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羊の観察〔ソーラーファームと羊牧場のコラボ〕

宮城県にあるゴルフ場跡地に建設された古川太陽光発電所では下流域の自然環境に配慮し除草剤や農薬を使わず、人の手で草刈りをしています。太陽光パネルの下の草を刈るのはかなりの重労働。そこでパシフィコ・エナジーでは羊の放牧をおこなって除草を試みています。今日の様子を見てみましょう。


今日も元気に草を食べています。パネルの下の除草は大変助かります。

フェンス際の草も草刈がし辛い箇所です。綺麗に食べてくれています。これは助かります。

場内の排水路もちゃんと飛び越えています。

パネル下の日陰で休んでいます。

相変わらず人懐っこい羊たち

近すぎて撮れません

水分補給は生命線なのでしっかりチェックします

除草剤を使わない緑の絨毯広がる古川太陽光発電所

宮城県大崎市にある古川太陽光発電所は56.7MWの発電容量を備えた宮城県内最大の太陽光発電所です。古川太陽光発電所は大崎市の人里離れた山の中にひっそりと在ったゴルフ場を改変して造られました。ゴルフ場の平坦な地形形状を活用し、太陽光パネルを配置しています。また、除草剤や農薬を使用せず、草刈機または手作業の除草によって年間を通して低茎~高茎の草地環境が維持されています。

これまで6年間の稼働を続けてきましたが緑化が進むにつれ草刈りが大変になります。パシフィコ・エナジーは除草の新たな手法として、肥育を行っている羊牧場とコラボし、25頭の羊に来てもらうことにしました。

羊たちは11月まで発電所に居る予定で除草の任務にあたります。どんな草を食べてどんな草を残すのかなど毎週モニターしていきたいと思います。

パシフィコ・エナジーは全国で多くの大型の太陽光発電所を建設・運営していますが、できるだけ多くの箇所で羊牧場を営み、地球にやさしい発電所の運営と食とエネルギー自給率の向上に貢献したいと考えています。


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