見出し画像

6.プロポーズした(前編)

多分長くなりますので、この時点で(前編)とつけました。成長が感じられます。

2018年1月30日

ライブを終えて帰ってきて、プロポーズをした。
何でこの日だったのか。
記念日だったり、特別な思い入れがある日でも何でもない。

僕はいつもバイトで明け方に帰ることが多く、嫁は僕が寝てる頃に(ごく一般的な朝の時間に)仕事に出掛け、同棲していながら「久しぶりやね」と言い合う事が度々あった。

ただこの日は、ライブ終わりで打ち上げあったとしても嫁が起きてる時間には帰れる日だったのと、、

プロポーズの3日前

大阪時代からの同期で先に東京に進出していた芸人と、初めて会う東京同期の女芸人と僕の3人で飲んでいた。

大阪時代の同期というのはインディアンスの田渕という男で、こいつは知り合った時から熱い。

好きなバンドはブルーハーツとウルフルズ。これだけで熱さは充分伝わると思う。嫁の事は前に紹介していて同棲してる事も知っている。

↑↑東京来てすぐ、田渕に紹介した時。記事トップの写真(サムネというらしい)にも使わせてもらいました。仲良くなってくれるのありがたい。そして嫁が何やら速い。

話を戻して、、プロポーズ3日前

田渕「結婚は?」

僕「すっごくするつもりやねんけどタイミング分らんのよねー。」

田渕「もうしちゃえしちゃえ!!」

と言う事で早々にプロポーズする事を決めた。

僕「芸人も辞めようと思ってるねん。」

田渕「それはあかん!絶対大丈夫!!結婚したら勢いもつくから!!!」

と、引退には反対、、してくれた。

大阪の頃からこの男にはよく励まされた。何かとヘコみがちな僕をその度に奮い立たせてくれた。今回ばかりはヘコみっぷりを止められなかったが、結婚の後押しをしてくれたのは間違いなくこの時のこの男で、本当に感謝している。
一緒にいた初対面のスパイクの小川ちゃんもガンガンにプロポーズまでの手順を練ってくれた。

初めましてなのにこんなに真剣に考えてくれる辺り、同期という存在の大きさを感じる(この日以来会っておらず、この日の事を覚えているかは分からないけど、とてもとても感謝しております)。

婚姻届は、この日より更に前に入手しており(確か年明け前やったかな)自分のとこは記入してて後は、いつどうやって渡そうかと思っていたとこだったので、この日が意図せずして設けられたのは本当にありがたい事だった。

自分の中ではもう芸人辞めようと思ってる。 
辞めて次に何をしようかなんて全く決まってない。
ただメンタルが持たないというだけで引退しようとしている。収入や蓄えなんか勿論無い。

そしてもうすぐプロポーズをする。
こんな状況にも関わらず、断られる事を一切想像していなかった。今思い返すととても怖い。
今でも変わらずそうだが、我ながら末恐ろしい奴だ。

さて、続く後編でプロポーズをします。
今結婚してるし言いますが、無事成功しています。
実は今の嫁と違う女性との話だった、なんてサイコなオチもありません。

前後編に分ける必要なかったんじゃないかと思ってます。

さぁどうやって後編をもたせましょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?