【No.2】私のミリオンダウト道その1 「プレイヤーはみんな上手い」「対戦相手には常に敬意を」「時間ブラフを減らそう」

「ぱーしー」と申します。
今回もnoteを見てくださって大変ありがとうございます。

今回は、「私のミリオンダウト道その1」と題しまして書いていきたいと思います。その1、からお察しの通りこのミリオンダウト道シリーズは続編も多く出てきます。
私自身ミリオンダウトについては「ゲームの技術」以上にこの自分の「道」を皆様に伝えたいと思っております。
このミリオンダウト道の内容に目を通して頂けることでミリオンダウトのレート、実レートの向上に繋がると考えております。

早速ですが1つ目、「プレイヤーはみんな上手い」についてお話します。
皆さんは対戦相手の方についてどのようなイメージを持ってプレーされているでしょうか?「生まれたてのGuest」「少しハマり出したかな?と思えるビギナークラスプレイヤー」「脂が乗り始めたピクチャークラスプレイヤー」「もう十分基盤ができているAクラス、2クラスプレイヤー」「いつでもJokerクラスに行けるミリダオールスターズ(SASUKEオールスターズのパクリです)」等多くのプレイヤーがいます。

そんな色々なプレイヤーと当たるのですから色々なゲーム展開があります。当然自分に都合の悪い嘘・ダウトが来ることなどはいくらでも起こることです。その際に来るこの「自分に都合の悪い嘘・ダウト」についてどう思っているでしょうか?

私がまだ2クラスになって最初の頃はこの「自分に都合の悪い嘘・ダウト」に対してストレートに「こんな展開、残りハンドでここでダウト打つとか何やってんの相手?」や「上手かったらこんなとこ叩かない、下手だから叩けるんだ」といったネガティブなイメージを持っていました。
そんなイライラから「自分に都合の悪い嘘・ダウト」1回がその日のその後のゲーム全ての足枷となることも多々あったと今更ながら思います。

ですがそんな落ち込んでいる時でも勝てるハンド、負けるハンド関わらず逆にいいダウト、時にはやけくそダウトが通った時に思うのです。「負けたけどこれは上手いダウトができた」と。
痛い被ダウト、痛い負けを受けた時こそ「負けを受け入れる」ということが重要であるとその時に思いました。
そこで今まで受けてきた謎ダウトが上手いということに気付き、「そこをダウトする、という選択肢もあるのか」と思うようになりました。そこからは話が早いです。相手から受けたダウトや相手が通している嘘(嘘か分からなくても裏札を見ても)も上手いとも思うようになりました。

このポジティブを作ることができてからは、ミリオンダウトが本当に楽しくなりました。また、対戦相手の様々なポイントに「上手い」と思うようになり、自分自身もやっていて「上手い」と思う回数が増えました。逆に「相手は下手」「自分は下手」のように思わなくなったことで「上手い」が溢れたと思っております。
この「負けの受け入れ方」は人によって変わってくると思いますが是非お考えになって下さい。アクシデントを肯定することは最初は難しいですが、それが当たり前になるといいミリオンダウトができるようになると思います。初心者の方や上級者の方でも謎なダウトが来た時や謎なプレーに遭遇した時にネガティブなイメージを持たない・プレーを否定しないで下さい。

「否定する」という行為は、「自分という比較物」があるからこそ成るものです。自分のものさしで相手を測ることはおかしなことです。否定を行うと否定の連鎖が発生し、マイナス方向へと進んでしまいます。否定を行ってプラスになることはありません。何事も肯定から膨らんでいくものです。
ネガティブが一度発生してからミリオンダウトが崩壊してしまうことは、恐らく誰もが経験したことがあると思います。悪いダウトが増え、バースト負けが増え、レートは下がり…更にここからスマホ等に八つ当たりしてしまっては元も子もありません。
心の余裕はハンドの余裕、心に余裕があれば普段はネガティブに思うかもしれないハンドからも新しいものが見えてきて、余裕のあるミリオンダウトができるようになります。心の余裕が対戦相手にも伝わればお互いに有意義なミリオンダウトができるようになるのではないでしょうか。

続きまして2つ目「対戦相手には常に敬意を」です。
ゲームの対戦相手は練習試合君以外は「人」です。人は常に大切にしていくべきであり、それは敵ともいえる対戦相手であってでも例外ではありません。ですから常に相手の目線に立って気持ちいいミリオンダウトができるように心がけることは重要であります。

