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【壊れたココロに魔法以上が宿っていく】

粉々に割れたココロは、どのように融解して戻るのか僕はよく知らない。病気になってから心配だった。社会復帰はできるのだろうかと。そんな中、アーヤ 藍さんに御声掛けいただいて、映画祭を5日間お手伝いさせてもらいました。受付周りだけじゃなくて司会やトーク進行まで責任のある立場まで振っていただき、すごく嬉しかった。不安よりもそれだけ信頼してくれたという喜びに応えたかった。きっと求められてることは、完璧な立ち振る舞いじゃなくて、自分の身の振り方をひとつひとつ見極め、内省しながらも徐々に映画祭を“じぶんごと”に引き寄せられるかだと思った。コロナ禍もあり人と話すこと自体久しぶだったけど徐々に見えてきたのは過去からの贈り物。それはチュプキをはじめ、様々な人がくれた優しい光。ココロの破片を照らしてくれた。それを受け止める度に感謝しかなかった。藍さんは僕のココロの更生をも考え、お願いしてくれたんだと思う。本当にありがとう。段々と“じぶんごと”に引き寄せられてきた映画祭はあっという間に終演。名残惜しさすらあった。そしてまた社会と向き合えると自信となっていった。人が与えてくるドラマは魔法以上に宿っていく。ココロの葉脈に瑞々しさを感じて生きていく。砕けたココロを星座に見立てて名前をつけ、僕だけのものにした。「大丈夫」あなたがくれた言葉はこれからも特別な光。僕のココロの破片はキラキラと虹色に煌めいている。

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