2023年、10月の連休に東京へ。
せっかくなら観光をたっぷりしよう！と組んだ旅程は4泊5日。という訳で、東京に到着しましてホテルに荷物を預け、さっそく向かったのは……。

蔵前。
カキモリさんです！

カキモリさんには以前一度だけ行ったことがあるのですが、以前は別の場所にお店があったんですよね。なので実質初めてのようなものです。
新橋で都営浅草線に乗り換えて、蔵前駅で下車。そこから「おそらく、この方向にお店があるはず！」という方向へと歩いて行きます。
しばらく歩いて「本当に、こっちで大丈夫かな？間違ってないかな……？」と、ほのかに不安になり始めた頃、このカキモリさんの店頭に到着。ほっ。

余談ですが、途中「自由丁」というカフェがあり。このカフェがあれば道は合っているんだな～と思いながら歩けば不安にならなくていいかも！
自由丁さんも面白いお店で「未来の自分に手紙が書ける」のです。今回は、ちょっと時間があるか微妙でしたので立ち寄っておりませんが、次の機会があれば行ってみるのもいいな～という楽しそうなお店です。余談おわり。

というわけで、カキモリさんの店内へ。開店時刻の直後だったからか、先客なしの状態で店内を独り占めしつつ、オリジナルノートを作る為のコーナーへまっしぐら。
こちらカキモリさんは、オリジナルのリングノートが作れるお店。
「表紙」「中紙」「リングの色」「綴じ方」「留め具」などを好きに選んで
オリジナルのノートを作れるというお店なのです。

以前作ったノートはこんな感じ。表紙は革、裏表紙は日本橋「はいばら」というお店の千代紙を使った厚紙になっています。表と裏で全然雰囲気が違うでしょ？それが楽しいかなって思いながら作ったノートです。中紙は、試筆を試しに試して試しまくって「一番いいな」と感じた用紙を選びました。「フールス紙」という名前の紙で、無地と方眼用紙のミックスになっています。リング部分は銅色のリングの上下留め。真ん中の部分が開いているでしょ？こうすると、手が引っかからないのが良いのです。あとは留め具を選べるのですが、あえての「なし」をチョイス。シンプルに仕上げられております。

前置きがすっかり長くなりました。
今回カキモリさんを再訪したのは、来年のスケジュール帳を作りたいな～と思ったからなのです。カキモリさんでは、中紙を選ぶ際に、マンスリー用紙とかウィークリー用紙とかも選べるようになっていて。
毎年、スケジュール帳選びで悩むワタクシ、東京に行くならカキモリさんのマンスリー用紙を使って手帳を作ってはどうか！？と思ったわけなのです。

そんな訳で、チョイスした表紙と裏表紙がこちら！
なんということでしょう。うっかり用紙の名前をメモし損ねてしまった（）ので表紙の名前がわかりません！白とオレンジで描かれる丸模様が、なんとなく明るく元気で前向きな感じになれる気がして選びました。
裏表紙は「ファーストビンテージ」の「スカーレット」です。表紙と色味を揃える感じで……この用紙が元々好きなのもあって、ちょうどいいなって！
中身は、2024年のマンスリー用紙＋無地のバンクペーパーが入っています。
マンスリー用紙だけで十分なのですが、中紙は2パック以上選ぶ必要があるそうなので、マンスリー用紙が印刷されているのと同じ紙、バンクペーパーの無地を1つ入れてみました。
それから最後に封筒を一枚。小物入れじゃないですが、ちょっとした収納用パーツがあると便利かも？と思ったので封筒を挟み込んでみました。
リング部分は銅。オレンジに色味が一番近いかな？と思ってのチョイス。
上下留めにしました。左利きだとね、リングが引っかからないのはやっぱりとても便利なんですよ～。留め具は今回も付けませんでした。

これで目的は達成！ですが、せっかく来たから2冊目も作っちゃいます！

表紙は……なんだったかな……（やっぱりわからない）
布張りっぽい感じの表紙、手触りが好みで！選んだ青緑系の表紙です。
裏表紙はまたしてもファーストビンテージ。こちらは「ターコイズ」です。
表紙は緑っぽいけど、裏表紙が青っぽいので、青緑ノートというよりも青のノートかな？って印象になる感じ。用紙の組み合わせで印象が変わる面白さもカキモリさんならではかなって私は思います。
中紙は、無地のフールス紙を4パック！無地の方が使い勝手が良いかなって前回のノートで思ったので、今度は無地の用紙だけで作ってみました。
リングは銀。この表紙と裏表紙には銀が合うかなって。これも上下留め。

さてさて。ここまで選ぶのに1時間くらい。
次は製本待ちのお時間です。トントンカチャカチャ、作るところを見学させて頂きます。20分位との事でしたが、もうちょっと早く出来上がったかな？
完成したら、お会計。スケジュール帳の方が3350円、ノートの方が2700円。2冊あわせて6000円という感じでした。
この金額、どう思いますか？
高いと思う方には、あまり向かないかもしれませんが、自由に好きなノートを作れてこの金額ならアリだな！って人には、きっと楽しいお店です。

そんな訳で、久々のカキモリさんを満喫しました！
ノート、使うぞ～！来年のスケジュールを書き込むのが楽しみだな～。