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ソーシャルトレード(コピートレード)を始める人が読むべきノート

筆者は2023年8月8日からcTrader Copyでコピートレードを始めた。現在2ヶ月経過して奇跡的にプラスとなっている。この2ヶ月間でコピー中のストラテジーが突然死ぬ事を何度も経験をした。その経験からストラテジーの選定方法得たのでそれを伝えるためのノートとなる

コピーストラテジーはかなり高い確率で即死していく

コピーストラテジーを選ぶ時「3ヶ月以上右肩上がりでROIが300%もある、これなら大丈夫そうだ」と安易に選ぶのは危険だ。検索結果に出てくるストラテジーは安定して勝っているように見えるが、1年後に生き残っているのは数%だろう。検索結果には大損して停止したストラテジーは表示されないので「現在、検索すると表示されるストラテジーはたまたま生き残っているだけの氷山の一角で、その背後には数えきれないほどの屍がある」という認識をもって検索結果を見るべきである


即死したコピーストラテジーを見てみよう

コピーしていたストラテジーが死んだ時にスクショを撮った。停止しているので二度と検索結果には出てこない。検索結果には出てこない即死したストラテジーを紹介して簡単に口座残高が0になる事がある事を周知したい。これらは筆者がコピーをした事があるから知る事ができただけで、存在を認識する前に即死していったストラテジーは数えきれないほどある。ちなみに筆者がcTraderCopyを始めてまだたったの2ヶ月しか経過していない。10個以上あるが分かりやすい6個を紹介する

こいつで3万円負けた
こいつで5万円負けた
こいつで2万円負けた
こいつで2万円負けた
こいつで2千円勝った。即死を予見して停止してた
こいつで1万円負けた

↓2023年11月08日に追加
Hephaistos。4ヶ月続いてROIが3,047%あったが、トレンドに逆らってナンピンを続けた結果、1日でマイナス$1,200で終了

4ヶ月続いてたがナンピンばかりするのでこうなるのは運命だったと思う

↓2023年11月06日 Sleepy陥落

凄い日だった
凄い日だった
凄い日だった
凄い日だった

コピーストラテジーの選び方

ROI(%)だけでなくEquityの推移を確認して無理なトレードをしていないか確認

次の画像から、非常に危険なストラテジーである事が簡単に読み取れる。ROI(%)や口座残高の推移だけ見ると安定しているように見えるが実際は非常に不安定でいつ死んでもおかしくはない

  • 左の赤枠は口座残高$500に対して含み損が$450あった事

  • 右の赤枠は口座残高$900に対して含み損が$550あった事

  • 赤枠で括ったところ以外にも何度も死にかけている

ROI(%)の推移が良くても実際はボロボロ

たったの2ヶ月でこんな何度も死にかけているストラテジーをコピーしたらすぐに口座残高が0になる。今生き残っているのはまさに奇跡以外の何物でもない

含み損を抱えた時にナンピンマーチンゲールをしていないか確認。ナンピンマーチンゲールをするストラテジーは必ず即死する

ストラテジーのHistoryから売買履歴を確認できるのでナンピンマーチンゲールをしていないか確認をしよう。画像はXAUUSDを売り始めて価格が上昇するにつれてナンピンを繰り返し、ロット数を増やす愚かな行為を捉えたものである。この後さらにXAUUSDが上昇しROIがマイナスとなって停止した

もしXAUUSDがその日のうちに下落し生還できていた場合だが、Equityが大きく下落した事はEquityの推移グラフには反映されない。そのためこの画像のストラテジーがとても健全なトレードをしていたように見えるだろう

よって負け始めた時にどのような行動をするのか、コピーをする前にHistoryで確認しておくべきである。同じ通貨ペアを短時間でナンピンしている履歴が確認できた時は注意しなければならない


筆者が2ヶ月の間に損した総額は30万円

現在停止済みのストラテジーのNet Profitの合計はマイナス30万円。画像は筆者が過去に1度コピーをしたが、現在停止させているストラテジーの一覧。9割は即死済み。既に削除がされたものはRemovedとなっている。ちなみに開始日に1時間で7万円消えた

筆者がコピーを開始した直後に即死したDyaus Pitar。この時は呆然として戦略のROI(%)推移のスクショを撮ってはいない。今は削除済みなのでもう撮れないが、Xの投稿に一部が残っていた。見ての通り3ヶ月に渡って綺麗な右肩上がりのグラフとなっていた
ちなみにコピートレードをはじめたての筆者はロスカットを設定できる事を知らず、投資金額をまるごと消し去ったのである


筆者が2ヶ月の間に勝った総額は63万円

勝った総額は63万円だが、勝った時はストラテジーに30%の報酬が払われるので63万円から20万円引かれて、得た総額は43万円となる。損した30万と併せてプラス13万円である。筆者が2023年10月現在コピー中のストラテジーは有料情報100円とさせてもらう。なぜならとてつもない苦難を乗り越えて2ヶ月生き残ってきたからだ。駄目なストラテジーをコピーして即日数万円損する事に比べたら安いものである。世の中の95%の人は5分働けば100円を稼げるのだし。

2023年11月07日更新 筆者がコピーして"いた"ストラテジー一覧

※11月から自作cBotsに全力投球しているのでコピトレを停止した。そのためお気に入り登録しているストラテジー一覧

ストラテジーが大量死したのを確認したので有料はずしました

Sleepyを筆頭にcBotのストラテジーを多くコピーしていた。各ストラテジーの詳細な説明は省かせてもらう。トレードの多くが自動売買によるものと推測できるストラテジーの後ろには(cBot)と付けてある。11月からは自分のcBotsと裁量をした方が効率がよくなったのでコピーしていないが、いつでも再開できるようにお気に入りに登録しているのでその画像

5 pips
5 pips High Risk
Sleepy(cBot) 死亡
Scalping4(cBot)
mnajar(cBot) 死亡
W11d(cBot) 死亡
Velocity(cBot)
Geforce(cBot)
mltdotrfe(cBot) 死亡
Hephaistos 死亡
Automata World(cBot)←筆者の自作cBot詰め合わせストラテジー

ちなみにcBotによる自動売買かどうかはストラテジーのHistoryのChannelから確認できる。cBot cTraderとなっているのが自動売買。ただし手動でクローズするとcBotとはならない

コピーを開始したら必ずしなければならない事

ストップロスは必ず設定しよう。ストップロスは必ず設定しよう

だいたい7割ぐらいでいい、含み損が3割越えたら即死の前兆なので

ストラテジーのEquity推移グラフと自分が許容できる損失からいくらにするか考えよう。一つ言える事は、含み損が口座残高の50%ぐらいになると予後不良。その後だいたいすぐ死ぬ

一瞬、$1000から40%も落ち込んで$600になっている

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