障害者手帳取得方法とメリット・デメリット(東京都23区の場合)
*広く知ってもらいたい内容のため,今回のエントリは無料で公開します。
2つ前のエントリでさらりと書いていましたが,OZZY,2020年6月から障害者になっていました。
確定診断は鬱(本人は双極性障害の可能性を疑っている),障害等級は3級です。
結構詳細にYoutubeの方で話しているので,ご報告がてらリンクを置いておきます。
なお,紹介しているのは東京都(23区内)のケースなので,他の自治体では受けられるサービスに当然違いがありますので,予めご了承ください。
正式名称は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条の保健福祉手帳」
申請から約3ヶ月程度で発行されます。
申請には、担当医の診断書が必要。 発行にかかる手数料は、概ね¥5,000から¥8,000程度。
手帳は2年更新で、診断書は更新のたびに必要になります。
診断書は、初診から6ヶ月後から発行してもらえる(6ヶ月治療してなお、症状が改善していないor病状が固定していることの証明)。
診断書には専用の様式があるので、申請に際しては市区町村の役所で診断書の様式をもらっておいたほうがいいです。
メリット(東京都の場合)都営地下鉄・都営バスが全線無料。
都内を運行する多くの路線バス運賃が割引。 (都営交通乗車証・2年間有効)
タクシー運賃の割引(都内に限り。一部の事業者)
航空旅客運賃の割引(一部の事業者)
映画を安く観ることができる(1,000円。付添1人まで同料金)
公共施設の入館料・入場料が無料または割引になる。
障害者控除の対象となり、税金が安くなる。
医療費の助成を受けられる(精神の場合、自立支援医療(1割負担)等)
携帯電話料金の基本料金の減免
NHK受信料の減免。
就職に際し、障害者雇用枠に応募できる。
生活保護の障害者加算(1級と2級のみ) 加算額は居住地によって、16,000円〜27,000円くらいまで。 (23区在住、夫婦ふたり、2級該当者1人の世帯で18,000円弱)
デメリット自分が障害者であると認めることへの精神的抵抗感。
「ちゃんとできてる人」への、猛烈なコンプレックスと劣等感。
優遇されていることへの後ろめたさ。
「もっと大変な人がいるのに、自分なんかが利用して申し訳ない」という、謎の罪悪感。
参考リンク:
生活保護金額自動計算(布施弘幸 行政書士事務所) https://fuse-law.jp/cgi-bin/welfare_m...
精神障害者保健福祉手帳制度(pdf) https://www.fukushihoken.metro.tokyo.... 精神障害者保健福祉手帳(東京都) https://www.fukushihoken.metro.tokyo....
障害者手帳で無料・割引になる施設、サービス https://shogaisha-techo.com
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