AIの進歩で思うこと

職を奪われる?

まず間違いなく奪われる。沢山、奪われる。
飛脚や馬車が車に代わったように、肖像画に写真が代わったように、消える職業はいくらでもありそう。
機械が発明された当初も猛烈な反対運動があったらしいし、歴史的には何度かあった出来事のひとつだろう。

ただ原始の時代から考えて、あらゆる職が無くなったはずの現代でも無限に職はあるしなぁと、楽観半分、絶望半分という気持ち。

AIと人間の違い

正直な話、AIに人間が性能で勝つのはほぼ無理だろう。
将棋も囲碁もAIには到底勝てない世界になって早数年、それが他の分野にも進出してきただけの話のように思える。

ただAIに対して将棋を打とう、と働きかけない限り、AIが将棋を打つことは無い。
どれだけ綺麗な絵を描けても、どれだけ良い文章が紡げても、AIが自発的に何かをアウトプットすることは無い。
だから何かしたいという熱というか、欲というか、それが一番の違いだと思う。
そして、これからはそれこそが大事にされていくんじゃなかろうか。

人間は何をすればよいのか

ただ幸福に生きれば良さそう。
三大欲求をいい具合に満たし、人とコミュニケーションを取り、絵でも音楽でも自己が満足できる娯楽を行うことが幸福につながりそう。
自尊心というか、自己肯定感を持つスキルがより大事になりそう。当然今でも大切だと思うけど。

アイデンティティはどこに持つか

他と比べてアレが出来る、コレが出来る、ということはあまり価値を持たなくなっていく気がする。
ただ、今自分がこの記事を書いているように頭で考えることは出来るし、それを整理し、自分はこういったことを考えているんだと、こういう存在なんだと自認することは出来る。
我思う、ゆえに我あり。的な。
アイデンティティを自分の中に持つ方が、心の平穏は保たれるだろう。

別に研究者でも無いし第一人者でも無い自分がこんな文章を書いているのは自己満足を得るために他ならない。
ただ文章を書く熱が上がって、書きたくなったから書いている。単純な話だ。

お金はどう稼ぐか

当然の話ながら、AIには作れないプロダクトを持つことが大事だろう。
ようは、人間の熱のこもったプロダクト、ということだ。

食べ物でも、日用品でも、芸術作品でも良い。
音楽ライブでも良いし、地域のお祭りでも良い。カフェの憩いの空間でも良いし、騒がしい居酒屋でもしっとりしたバーでも良い。

とにかく人間が五感を通じて直接体験するもの、イビピーオに焦点が当たるように回帰すると思う。
そして、これらのプロダクトをより早く、より良く作るのに、AIはすごく便利に使えるはずだ。

終わりに

思ったことをダラダラと書いてしまった。
章立てと内容がちょくちょく合ってなくて気持ち悪いな~と思いつつ、別にどこかに提出するわけでもないからまぁ良しとする。

お金をどう稼ぐか、って章立てしておいてなんだが、AIが生活インフラを全て回してくれるようになれば、一般の人間は働かなくても良い世界にすらなりうると思っている。
サムアルトマンがおおざっぱに言って近い構想してた気がするし、頑張ってほしい。心の底から応援している。

早くすべての職を奪い去って、全ての人間が毎日お茶会してても回る世界になってほしいものだ。


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