かといって忖度して負けたりとかそういう訳ではありません。「野球」を一例に考えましょう。
野球では礼儀というものは大変重んじられるものであります。試合は全員が全力を出して自分の仕事を行います。ですが試合が終われば選手だけでなくマネージャー、監督、審判の方、グラウンド整備の方等にもしっかり挨拶をし、健闘を称え合い…というのは基本的なところです。
スポーツ選手は人だけでなく道具も大切にします。グローブのケア、靴やユニフォームをしっかり洗う…物にも「人」が絡んでおり、大切にすることで心が豊かになっていくと思います。

無論ミリオンダウトも例外ではありません。自分がボロ負けしたからと言って相手を貶したり、逆に大勝ちしたからといって調子に乗ったり、ということはあってはなりません。試合が始まれば相手には聞こえませんが心の中で「よろしくお願いします。」と、試合が終われば「ありがとうございました。」と思いましょう。通信切れで時間切れ負けした場合は申し訳なく思いましょう。逆に時間切れで勝った時は「レートありがとう」や「長考してくださってありがとう」と思いましょう。スマホや通信にまで思いを込めることができればもうプロです。

「人」を大切にすると「試合」も大切になっていきます。大切に行った試合は自分の糧となり成長の動力源となります。
そして成長の動力源となる、ということは「ミリオンダウトの上達」ともつながります。
前記の「プレイヤーはみんな上手い」とも連動してくるところではありますが、「ミリオンダウトを大切にする」という点を意識してみてはいかがでしょうか。

最後に3つ目「時間ブラフを減らそう」です。
「時間ブラフとは何ぞや?」という点についてですが、インターネットで検索すると

「はったり。こけおどし。特に,ポーカーなどでみせる,はったりの態度」

という内容が出てきます。つまるところ時間でハッタリをかけるということです。
具体例で言えば「すぐ出せるカードをあえて時間をかけて出すことでダウトを貰って勝つ」といった感じになります。時間ブラフを受けたこと、逆にやったことがある方は少なくはないのではないでしょうか。

ですが、この「時間ブラフ」は私の中では0とするべきだ、と考えております。いくつかの理由を挙げていきます。

①時間の無駄
単純なところからいきましょう。仮に1回10秒の時間ブラフを行ったとしましょう。この際の損失は自分の人生の10秒と対戦相手の人生の10秒です。このように文章にすると重みを感じるのではないでしょうか。
お互いの人生の大切な時間を時間ブラフごときで失うくらいなら即乗せでいいじゃないですか。結果はどうせ同じです。逆に即乗せをして相手が10秒考えたとすれば自分が行う時間ブラフの10秒よりも有意義な時間になると思います。10秒が積み重なって1試合分の時間になれば「時間ブラフで稼いだ枚数<試合で稼いだ枚数」になることはいくらでもあります。

②そもそも時間ブラフはブラフではない場合が殆ど
時間ブラフは「考えているフリ」でありますが、考えるということは「出せる」か「出せない」か考えるということであります。ミリオンダウトでは「出せないけど嘘を乗せられる」ということはありますが、時間ブラフをして嘘を乗せるような人は殆どいません(後述有)。そもそも時間ブラフをした時点で「出せる」という選択肢がある場合が9割以上なのです。

他にも細かい理由はありますが、大筋はこの2つとなります。では、時間ブラフをどうしてもしたい場合はどうすればいいのでしょうか。
それは単純「時間ブラフを『考えてから乗せる』に変換する」でいいのです。

時間ブラフをして嘘を乗せる人がいないのは、時間ブラフをして嘘を乗せるくらいならパスする方が殆どだからです。ですから時間ブラフをしたい場合はその時間で嘘を置いた場合のことや真をスルーされた場合の想定を頭の中で作りましょう。時間ブラフをする10秒を考える10秒に変換することで自身の時間を有意義な時間にすることができます。
こうやって時間ブラフというものを減らしていくことで有意義なミリオンダウトを進めることができると思います。

といったところで今回は終了となります。ミリオンダウトのことを書いていないようで私の中では特に伝えたい内容である理由は「これらが上達に繋がる」「自身を磨くことができる」からです。
ミリオンダウトを通して自己肯定を上げていきましょう。


次回は「はじめてのJokerクラスになりたいあなたへ」になります。
よろしくお願いします。

本日のおさらい
・相手のプレイングに対して「上手い!」と思い負けた時には素直に受け入れよう
・対戦相手を大切にし、ゲームを大切にしよう
・時間ブラフを考える時間に変換しよう

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