メルカリとオンライン図書館

何故かここ数日でメルカリで出していた本が売れている。かなり以前に出品していたものだ。メルカリなんて忘れかけていた頃だった。

メルカリをやっていると、なんて簡単に出品し、なんて簡単に発送作業が済むのだろうと感嘆する。ローソンで直ぐに発送作業が終わる。便利な世の中になったものだと思う。

購入者とのコミュニケーションも値切り交渉が主で、あとは「発送しました」「ありがとうございます」程度のもの。相手の住所も分からない。
ましてやローソンの店員とも話すことなく、「あっちのカウンターで貼り付け作業しますわ」程度。

どっか味気ない。
メルカリで本が売れても、嬉しさが乏しい。いつも「あぁ、作業が終わった」と思い、少し空しさも残る。

かたや僕はオンライン図書館で本の貸出を行っている。
ブクログというサイトを使い、本棚を公開。借りたい本があれば、TwitterのDMで連絡を頂く。そこからゆうメールで返信用封筒をつけ、発送。こんな感じだ。

なので先ずは借り手のフォロワーさんとやり取りをして、次に郵便局の受付のお姉さんとやり取りをする。
フォロワーさんは個人情報を伝えるので抵抗があるかもしれないが、仕方ない。そこはフォロー、フォロワーとの関係性のなかでの信頼関係だと思ってる。
郵便局では返信用封筒に切手貼ってもらったり、厚さは何㎝とかのやり取りを毎回する。郵便局もそろそろ顔を覚えてほしい。時にいつものですねって感じにもなる。

テクノロジーの発達で人が面倒だと思うことがどんどん省かれていく現代。それによってスピード化してきた。
それに反して繋がりは失われ、味気ない世界になったように思う。面倒なことはいくら省いても、次々現れる。お陰で世界は発展するのかもしれない。

それでもどこか人間味だけは残してほしいなぁと思うのです。

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