困窮してみた No.0 〜食糧支援受けてみた セカンドハーベスト・ジャパン〜

1.困窮してみた

你好! OZZYです。

とてつもないご無沙汰、申し訳ございません。
確か前回のエントリは5月、由羽喜のアクセサリーを扱い始めましたよ、ってトークノートでしたね。

マトモなコンテンツを全く上げられなくなって久しかったのですが、その間OZZYは何をしていたかというと……。

失業してました(;´Д`)

つか、現在進行形、リアルタイムで失業中でして、マニー的な意味でも若干困窮してたりします。

理由を話しはじめると、昨年秋のヘッドハント話からになるのですが、その件については後に説明するとして、今回は、民間の食糧支援にリーチした体験談など。

債務だの家計改善だので、在住している区の社会福祉協議会にお世話になっている(このあたりの経緯ものちほど)んですが、お話の中で

職員さま:「食糧支援っていうのがあるんですけど、利用してみますか?」
おじー :「お願いします(食い気味に)」

というやりとりがありまして、NPO法人、セカンドハーベスト・ジャパンの食糧支援を受けてみることになりました。
実はOZZY、このNPOの活動に、以前から興味を抱いていたのですが、今回、当事者として利用できるチャンスがやってきた訳です。

セカンドハーベスト・ジャパンの活動は、主に

1.ハーベストキッチン(炊き出し)
2.ハーベストパントリー(経済的困窮世帯への食糧支援)
3.フードバンク(小売店、食品加工工場等からの、十分食べられる食品の引取)

の3つだそうです。
僕が今回受けたのは、【2】の食糧支援ですね。

2.支援を受けてみよう

まずはお近くの社会福祉協議会か、お役所の福祉窓口に出向いてください。
エリア別の窓口一覧はコチラから参照くださいな♪

↑OKということになったら、こういう感じの書面を書いてもらうことになります。
OZZY家の場合、無職の僕と、障害厚生年金を受給している障害者のおよめさまと、高齢者母を含む3人世帯なので、こんな感じ。
困窮してる人が受ける支援なので、ライフラインの状況や、調理器具の有無の項目なんかがありますね。
在日外国人の方が多く利用されるので、宗教上NGな食品についての項目もあります。

受け取れる食品の量については、世帯の人数によって異なりますが、3人家族のOZZY家の場合、

マジっスか!Σ(゚Д゚)

って量の配給が受けられています。
一世帯約2週間分、という目安のようです。

3.どんなものがもらえるの?

今回のエントリで紹介する分を含め、過去2回の利用経験があるのですが、

①:2kgのお米(おそらくかなり古い備蓄米。炒飯には最適なパラパラ感)
②:バナナ
③:缶詰やフリーズドライの備蓄食品

の3点は、割当として必ず持ってって!Σ(゚Д゚) というもので、

④:パン(3〜4点)
⑤:生鮮食品(3〜4点)
⑥:冷蔵・冷凍品(2〜5点)
⑦:その他の雑多な食品(3〜4点)

が任意に選んで加わる感じでした。
第一回目の利用では、お肉やサプリメント、高級中国茶(青茶)などを抜け目なくゲットし、ホクホクで帰って参りました。

さてさて、今回頂いてきたものは……。

・お米2Kg。割当食品筆頭。だいぶ古いお米のようで、浸水時間をかなり長くしても、お水を多くしても、水をなかなか吸ってくれず、パラリとした硬めの食感になります。
これを逆手にとって、炒飯やパエリアに使うと、めっちゃ化けます! むしろこっち使えってくらい。「そういうもの」として食べると、案外イケます。

↑このあたりも割当としてもてってのやつ。
・バナナ2房(1房は必ず、今食え・すぐ食え・ここで食えレベルの熟し方)
・とりめしの缶詰3缶
・野菜ジュース的なもの3缶
・災害備蓄用パン3缶
・シリアル系のお菓子1袋
・フルグラ1袋
・レトルトのトマトスープ1袋
・ココア1袋
・フリーズドライのわかめごはん(このシリーズ、割と美味しい)
・カルディで売ってるスイスデリス・ロスティ3袋

