昨年11月に公開された『ゴジラ-1.0』、白黒バージョンも含めトータル3回、劇場で鑑賞しました。それを踏まえて、「ゴジラ神話体系図（仮）」も更新しました。
（そもそもの「ゴジラ神話体系図（仮）」作成の経緯についてはコチラ ）

ゴジラ神話体系図（仮）-Ver.02

前回と同様、複雑に絡み合ったストーリー体系を解きほぐすため、「時系列」「世界観」「ストーリーの相関性」の３つの図に分けてまとめています。

1. 時系列

シリーズ全体像を俯瞰してもらうため、公開年順に並べた図

「国内」列の最後尾に新作を加えています（下図参照）。

2. 世界観

“どの作品がどの作品の続編か”を図化し、“単体として成立する作品”を洗い出すための図

「国内」の最前列に新作を位置づけています（下図参照）。

というわけで、劇場映画で単体成立している作品は

• 『ゴジラ』（1954）

• 『怪獣王ゴジラ』（1956）

• 『GODZILLA』（1998）

• 『GODZILLA』（2014）

• 『シン・ゴジラ』（2016）

• 『GODZILLA 怪獣惑星』（2017）

• 『ゴジラ-1.0』（2023）

の7本ということになりました。（「単体成立している作品」と「単体でも楽しめる作品」とはまた別で…以下略）
この7本は、過去のゴジラを知らなくても前情報ナシに観られる作品群なので、ぜひご覧になっていただきたい。

3. ストーリーの相関性

この図については前回からの変更はありません。
「平成シリーズ」以外は、“続きもの”のストーリーではない（複数の世界線が存在する）ため、「昭和シリーズ」と「ミレニアムシリーズ」の各作品が他作品とどのように関連しているかを説明する図。

ずっと修正の余地があり続ける図

2024年は70周年のメモリアルイヤー。
その記念作『ゴジラ-1.0』、70周年記念作に相応しい傑作でした（感想についてはまたの機会に）。

また2024年4月には、ハリウッド版の新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』も公開が決まっています。

上記作品については、4月以降に体系図「海外」欄のこのあたりに追加予定（下図参照 ↓）。

そういえば、海外ドラマではモンスターバースシリーズのスピンオフ『モナーク：レガシー・オブ・モンスターズ』も配信中ですね。…今のところApple TV限定配信（残念ながら入会していない）ということで未観ですが。

新作目白押し。
この調子では体系図も永遠に「（仮）」が付いたまま完成しそうにありませんが、ファンとしては幸せなこと哉。