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腰の筋を痛めました

昨日の夜、いつものように旦那さんにくっついて眠っていたら腰の右側が痛くなった。
ぴーぴー泣いて、旦那さんに助けを求めて、なんとかまた眠ったけれど。
朝、起きてみてもやっぱり腰が痛い。
私は生まれつきの病気のせいで、足の長さが違う。左の股関節が外れて生まれてしまったので、何度もオペをしたけど、リハビリをしっかりしなかったこともあり、何度も開いた左足は筋肉がつきにくい。お陰ですぐに腰痛になる。
最近は時間を作ってプールに週2・3回は通い泳いだり水中ウォーキングしたり、水中ランニングしてるけど、何をやっても痛めてしまうことはある。
今日はおとなしく安静にして、明日からまた仕切り直すことにした。
ちょっと前までの私だったら、出来なかった。

控えめに言って、私はちょっと前に死にかけました。本当に。

生まれつきの病気のせいで、大動脈に瘤が出来ており一部はすでに乖離しているようだと、医者から告げられたのが一年前。
その少し前に旦那さんと結婚して、さらにその少し前に旦那さんと出会って、そのさらに少し前に私は祖母や両親を捨てて東京に引っ越して来ました。

ここ数年、いろんなことがありすぎて変化についていけなかった。
少しづつ、日常になり平穏な日々が訪れて、気持ちの整理をつけようという気になってきた。
私は文章にすると、思考がすっきりする性格のようなので、少しづつやってみようと思う。

日々の生活が忙しくなって、ゆっくり日記を書く時間もなかなか作れなくなってきたけれど、心のどこかで、もうそんな日々はやってこないと思っていたあの頃を思い出す。
どこか誇らしい気持ちにすらなる。
泣いて、絶望して、なにも出来ずずっと旦那さんにしがみついて、困らせていたあの頃の私は、もうすっかり遠い日になった。
あの頃は時間がたっぷりとあったけど、何かをしようと思う心や行動する体力は皆無で、なにをしていたかあんまり覚えていない。
旦那さんは、どんな気持ちで私を見ていたのだろう。
どんな気持ちであの日々を共にしていたのだろう。
たまたま今日は腰を痛めて、一日ぽかっと時間が出来たから、あれこれと好き勝手に過ごしてる。
きっと、こんな風に私が一人でお留守番しながら好きなことして過ごせるようになるなんて、あなたでさえ思ってなかったんじゃないかな?って帰って来た旦那さんに聞こうと思う。

劇的に何かが変わったなんてなくて、小さな行動を積み上げて積み上げて二人でここまでやって来た。
私は自分の寿命は40年のつもりで生きていたし、本当はもっと短かったかもしれない。医者にはあのままでは確実に…と言われた。
ひょんなことから、人工血管を手に入れて、人並みの寿命を得てしまった。しかもとびきり素敵な伴侶も。
50年近く伸びてしまった自分の人生の長さにクラクラしながら、胸を張って生きなくちゃって思う。
とっても最悪な人生の前半戦だったけど、後半戦は旦那さんというチームメイトも加わり、愉快なものになりそうだ。


写真は、いつの日かに旦那さんに作ったお弁当。



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