もいっちょ割当で持ってっての分。
・リプトンのアイスティー2パック
・COOのゼリー5パック
・鰹そぼろ1袋
・なんかラムネの飴1袋
・清見オレンジのドライフルーツ2袋(おいしかった)
・ねぎ塩のパスタソース1袋
・ちーかま1袋
・極辛アラビアータパスタソース1袋
・ダシダ1袋(一回使ってみたかった。うれしい)
・鍋キューブ1袋
・ヨックモックのシガール(ガチでうれしい。自分用にはよう買わんので)

任意に選んだ食品→芋けんぴ・火鍋のもと・ネギ

任意に選んだ食品。パン4点。
……っても、コストコのベーグル3袋と、業務用のイングリッシュ・マフィン1袋……デケェよ(;´Д`)
……冷凍庫はパンで埋まりました。

引き続き、任意に選んだ食品。
・ミニトマト2パック
・サバのカレー煮1袋
・焼豚1パック

今回はこんな感じでした。
二回利用してわかったことですが、季節やタイミングによって、頂ける食品は変わってきそうですね。

前回は、生鮮野菜も冷蔵品も割と豊富でしたが、今回、野菜はレタスと小松菜のみで、今日中に食べないとだめっぽい感じでしたし、冷蔵品も前回は精肉があったりサバのフィレがあったりしたんですが、今回は品数が非常に少なく、お肉の類もほとんどない状態。
おそらく、盛夏の時期ゆえ、傷みが早いのでしょうね。
食糧支援で食中毒が出たなんてことになったら、シャレになりませんし、そのへんは致し方ないのかな、と。

4.食品ロスと、1/3ルール

日本の食品流通では、『1/3ルール』というルールがあります。これは、賞味期限の1/3までを、小売店への納入期限、次の1/3を消費者への販売期限とする、という商習慣です。
賞味期限が3ヶ月の食品ならば、最初の1ヶ月の間に小売店に納品し、次の1ヶ月の間に売れなければ、その食品は返品、もしくは廃棄となります。

この賞味期限は、世界的に見てもかなり厳しい水準であるようです。
食の安心・安全は、確かに大切なことではありますが、食べられることなく捨てられる食品が、このやり方ではかなり多く発生してしまうことは否めないでしょう。
こういった方法で、必要とする人へマッチングすることで、廃棄の運命にある食品を、少しでも減らしていけるということは、意義のあることだと思います。
実際OZZY家は、とても助かっています。


終章.公助は誰のものか?

今回、社協の担当者から、こういったサービスを勧められたことは、僕にとって少なからず驚きをもたらしました。
貧困問題(とくに子どもの貧困問題)やジェンダーギャップ(男も女もそれ以外も)、労働問題などは、割と僕のコア領域だったし、これらについて、作品の中で間接的に、エッセイ的なエントリで直接的に問題提起を行っていく、という立ち位置のつもりでいたけれど、自分が「当事者」となって支援をうける日が、こんなにアッサリと来るとは思っても見なかった(可能性はあるだろうなとは思ってはいたけど)。

