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夜景しかウケない話

私の写真、夜景しかウケない。

これは真剣に私が絶賛抱えている悩みの1つである。

夜景しかウケない。

まあ夜景というものは、昼に隠れて目立たなかった光というものが夜という闇の中に浮かび上がり、それはそれは幻想的に写る。

そして、その当たり前におんぶにだっこしていただいているのがこの私である。

夜景もそろそろその重責により、辞任させてほしいと私に訴えかけてきている(ような気がする)。

そうなってしまえば、私は昼に撮った写真だけを撮っていかなければならない。

否。

どう考えても無理である。

私が撮る昼の写真にまるで魅力がないのは何故なのか。

なんというか、まあ誰にでも撮れそうよね、という写真なのである。

今や携帯各種の画質も良くなり、全人類カメラマン時代の激戦区に生きる私はもう昼の写真をどうやって撮ればいいのかさっぱりである。

解決方法が思い浮かばない。

写真をどう撮ってもどう編集しても「うん、昼の写真だね」という感じである。

それ以外のブワァ!っと押し寄せる感動がまるでない。

私の目に映ったはずの感動は一体どこへ行ってしまったのか。

写真にするとなんとも心に響かない仕上がりである。

こうなったらもう誰か私に救いの手を差し伸べてくれ、と願うしか他に手がないのだ。

もしかしたら、陰湿な人間だから昼という明るい世界に受け入れて貰えないのかもしれない。

そうか、そういうことか。

入店拒否というわけか。

昼に入店拒否されている私は路頭に迷いホームレスとなるか、ヴァンパイアとして生きていくため、どうにか闇の世界と交渉するしかあるまいな(病的)。

解決法が結局出なかったところで、このnoteは終わりにしようと思うが、まだカメラを始めたばかり、これからきっと昼の写真も魅力的になる日がくるはずなので、情けないことだが夜にもう少しだけおんぶして頂き、昼の写真も素敵だねって言ってもらえるように少しずつ少しずつ頑張っていこうと思う。

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