俺ね、「眠い」っていう感覚がよくわからないの。
ごくごくたまに、コタツ入っててウトウトしちゃう、糖質の塊みたいな食事を摂った後、血糖値の急上昇で眠気がくる、ぐらいなの。
毎日の就寝も「眠いから寝る」じゃなくて「寝とかないと明日困るから寝る」なのね。
布団に入っても眠いっていう感覚はなくて、色々考えことをしてるうちにいつの間にか眠ってて朝になってるっていう感じ。
これは小さい頃からでさ、物心ついてから小学校低学年ぐらいまでは、とりあえず21時には布団には入る。そうしないとグチグチ言われるからね。だけど全く眠くない。
眠くない状態で布団にいてできることはただ一つ。考えごとしかないのよ。まさか寝っ転がって歌ったり独りインタビューおっぱじめるわけにもいかないじゃない？笑 そしたらまたグチグチうるさいしさ。
考えごとなら0円で且つ自分の中だけで完結できるじゃない？好きな人とムフフッ…とか、嫌いな奴やその家族を惨殺してもお咎めなし。頭の中ならね。この無責任さがいいよね。
こんな“眠いがわからない性癖”だからか、眠そうな人と寝てる人を見ると心底腹が立つのね。嫉妬しちゃうっていう方が正しい表現かも。
学生時代なら授業中とか、社会人になってからなら会社で、公共交通機関もあるか。いつでもどこでも寝れる人っているじゃない？俺の天敵。笑
ご病気をお持ちだったりお疲れだったりとか諸々の事情はあるんだろうけど、そんなこと俺には何の関係もないじゃない？理屈じゃなくて感情のお話で、「こっちが寝れずに毎日足掻いてるのに何お前だけ気持ち良さそうに寝てんだよ」と思っちゃうのね。
他の人は知らないけど、俺はそう思っちゃうの。正直。別に聖人君子を気取る気はないからぶっちゃけちゃうとさ。この感情は嫉妬でもあって羨望でもあるんだろうけど。
まァ、“眠いがわからない”で20数年生きてきてるから、今さら就寝即睡眠になれてもそれはそれで考えごとの時間が減って淋しい気もする。ワガママだな…笑