おとなになると

何という事だろう。
さっそく締め切りを過ぎてしまった。
まだ3回目の投稿なのに!!だ。

実はしばらく前に下書きやメモはしてあって、
「おっ、今月は順調だぞ」なんて宣い、余裕があると思い込み、調子に乗った結果がこれである。
言い訳にもならないのだけれど。

これは子供の頃の夏休みの宿題と同じパターン。
出だしは集中して頑張るが、ある程度進んだら止めてしまい、そのまま手付かずになる。
そして休みが終わる1週間前になって、
「やばい!そろそろ続きをやらないとマジで終わらない!」と焦り出す。
成長していないな…なんて今更ながら反省。
だからといって次回は絶対締め切りを守るぞ!なんて宣言が出来ないところがまた、しょうもない大人である。我ながら。

大人なるというのは何だろう。
気がつくと、大人なんだから、大人になりなさいよなど言われるようになり、
自分自身でも昔よりは大人になったと思う。
だんだんと変化していくから、よくわからないのかもしれない。

大人になると好みが変わる、なんて話もよく聞く。
洋服や食事、旅先、テレビ番組などなど…
周りにも好みが変わったと話していた友人もいる。
好みが変わったという話題は、だいたい「落ち着いたもんだね〜」なんて言って昔話に花が咲くきっかけになったりするものだ。

御多分に洩れず私も少なからず変化があった。
じゃあ何が変わったのよ?と聞かれると想起する為に数分押し黙ってしまいそうだが、
近頃しみじみと感じていたのは季節の好みだ。

今までの私はこうだ。

春は気候はいいが花粉症が辛い。春の入口は卒業シーズンなのもあってか寂しい。結果春は苦手。

夏が大好き!何かにチャレンジしたくなるし暑いのも大丈夫。日焼けしたって気にしない。アクティブになれる。

秋はというと、地味だし秋花粉が辛いし苦手。
秋の始まりは切なくて逃げたくなる。「暦の上ではもう秋です」は禁句。

そして冬。寒くて動けない。でもクリスマスは好き。雪も好き。だから冬も嫌いじゃない!

要は夏大好き人間で、次に冬が好き。春秋には趣を感じていなかった。

それが、ここ数年は全く違った感想を持つようになった。
もちろん、地球温暖化等の影響で季節自体も変化していることもあるが。
今の私が思うにはこうだ。

春は気候が過ごしやすい。花粉症とも付き合い方を学んであまり苦労しなくなった。桜が大好き。

夏が来たら、家にいたい。暑過ぎてやばい。
日焼けもしたくない。

秋はというと、一番好きな季節。過ごしやすいし食べ物も美味しいし穏やかで最高!

そして冬。寒すぎるしどうやって過ごしたらいいかわからない。とにかくツライ季節。

今までとは全く真逆で夏が苦手で春秋が大好きになった。不思議なものだ。

もちろん、この変化を悲しいとか寂しいとか思う気持ちはなくて、ただ面白いもんだな…と思う。
そして、こうして好みが変わっていく一環で苦手な人種なんてのも苦手じゃなくなる日はくるんだろうか?なんて考えている。

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