キャッシュフロー

会社の創業は銀行からの借り入れや自己資本によって事業を開始する。
バランスシートでいえば、貸方に資本が積まれていき、その資本を運用して製・商品を購入したり、工場や機械を購入したり、人を雇ったりする。

すると借方に有形固定資産や商品といった資本が積み重なっていく。
このときのキャッシュフローは財務キャッシュがプラスで投資キャッシュがマイナスになっている。

ここから事業運営を通じて利益を出していくと、営業キャッシュが積み上がっていく。
そして、その利益を元手にさらなる投資を行っていく。

つまり、創業フェーズの会社のキャッシュフローは、営業キャッシュがマイナス又は少しプラス、投資キャッシュは大きくマイナス、財務キャッシュはプラス、となる。

利益をあげていくことで創業や事業運営の際に投資として借り入れを行ったときの負債を返済していくことができる。

成長フェーズの会社は、営業キャッシュが大きくプラス、財務キャッシュはマイナスになっていく。
投資キャッシュは会社の方針によってマイナスに触れたり、ほとんどゼロ、ということになる。

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