10.9 東京たま未来メッセで行われる東京女子プロレス"レッスルプリンセス4"
その日、私が応援してやまない2人の選手が大切な一戦に挑む

瑞希vs山下実優

1人目はメインイベントで挑戦者に山下実優選手を迎えてプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(以下POP)に挑む瑞希選手だ

2021.11.25 後楽園ホール
その日、メインで行われたプリンセスタッグ戦
vs121000000戦で時のシングル王者であった山下実優選手から3カウントを奪い、タッグベルトを防衛すると共に、
「その白いベルトを持ってきた皆の事を尊敬してる。からこそ、東京女子が大好きやからこそ、瑞希も東京女子を背負っていきたいと思いました」
そう涙ながらに挑戦を表明した瑞希選手
「このベルトそんなに簡単じゃないから」
挑戦を受けそう言った山下選手
そして行われた2022.1.4のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
山下選手を追い詰めた瑞希選手だが最後は山下選手のクラッシュラビットヒートの前に力尽きた
誰よりも長い間最前線に立ち、誰よりも重いものを背負い続け、誰もが東京女子のエースと認める存在の山下選手
その底力を感じる試合だった

あれから1年10ヶ月の時が過ぎた
瑞希選手は盟友・坂崎選手からそのバトンを受けPOP王者となった
唯一届かなかった悲願のトーナメントを遂に制覇し、最高の状態で挑んでくる山下選手
立場を逆にして再び相まみえる2人、瑞希選手がシングルで山下選手に勝つのは初めてではないし、例えここで勝ったとしても、この一戦でで全てを越えたとはならないだろう
山下選手が背負ってきたものはそれだけ大きなものだ
それでもあの日"私も東京女子を背負いたい"そう口にして、今年3月ようやくそのベルトに辿り着きここまで守り続けた瑞希選手が真に東京女子を背負う選手となる為、"最高峰の試合で"必ず越えなければいけない相手なのだ
瑞希選手、一ファンの勝手な想いを押し付けるようで申し訳ない気持ちもあるけど、必ず守りきると信じてます(*`･ω･´)

ふりーWiFi vs 東洋盟友

2023.9.9
私は東女初の広島大会を観戦する為、広島に遠征していた
坂崎選手の怪我によりマジラビのベルトが返上され空位となっていたプリンセスタッグの決定戦への挑戦権が掛かったメインイベント、ふりーWiFi(角田奈穂選手・乃蒼ヒカリ選手)vs享楽共鳴(中島翔子選手・ハイパーミサヲ選手)vsらく・原宿ぽむ組による3WAYマッチ
そこで角田選手は中島選手の619を受け止め強引に紫電改で3カウントとタッグ王座決定戦へのキップを奪ってみせた
「勝ったぞ！」勝利を誇示する角田選手と角田選手以上に嬉しそうな乃蒼選手
ふりーWiFiの勝利を願い観戦してた現地の私はもう興奮の坩堝である
これはもうふりーWiFiがベルトを巻くべきである(東洋盟友推しの皆さん、ごめんなさい)

10.9を前に公開された角田選手へのインタビュー
そこに私が角田選手を推す理由が詰め込まれていた

順風満帆ではなかったかもしれない
遠回りしたのかもしれない
悔し涙をたくさんのんできたのかもしれない
でも、諦めなかった
いや、諦められなかったのかもしれない
そんな諦めの悪い選手は私は大好きなのだ
プロレスラーと舞台女優、その二つに本気で掛ける姿、それをやる原動力はどっちも好きだから
そんな選手が普通である訳はないのだ
一見では伝わりにくいだけなのだ

やりたい事をやりきる前に諦めてしまった側の私としては、私個人の勝手な想いではあるが、そこにこだわり続けた彼女に人生は捨てたもんじゃない事を証明して貰いたいのだ
そして、何より私はどうしてもそんな角田選手に笑ってもらいたいのだ
角田選手の想いが届く瞬間を見たいのだ
角田選手、乃蒼選手、最後はふりーWiFiが笑うと信じてます(*`･ω･´)BiBiBiBiBiᯤ