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BBC英語ニュースmemo | スコットランドの憎悪犯罪法に「ハリポタ」作者が反発 トランスジェンダーめぐり当局を挑発

オリジナルの英語BBC News
翻訳版のBBC News Japan

■ rising tide of hatred | 憎悪の高まり

「ヘイトクライム」が増え続けている中、ここ数年で世界中でこの表現が使われるようになりました。
First Minister Humza Yousaf said it was designed to deal with what he called a "rising tide of hatred" in society.
ハムザ・ユーサフ第一首相は、この法律は社会における「憎悪の高まり」と呼ばれるものに対処するものだと述べた。

■ reasonable person | 理性的な人

法律用語で「裁判において、特定の場面での行為者の行動の適正さを測るために裁判官が想定する、社会通念上の架空の一般人」。
A person commits an offence if they communicate material, or behave in a manner, "that a reasonable person would consider to be threatening or abusive," with the intention of stirring up hatred based on protected characteristics.
この法律では、保護対象の性質について憎悪をかき立てる意図をもって、「理性的な人が脅迫的または虐待的とみなすような」ものを公表したり、そうしたふるまいをしたりした場合、違法となる。

■ protected characteristics | 保護対象の性質

上の文にも出てきている「保護対象の性質」ですが、この記事においては「年齢、障害、宗教、性的指向、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)であること、あるいはインターセックス(身体的性別が一般的な定義に当てはまらない人)」ですね。なお、以下の文は日本語訳がなかったので私訳しました。
The bar for this offence is lower than for the other protected characteristics, as it also includes "insulting" behaviour.
この犯罪には「侮辱的」行為も含まれるため、他の保護対象の性質よりもハードルは低い。

実態が今ひとつ掴めないのですが、エディンバラはヨーロッパでも有数のLGBTQ+フレンドリーな街。その文化を守りたい行政のアクションがハリポタ作者とハレーションを起こしている、のかな?


自分の勉強用に週に数本こうして記録していきます。

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