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自作レバーレスコントローラー組立キット解説

記事をご覧頂きありがとうございます。
下記URLの組立キット紹介&解説記事になります。

BASEショップOPENしました!


最近はレバータイプやミニタイプなど新商品を追加しました。
想像以上にご注文頂いていて自分でもびっくりしています・・・本当にありがたいです。

自作に興味はあるけど知識が無くて不安…という方でも安心して一歩を踏み出せる記事を目指します。
とはいえ未完成なノートですので随時解説を加えていきたいと思います。

YouTubeでの組立解説動画も投稿予定です。

・YouTubeでのLotus紹介動画です

完成イメージ(手に取ってみるとマットブラックの質感がかなり良い…)

・組立キット内容物

書き並べると多く感じますが実際の組み立てはすごく単純です。内容物はさらっと読み飛ばして頂いて構いません。

・アクリル板(天板・底板・横板)
・3Dプリント製支柱
・ケース用M4ネジ(12本)
・オプションボタン3つ
・ラズベリーパイピコUSB-Cタイプ(GP2040-CE最新ファームウェア入り)
・PICO取り付け用マウンタ
・PICOマウンタ用M2ネジ4本(基板固定用) ・M4ネジ・ナット2本(本体固定用)
・USB-Cケーブル(オス-オス)
・USB-Cコネクタ(メスーメス)
・GND用配線10本綴り2束(黒)
・配線19本(白)

☆Tips☆
ネジのM2/M4とは?
ネジ部分の直径になります。
M2=直径2mm
M4=直径4mm

・購入にあたり用意して頂くもの(3点)

・USBケーブル(type-C) PCとの接続用です
・ボタン(24mmx14個、30mmx1個)
・プラスドライバー

性能とコスパを考え作るなら三和ボタンOBSFシリーズ(AP約0.85mm)
より高性能を求めるなら手に入りやすさも加味してQANBA製 Gravity KS(AP約0.8mm)がおすすめです。大人気ゲーマーフィンガーなど他にも様々なボタンがありますので色々調べてみると面白いです。

☆Tips☆
アクチュエーションポイント(AP)とは?
ボタンをどれだけ深く押したら反応するのか?というものです。数字が小さいほど素早い反応をするということになります。

☆M4.M2どちらも締められるおすすめドライバー☆(アフィリンクではありません)


・ケースの組立

・用意するもの

・アクリル板
・支柱
・M4ネジ
・ドライバー

・組立方法

1.アクリル板には保護用紙が貼り付けてありますので、剥がします。
2.アクリル天板に基板・支柱・OPボタン・USBマウンタを取り付けます。
天板への支柱取付は最後に調整できる様にネジは少しだけ緩めに留めておきます。

支柱類が全てブラックになりました

☆Tips☆
ネジの締め方の順番は対角(例.真ん中上→真ん中下→右上→右下→左上→左下)で締めていくのがおすすめです。また1巡目仮止め→2巡目本締めと1度に締めこまない様に最低2巡で締めるようにしましょう。
また、締め込み過ぎるとアクリル板は割れる恐れがあるのでボルトが取れない程度の締め込みで問題ありません。

・ラズベリーパイ PICO(基板)の取り付け

・用意するもの

・基板
・取付用マウンタ
・M2ネジ4本(基板固定用)
・M4ネジ・M4ナット2つずつ(マウンタ固定用)

・組立方法

1.ラズパイ(基板)をピンが出ている方を上にしてマウンタに固定します。
2.マウンタを天板に取り付けます。

※注意:基板上には小さなボタンが一つあります。こちらを押さないように気を付けてください。


マウンタも新しくなりました。
取り付け方法に違いはありませんがUSB差し込み口が左に向くようつけていきます。

・オプションボタン/USBコネクタ取り付け

・用意するもの

・オプションボタン3つ
・USBコネクタ(メスーメス)
・USBケーブル(オスーオス)
・サイド用のアクリル板

・取り付け方法

1.オプションボタンを天板に取り付けます。差し込み口が右下に向くように取り付けてあげるのがおすすめ。
2.USBコネクタをサイド用板に取り付けます。
3.サイド用アクリル板を支柱にはめ込み取り付けます。
4.USBケーブルでUSBコネクタと基板を繋ぎます。

・ボタンの取り付け&配線

・用意するもの

・配線ケーブル
・ボタン24mmx14個 30mmx1個
・結束バンド(あると綺麗にまとめられます)

・配線方法

1.ボタンを天板へ取り付けます。ボタンの脚を曲げる関係で取り付け向きに気を付ける必要があります。配線イメージ画像と同じ向きで取り付けすると後々作業がやり易いです。
2.GND用黒ケーブルを各ボタンに配線していきます。
ボタンには脚が2本ありますがどちらにGNDを刺してもかまいません。
基盤に近い方にGND用を刺すと綺麗に配線出来ます。

脚部分は折れて取れなければ問題ありませんので差し込み後はそのまま脚を曲げます。

※基板側の配線はGNDと書いてある所でしたらどこに刺してもかまいません。

3.各ボタンの配線
下図を見ながら配線していきます。まとめてしようとすると分からなくなるので1本ずつ配線するのがおすすめです。
ボタン側に差し込んだ後、基板上のGP~と対応した所に差し込みます。
例:2枚目画像参照しボタン側UP(GP2)に差し込み→基板上のGP2に差し込み

配線後は結束バンドなどである程度まとめてあげると綺麗な仕上がりになります。

あとは底板を取り付け完成☆

PCに接続すればレバーレスコントローラーとして動きます。
動作モードが変わる可能性がありますのでUSB接続時にボタンを押さない様気を付けてください。

pinout
おすすめ配線
結束バンドでお手軽綺麗に配線出来ます。


・PS5用配線方法&コンバーターでのPS5接続方法

PS5ではコンバーター利用で使うことができます。
動作確認済みコンバーターはBrook WINGMAN FGCとなります。

PS5利用では配線が少し違います。
元々GP16(SELECT)があった場所にGP21を
予備として残っていたオプションボタンにGP16を配置します。

PS5への接続方法
1.GP11(2P)ボタンを押しながらUSB接続(初回のみです)
2.接続後はHOMEボタン(PSボタン)を長押しすることでコントローラーとして使用ができる様になります。


注意事項&トラブルシューティング

・ボタンから端子を取り外す

・端子側に小さなでっぱりがあるので押しながら抜きます。少し抜きづらいですが、配線の破損に繋がりますので力任せに抜かない様に気を付けてください。


以上が私が販売しているレバーレス組立キットの解説記事でした。

最後までありがとうございました!


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