシーンがある。

この結果から、食べ物とそれ以外を区別できている、と思ってしまいがちだが、果たしてそうだろうか?トレーの上の物体のなかで「食べ物に近いもの」ならばリンゴだろうが本当に食べれるものなのか判断していないと思われる。つまり、このリンゴの物体が例えば、プラスティック製だとしてもリンゴを渡すのではなかろうか?

さらにいじわるなテストとして、食べることのできる本物のリンゴだとして、その中に毒が入っていても「食べれるもの」として渡してしまうと思われる。食べてもいいが、死んでしまってはよくないので、そういうことまで判断して「食べれるもの」を区別して欲しいところだ。

人間が間違いをおかしても、まあ仕方ないか、になるところが、ロボットが間違うととんでもなく非難される(自動運転がいい例)、なので、今後の開発に期待すると同時に十分な注意が必要だ。

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