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日本ダービー/馬体診断から導く超厳選◎馬

さて日本ダービーの馬体考察を書いていきます。
最後に印をまとめていますのでゆっくりご覧になってください。


1.アスクワイルドモア 岩田Jr.

パッと見ただけでアンバランスさが目立つ馬体。どうしてもスピードの持続力、トップスピードが足りないような印象です。若駒のころからこの姿は変わってきていません。本当に強い馬は圧倒的に強みを磨くか、弱みを補ってきます。その成長という点で見てみてもココでは足りないと思います。ダートが合いそうです。





2.セイウンハーデス 幸

素質という面で見れば将来的には走ってくると思います。ただ、この馬を見た瞬間思うのは太いという点とまだ研ぎ澄まされた馬体ではないということ。成長力が課題。また脚の出が悪いこともあって前走は勝っていますが、メンバーが揃う今回は別で距離はやっぱり長いと思います。この馬が最初に使われた距離は…1400mです。これである程度分かりますね。





3.アスクビクターモア 田辺

馬体重の割に大きく見せれない、つまり頭部を含めた前駆が大きすぎる。そのためバランスが悪く写ってしまい、なおかつ足の運びにスムーズさを欠く。長い東京の直線では使える脚の短さが仇となり浮上は難しそう。





4.マテンロウレオ カズオ

各パーツの反発力が一瞬のスピードの加速を生み出しているのかもしれないがいかんせん身体が重く映ります。この馬も前>後という構造。終始チャカついてはいるものの悪くない気合の乗せ方。レースでもこの点が最後の爆発力を生み出すきっかけになっているような感じ。





5.ピースオブエイト 藤岡兄

前=中=後が均等に発達して肉付きが良いと思わせる馬です。ここに串をさせば団子◯兄弟…ですね。走る姿を見ればゴム毬のように伸縮しているのが分かります。ただ横の比較で可動域の狭さがあり、チャンピオンコースでその良さが発揮できるようには思えません。





6.プラダリア チョリ添

馬がコンパクトにまとまっているタイプ。その分、脚が出ていけばよいですがそういうタイプでもなくこじんまりと映ります。また飛節の位置も低めで前走の勝ちはメンバーレベルがもたらしたものと推測できます。パドックでは大幅なパワーアップが必要になります。





7.オニャンコポン 新幹線

小ぶりなアーモンドアイのようなイメージを持っています。精神面ずっしり構えられる点はこの馬の強みで操縦性が高そうです。このクラスに入ったときに気になるのはトモのボリューム感。ここに成長が見られればこのメンバーでも差がなく、実力を証明できると思っています。オニャンコポンの過去の呟きを貼っておきます。





8.ビーアストニッシド 和田

この形の印象を持つ馬は確かに初速があってよいのですが、長い距離になるとどうなのかなと思います。また上のクラスで戦うにしては武器に欠きまとまっている馬体の良さを活かしてどこまで好走できるかという感じにしか捉えられません。





9.ジャスティンパレス デムーロ

全体のボリュームに欠く造りに見えてしまいます。つまりは全体が細めでまだまだパワーアップが必要ということ。どうしても世代代表戦になると馬の質が何枚も落ちてしまうと思います。





10.マテンロウオリオン 横山父

この馬が馬券内に来るとは思えない馬体の造りと窮屈な歩様。前に重心があり、脚が伸びていかない分どうしてもこのチャンピオンコースをこなせるとは思えず、明らかに適性は1400m辺り。更にトモの成長も必要。課題が山ほどあります。





11.ジャスティンロック 松山

距離が伸びて良い馬の1頭ですね。ただ弱点としては飛節が伸び切らないところにあると思うのでその点ではトップスピードが足りないのかなと思います。前々で運びながら、早めに仕掛ける必要が出てきます。気性面では全く問題がないので仕掛けたいところで柔軟に動くことが出来るのが強み。全体の水準は高いと思います。





