FF様との間で、
「今後寿命は伸びるけど、じゃあ働ける期間が伸びるかっていうと、ちょっと難しくね?」
というお話になり、あー、これはなかなかに頭の中の整理をする上でいいトピックスだと思ったのと、TwitterBLUEに加入していないため、大量のリプを返すことになってしまいご負担をかけてしまうのもなと思い、ちょっとこちらで。

記事の体裁にはなっておらず、ただの私信+僕の頭の中の整理なので、まぁ、「そんな感じで考えてるのねー」くらいで。
以下本文。

他業種に転職は、まず最初の選択肢ですね。
実際僕の友人にも、全く別の業種からタクシー運転手になった人がいます。
その中でセカンドキャリアを積んでいくことも求められるとは思います。
僕が考えたのは、「やらなきゃではあるけど、うまくいかない人も多そう」
ということです。

僕が危惧しているのは5つあって、

・そこからこぼれ落ちる人が意外と多そう
・仕事の総量が今以上に減っていくと思われる
・団塊Jr以降の氷河期世代は、そもそもマトモな職に就けず、セカンドキャリア以前にベースとなるスキルが得られていない人も多い
・そのセカンドキャリアで積んだノウハウの陳腐化も早そう
・メンタル面

です。

まず転職にあたって最初に考えるのは、「現在のスキルが活かせる他業種」だと思うんですね。
これは転職にあたっての定石で、ここまでのお話はここがうまくいかないんじゃないかという話だったわけですが、ここでまず結構な数の人が脱落しそうかなと。

人間、なかなかそう簡単に意識を切り替えるのも難しいものでし
て、頭ではわかっていてもなかなか、という人は多いように感じます。
とはいえ生きねばではあるんですが、ポジティブな転職とネガティブな転職では全然意識も違ってきて、しんどみに負けちゃう人も多いと思うんですよね。

ご存知の通り、僕自身がメンタルいわしてこぼれ落ちちゃった人間なのでどうしてもその視点で見てしまうのですが、前述の問題をクリアしてうまいこと人生後半戦乗り切って自力だけで生活できる人はよくて7〜8割かなぁと。
母数が多い団塊Jr世代だと、この残り2〜3割が結構な数になる。

で、そもそもお仕事の総量自体が少なくなっている点。
様々な仕事はあるものの、その総量が、団塊Jr+その他こぼれ落ちてしまった人たち(働かなきゃいけない後期高齢者も含む)の受け皿としては、少しばかり小さいかなーと。
適正の問題もあるし、マッチングも難しいから、思った以上に「職にあぶれる」人が出てきそう。

現在の労働市場は現役世代だけでなく、外国人労働者(政府は移民受け入れに舵を切ったようなので、今後溢れるでしょう)や高齢者の再雇用なども含まれ、さらに人がダブつくと考えられます。
その人たち全部に仕事を与えるとなると、もう官の方が「仕事のための仕事」でも作ってやるしかない。
これはちょっと本末転倒かなと。

年金額もだいぶ減額されるので、現実的には
年金(わずか)+労働収入(わずか)+生保部分支給
みたいな世帯が増える予感はしてます。
国のお財布もつかしらーという不安も……。


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