なんというか、悲壮感もないし、絶望感もない。
自分の中では、ごくフッツーの日々で、それこそ歩いてたら占い師に

『アンタ、死相出てるよ』

と言われて、初めて自分のカラダの異変を意識してみたような感じ。
悲壮感ゼロ。自覚ゼロ。

ポカーンとしている自分を俯瞰して見て、初めて実感として理解した。
公助には、おそらくこういう段階でリーチできないとだめなのだ。

もっと困窮している人がいる。
もっと大変な人がいる。
家もなく、今日食べるものもない人もいる。

それは事実だけれど、そこまで落ちてしまうと、もう一度上がっていくのに、かなり大きなパワーと時間を要する。
一方で、一度非常に危険な状態(いずれ改めて書きます)に陥りかけたものの、住所もあれば、雇用保険で生活もなんとかできる。母もいればヨメもいるという、若干とはいえ『溜め』のある僕の場合、職さえなんとかなれば良いわけで、雇用保険が切れる前に、うまいこと次を見つければ良い(歳が歳なので、ワリと苦戦してますが)だけの話。
公助とは、僕程度のぬる〜い困窮状況の人間が、極めてカジュアルにリーチできたときに最大の効果を発揮するのではないかと思う。
大前提は「落ちないこと」。落ちてしまったなら、なるべく浅いところで喰いとどまること。なんでもかんでも自力でやろうとせず、適切に人の手や行政、NPOなどの手も借りること。

公助というのは、今日死ぬレベルの人は当然のこと、「ちょーっと困ってるんですけどー」レベルの人でも、ガンガンリーチしていくべきものだと思う。
それで自分困窮した状況から抜けるための期間が早まるなら、それに越したことはないし、公助の介在により、自分が思っているよりヤバい状況であることが判明する場合だってある。

人のカラダの不調を治すのが医者ならば、人の社会的不調を治すのが、公助に携わる人達なんじゃないかなー、なんて思う。

自己責任論はとりあえず置いといて、税金ってそのために払ってるんだから、堂々と使ってみたらいいと思う。
税金払ってなくても、堂々とwww。

社会への還元は、這い上がったあとにいつでもできるんだから。



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OZZYが福祉にリーチしてみたり、その中でもがいたり足掻いたりする様を、なるべく悲壮感なく書き連ねていきます。 なんかしんどいけど、世の中にどんなあるかわからない人のヒントになったらいいなぁー。

コメント4件

セカンドハーベストジャパンには、昨年浅草橋の事務所に活動についての説明会を受けにいきました。(料金は千円)
大きな袋やキャリーバッグをもってならんだ人たちとは、道はさんで向かい側の建物の二階でした。

(余談ですが、やっぱり身なりでは貧困はわからないなあと思いました。)

創業者のチャールズ・マクジルトンさんご本人が、私含め三十名くらいを相手に説明してくれました。

なかなか笑顔が素敵な、元米軍のおじさまですね(^-^)

子沢山の貧しい家庭で育ったから、空腹の辛さを身をもって理解されてるし。
文字数制限があったので連投します。

その説明会の聴衆の中に「私も以前ここで食料支援をうけていたことがありますが、、、」という男性がいました。
(質疑応答の時間に、一人の参加者がマクジルトンさんにした質問にたいして、
横から「支援を受けた立場として」支援を受ける流れを説明してくれた感じです)

その方も失業中に区役所に相談にいったら、セカンドハーベストの紹介を受けたけど、
知人からは「そんな支援を受けて恥ずかしくないのか」と他人から言われたそうです。

でもこれはいう人が間違ってる。オジーさんのおっしゃる通り、「這い上がったあとで社会に還元すればいい」ことだと思います。

長くなってしまいすみませんでした。
矛盾 ◇ぱらどっくす◇さん、支援側の説明会、参加されたんですね! あ、あの建物かな……ですです、見た目でわかる人って、ほっとんど居ないですね。都合4回利用してますが、みなさん服装は普通ですし、ブランドバッグとか普通に持ってます。被服に関しては、いまどきは安価にそれなりのものにリーチしやすく、社会階層による差が出にくい(ユニクロ・無印は貧困層も富裕層も利用する)のかな、と思います。
やっぱりそういう印象が強いのでしょうかね。でも実際、その方も、『支援をする側』にまで這い上がることができたわけですし、やはり適切な段階(それは恐らく、一般的にはまだ余裕がありそうに見える段階)で、適切な支援を受けることは、結果的に早い段階での自立を促すことになると思います。
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