12.ダノンベルーガ 川田神

この馬の強みは骨格の良さと更にこの馬体重を感じさせない各パーツへの無駄のない筋肉の付き方。そして何より反発力を生み出す脚の造り。この大きな馬体を加速させるために必要な各部位の角度を見てもそれが十分でこの馬の強さに繋がっている。戦績を重ねるごとに馬もレースを理解しているのか集中力も増してきている。馬体写真を見る限り、ココまでの究極仕上げはなかなか見れないと感じさせるほど。素晴らしい状態で大一番に臨んでくるはず。





13.ドウデュース 武豊

馬体写真を見ると本当に仕上げてきた感がありますが、この馬には距離、条件が向かないのではないかと思っています。丸で囲った部分がこの馬のストロングポイント。写真を見てもかなりの方がパワータイプと分かるように2000m以下が良さそう。踏み込んだ際に若干身体が後ろに流れてしまう面があり、スピードの加速に時間がかかるような気がします。





14.デシエルト 岩田父

馬格が有り大きい馬。シルエットとしては前>後という構造。頭部の造りも大きめで前にもたれやすい分、前に行ける強みにはなるが、そのスピードがいつまでも持続するのは難しい。脚の運びは凄くなめらかなので、一歩辺りの加速が最大限発揮されると思うが、このメンバーとこの馬の展開を考えても宣言通り大逃げの前残りに賭けるしか無い。





15.ジオグリフ 福永いっくん 

皐月賞は2人で引いていたのがポイント。どうしてもパドック周回中は集中できず物見が多かった馬。陣営もそこに気付き大一番で修正を施していた。確かに前走のように''ハマれば''強いのかもしれないがまだ幼さを残す馬。また馬体の完成度を見てもほぼ同じ馬体重のダノンベルーガと比べて劣る感じが否めない。柔軟性があり、その点は最後の伸びに繋がるのかもしれないがたとえ皐月賞馬とはいえここでは1枚評価を落としたい。





16.キラーアビリティ タケシ 

前>中>後という順番で前駆の発達が目立つ。この手はこの距離は合わないのではないかという疑問がある。中距離はスタミナと走りの効率性、そして最後の脚が必要で本当のチャンピオンコース。捌きを見てもこの舞台が合うとは思えず軽視の考え。この馬が活きる距離はマイル前後かなと思います。





17.ロードレゼル レーン

背が高いのでその分、充実した馬体でないと見栄えはしませんね。この馬も赤く囲った部分が非力に見えてしまいます。ぱっとこの写真を見た瞬間にこれで500kgあるだと直ぐに思いますか?ダノンベルーガと比べてみるとその点で何枚も落ちてしまうと思います。ただ各部にバネを感じ、それが連動している感じを受けるので存在としては面白そう。





18.イクイノックス ルメール

新馬戦から比べてみると面白いくらいに馬がレースを理解し、体つきも変化し、歩様の質が変わっていったかが分かります。斜め上に伸び上がるような歩様で歩いていた馬が、休み明けを挟んだ前走は大きな変化を見せ、伸びやかにそして推進力を感じる周回でした。こうして縦の比較で馬の成長を辿ると本当に強い馬は一戦ごとに学習しているということが分かります。この馬の恐ろしいところは前走が休み明けということ。パドックに出てきたときに前走以上の進化があった場合にどうなるのか…そこがすごく楽しみな馬で人気通りにポテンシャルを秘めた馬だと思います。





抽選漏れ:コマンドライン

欠点が少なく、水準として高めではあるのですがいかんせん武器がない。また頭部の造りが大きく前に垂れてしまいがち。その点でスピードが落ちてしまいやすいと思うのでトップスピードには疑問があります。ただ歩様のスムーズさがあるように楽に前につけられるのはこの馬の強み。あとはパドックでトモを含めたボリュームアップが必要になってきます。






最終見解
◉ダノンベルーガ
◯イクイノックス
▲ジャスティンロック
☆オニャンコポン


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